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ゲームで見る野球シーズン2021⑦ーオフシーズンー

 前回の記事は球団内のプロスペクトについて。この記事の最後にオフシーズンに向けて書いている。

 以上14名がチームの若手有望株。
 投手5名、捕手2名、内野手5名、外野手2名(梶原含む)の内訳でバランスは良さそうだ。コンバート等考えられるので捕手の指名は今年も行うとして、後は投手を指名する形になりそうだ。
 年齢層的には投手野手共に30代が増えてくる頃合いだが素材はこの通り揃っている。何人指名するかはわからないが、投手2捕手1外野手1をベースにドラフトに挑むことになりそうだ。

 ここでは現有戦力を年齢とポジションで分けてみたい。


投手(太字は左腕)

大谷智久(36),内竜也(36),山中浩史(36),大嶺祐太(33)
石川歩(33),野村祐輔(32),中後悠平(32),益田直也(32)
南昌輝(32),田中健二朗(32),藤岡貴裕(32),土田瑞起(31)
沢成樹(31),鶴井秀人(30),大瀬良大地(30),西野勇士(30)
公文克彦(29),田中英祐(29),中崎翔太(29),野元政隆(28)
星野大地(28),藤浪晋太郎(27)今野龍太(26)
田口麗斗(26),二木康太(26),戸谷茂幸(25),石川直也(25)
竹島亮平(25),岩佐幸博(20)板垣憲人(20)
内山憲人(19),藤澤敏浩(19)

江少慶(27)はポスティングでのメジャー移籍を希望(妄想)
山本哲哉(36)は引退

 左の先発投手がいないので、近年乱獲していることが伺える。流石に偏っている感が否めないか。全体的に若いが、大谷と内の後継者育成が急がれる。
 先発を中心に運営していると主力の中継ぎが離脱した際に痛手となる事もある。その点はどうか。
 セイバーメトリクスでは中継ぎは勝手に生えてくるポジションらしいが、まさかそんなことはと思う。先発からリリーフに配置転換する展開を除いたときに、イニングを任せられる中継ぎを何人確保できるだろうか。
 怪我がちの内を筆頭に益田、中後、西野が三十代で、公文、田中、中崎は来年三十歳を迎える。そう考えると中継ぎは議題の一つになるのかもしれない。
 市場から獲得した今野やトレード補強の石川直也がまだ若いので、この二人に頼りつつ、内山の成長に期待したい。若い中継ぎは市場に出回るわけがないのでその辺が難しいところだろう。

野手(太字は左打席)

今江敏晃(38),吉村裕基(37),岡田幸文(37),石川雄洋(35)
俊介(34),伊志嶺翔太(33),梶谷隆幸(32),高濱卓也(32)
張志豪(32),田中広輔(32),草野孝典(30),川崎宗則(29)
中村奨吾(29),寺嶋寛大(29),江村直也(29),藤原昭光(28)
水沢直輝(27),鈴木誠也(27),田村龍弘(27),北條史也(27)
横田慎太郎(26),島井秀浩(25),淺間大基(25),長内信介(25)
高木貴幸(25),朝倉祐貴(24),小湊晋一(23),奥脇克己(23)
鎌田智規(23),丸山和史(21),白川浩也(20)
河野剛裕(20),竹下純三(19),梶原敦志(18)

グリエルJr(29)はメジャー移籍を希望(妄想)
谷口雄也(29)は自由契約とした。
2017年からロッテに所属する谷口は、その年を19試合打率.147(34-5)に終わる。翌年も8試合、打率.063(16-1)とした。その後も4試合5試合と出場機会を得ることが出来ないまま2021シーズンを迎え、今年は出場機会が無かった。

 高校野球かよってレベルで左打者が多すぎる。そら俊介も伊志嶺も切れないわという話。主力が軒並み左の打線をなんとかするために、鈴木誠也や北條史也といったところを最近のトレードでは獲得している。
 次代を担う島井、淺間、長内、丸山、白川など全部左打者である。
 河野剛裕に賭けたくなる気持ちが伝わるだろうが、彼は中村奨吾とポジションが被っているのであった。。左右を意識してドラフトを行いだしたのが最近という呑気な運営のせいでもあるが。
 鎌田以降のプロスペクト六名は全て内野手登録で、今オフ梶原を外野コンバートするにしてもドラフトで一人獲得しておきたい。
 改めて見ても右の外野手がいない。吉村、俊介、伊志嶺が今更レギュラーを張るわけもないので、次点で藤原なのだが、藤原は伸び悩んだ末に遂に低い次元で安定した。水沢は守備に難があるとすれば鈴木誠也が一番有力で若い、という事になる。

久保裕也有能すぎる

ドラフト

 根元スカウトを働かせまくった私だが、それでも有力な情報がつかめなかった不作年。少数精鋭で勝負する思惑でそれは変わらないが幸先は悪い。
 スカウトが調査しなかった選手を一位で入札した。スカウトの立つ瀬がない。外野手の調査は繰り返していたが、お目当ての選手を発掘することは難を極めていたのだった。

センターが守れる両打の高校生だった
最後やんけ
そらそうよ
右投手を獲得。
ロースターに空きがなくてだな

 二年間乱獲の年を作った我々は、人数を絞る選択をしたが、ロースターに空きがない大誤算(当たり前)で三人の指名にとどまる。右の高校生投手を指名し、高木のコンバートに備えて捕手を獲得した。
 2022は育成もしっかりと行っていく。

市場へ戦いを挑む

 大谷がメジャー移籍(遅い)のイベントがあって「ふーん」と言う感想。日本ハムは大変になった。ロッテから海外FA権を行使する選手は出てきていないが、もっと移籍してくれていいんだぞ。

ファ!!????

 お前二年間のレンタル移籍だったのか。宣言残留と言われても三億も出せないぞ、ロッテにそんな金はない。資金12億と書いてあるが、多め設定にしてるからで、普通設定だと三億も我々は貰えないんだぞ、俺たちはハワイでキャンプしたいから三億は残さないといけないんだ、「なんだ払えるじゃないか」とお前は言うかもしれないが、ロッテにそんな金はないんだ。

金はないと言っておるだろ
金がないを連呼するGM
益田25000万やんけとか言われてそう
西野は22000万やねん言うて
石川歩は20000万なんや
大谷智久も14000万とかや

 しゃあない。

 今オフ市場で何をすべきか。あと9ターンしかない。
 戦力整理のトレード・戦力補強のトレード・FA選手の獲得の三点の選択肢があるが(外国人補強は無い)、難しい選択になるだろう。
 若い中継ぎも若い外野手も市場には転がっておらず、年齢層の若い捕手陣に少しのスパイスを加えるための補強は少し試案。
 戦力整理のトレードはロースターに空きを作る、飼い殺しを防ぐ等の理由があって自動FAのないシステムにおいては必要な戦術だと思っている。ノーテンダーでも現役ドラフトでもないので、好意的に受け止められやすい。

トレード候補

◎石川雄洋、高濱卓也、星野大地
○岡田幸文、梶谷隆幸、藤原昭光、藤岡貴裕
△大嶺祐太、南昌輝、川崎宗則

 上から一人ずつ説明をしながら自身で分析したい。

 トレード加入した2016シーズンはユーティリティとして活躍。しかしレギュラー選手が固まるにつれて出場機会を減らしていった。トレードするとすれば古巣横浜に返却するパターンか。

覚醒イベントがあって能力はまずまず

 クビ候補だったものの2018後半戦での活躍により残留していた。能力年齢共にまだやれる選手だが、どこを守るにしても物足りない守備力が原因で出場機会が少ない。売り時は今、という感じ。
・星野大地
 2017シーズン15試合に登板して3HP。翌年も10試合に登板するなど順調に見えた。しかしその後は2020年の3試合だけの登板に終わっている。一定の球威を有数する直球は需要がある。

 千葉ロッテマリーンズのコアメンバー。2019年にレギュラーを奪われる。
 荻野貴司とのトレードで加入した淺間の飛躍の年であったことに加えて、横田慎太郎が本格的に一軍出場、鈴木大地の外野転向、長内の一年目などあらゆる向かい風にさらされた格好。少ない機会を伊志嶺や藤原とわけあったため、52試合のみとなる。一度落とした試合数はなかなか戻ってこない。
 苦しいシーズンが続いている。一方、鈴木大地が飼い殺しを防ぐトレードで楽天に行ったように、これまでのフロントの動きを継承すれば岡田のトレードはあり得る。

 2020年にトレード加入。それなりの対価を払ったのでFAでもないのに売っぱらうのは損。グリエルとのプラトン起用から今期はレギュラーを争う立場になるが、生え抜きじゃないので動かしようはあるかもしれない。ライトを若手枠にするチームの流れから、もしかしたらある。

 低い次元で安定してしまったドラフト二位。四年目に少し掴んだかと思われたが厚い壁を越えられない現状。まだ28歳であり右の外野が皆無なチーム状況では、トレードは現実的ではない。現実的ではないが、普通のチームならトレードに出されている。

AERAとかにめっちゃ記事書かれてそう()

 近年不憫な扱いを受け続ける左のエース。左の先発が居ないと言われるのは本人は大変癪だと思われる。江少慶のメジャー挑戦と藤浪の流出があれば、大事な戦力にはなる。バウンスバックがあるだけに放出はしないだろうか。衰えてるわけではないのだし。

 ここ二年登板が少ない右の中継ぎ。中継ぎ専門投手が減っているチームにおいて大事な存在だが、本人のためにはトレードも考えられる。35試合が計算できる投手は多くはない。トレードの可能性は低い。

高木豊とかが吹聴してるんだろうなあ(暴言)

 このレベルのショートは各球団が欲しい。白川や田中の積極起用はしているけれども、そうはいってもこのクラスを放出したらどれだけの対価を得られるんですかねえ????
 まず無いが、噂されるような扱いをしているとも言える(2017は一番起用だったが下位打線起用に変化・9歳年下白川の起用・トレードやドラフトでの内野手獲得・対左が数字以上に否定されている)。

 以上により、トレード候補は高濱卓也と星野大地と分析。よほどのパッケージがくれば石川雄洋と岡田幸文も候補にしてもよさそう。
 戦力整理の面と補強の面を兼ねると高濱+星野のパッケージでレギュラークラス一人を引き出すことも案。
 また、他の候補選手は来季のTDLでの放出も考えられるので、こういったロースター管理は時期を選ばない。

 さて、トレード候補を洗い出したところで、どういった選手をこちらは求めればよいのか。
 投手のバランスは良い。内野手、外野手共に起用したい若手が居る。こうなるとまさか捕手か??高木のコンバートが半ば決まっている(一塁手のバックアップを作れる)ので、捕手は足りていない状況かもしれない。
 小湊と田村が中心に回せるだけの選手層はあるため、第二捕手を既定路線とした獲得のために、星野や高濱を渡すのはこちらが損をしそうである。
(なんだかトレードしたい病みたいになってきた)
 藤岡貴裕はいるが、慢性的に足りていない左の先発も補強点。しかし若手育成を考える年にしたいのであれば、中堅レギュラークラスを獲得するのは一番弊害になりそうだ。
 TDLで上位なのか下位なのかでトレードの方向性を決めるのも一つの選択。

 ほなトレードはせん方がええの??

 いやー、しかし。どうしたものか。高濱卓也勿体無いかー。

市場が動く(FA補強)

 右の外野手でツール(足)も持ち合わせ、市場の中でまだ若い方だったので声をかけた。

 は?なんやねんそれ

増額してはみたものの
先発に若手の枠が出来た
長打力のある野手を獲得
8900万も出せないし獲得できず。
引退後のコネクションのために声をかけたが駄目だったか。
?????
お前ら二人とも手動でクビにするからな

市場が動く(トレード補強)

 あーだこーだと候補を洗い出していたトレードについて。

戦力整理

 球速信者なので、羽鳥、小野の両名をトレードで獲得。高濱卓也と石川雄洋を放出するとファームの試合を成立させるのが難しくなりそうなのだが、まあ、致し方無い。一軍の事を考えればいい判断だと思う。
 コントロールには難あるが球の強さで見れば所属球団でも上位に位置していたプロスペクト達を獲得出来た。WARを今後積める存在になりそうな本格派右腕羽鳥と、数の少ない若手中継ぎ陣に楽天から小野を加えた。
 常勝軍団と位置付けつつも、2022シーズンを育成の年にするプランは変わっておらず、それを体現したかのようなオフシーズンとなった。

キャンプでのコンバートなど

 2022シーズン、外野に一枠空きそうな雰囲気が漂う。2020シーズンにグリエルと梶谷をトレードで獲得した。2021オフにグリエルを放出したわけだから枠は確かに開くのだが、なんかスッカスカな気がする。
原因1・鈴木大地とデスパイネを放出した
原因2・岡田幸文がほぼ構想外になっている
原因3・吉村裕基が年を取った

コンバート案

 梶原と鈴木誠也の外野コンバートは確定。鈴木誠也はライトにコンバートすることで全会一致。高木貴幸のファーストコンバートも決定。捕手も続けながらオプションのためにファーストでも出場させる。

キャンプが始まる

高木をコンバート
鈴木誠也をコンバート
梶原をレフトにコンバート

 予定通り三選手をコンバートし、戦力を整理した。2022シーズンが始まろうとしている。




 


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