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プロスピ2015/2023振り返り⑩ードラフト振り返り

2015ー2023オフまでの間に37件もトレードしているのですがその振り返りは気が遠くなるので、ドラフトの結果を記すとかいう事をします。

2015

高校生いないドラフトってちょっと見栄え良くないね

プロ野球スピリッツ2015を始めて最初のドラフト。
指名獲得した五名で残るはドラフト一位草野孝典ただ一人となった。
一年目となった2016年に一軍出場を果たすと100試合に出場し14本塁打。見事新人王に輝く。2018年には31本塁打放ちリーグの本塁打王に。名実共にチームの主軸となった。
プロ二年目からサードのレギュラーに固定されたが、2021年よりファーストへコンバート。ファーストコンバート後は守備負担の軽減からか打撃成績が上向き、2021年は.308、2022年は.329と長年クリアできなかった打率三割をクリアした。
守備と打撃の相乗効果で、一塁コンバートから三年連続でゴールデングラブ賞も受賞している。
二年目から七年連続で規定打席到達、プロ入り以来二桁本塁打を継続中でチームもフランチャイズメンバーとしての活躍を望んでいるため、これからも長くチームに貢献しそうだ。

二位指名の藤原昭光は通算で73試合に出場。通算打率を.187(139-26)として、2023シーズンオフに構想外となった。2019年に残した35試合がキャリアハイで、層の厚い外野陣で機会を得る事が出来なかった。

2016

鶴井、小湊、水沢はチームの必要戦力として活躍中。
一位指名の鶴井は即戦力として一年目から活躍。10試合を投げ71.2イニングを消化し3勝。イニングイーターぶりを発揮し入団から4年間で71.2、180.1、166、91.1と消化。31勝を上げた。
開幕投手も任されチームのエースとしてローテーションを回っていたが2021年に調子を崩す。防御率7.18と急激に悪化し、以降6.44→4.71と振るわない。
ローテーションも外れ2023シーズンは中継ぎでの登板も多かった。
2022には完全試合を達成するなど、実力があるのは確か。巻き返しを図る。

二位指名の小湊晋一はプロ二年目の2018年に一軍コールアップ。42試合の出場で打率.287、5本塁打と非凡なものを見せスター街道がスタートした。
翌2019年には97試合で12本塁打と捕手としてリーグ屈指の打力を証明していく。しかし、以降そのバッティングは鳴りを潜めている。
低かった盗塁阻止率は良化し、守備面の成長はあるものの打力がネックとなってチーム内の競争に巻き込まれる形に。
確実性と長打力を兼ね備えた捕手という期待された姿と戦っている。

四位指名の水沢直輝は2018年に1試合2019年に9試合と徐々に試合数を伸ばしてきた。加えて2019年には少ない打数で2本塁打放っており、魅力を見せつけていた。
翌2020年、94試合に出場すると29本塁打放ちセンセーショナルなシーズンに。2021年からは38本43本44本と打ちまくり三年連続の本塁打王と指名打者のベストナインを獲得しており指定席となっている。直近二年は日本シリーズMVPでもあり、DH専門ながらチームに多大な貢献をしている。

2017

ドラフト一位の野元は一年目から大車輪の活躍。58試合88.2イニングを投げ防御率3.35と安定。初セーブも記録した。二年目も56試合に登板していたが、三年目調子を落とし二軍暮らしに。
ここで心機一転本来の先発へ転向する。2021年に10試合63イニングとローテーションを狙える活躍を見せ、2022,2023といずれも二桁勝利。
遠回りはしたが規定投球回と二桁勝利を安定して達成する、ドラフト一位の評価にたがわぬ選手となった。

ドラフト二位の島井は守備のスペシャリスト。一年目から61試合に出場し二年目も52試合。ただ課題の打力から打席数を多く得ることが出来ていなかった。攻守ともに成長を見せた三年目、91試合に出場し打率を.281とした。
四年目にはプロ初本塁打を記録しつつのシーズン5本塁打で一軍の座を掴み、以降は短い抹消期間などはありながらレギュラーに近い存在に。

2018

良い選手を順にとるのではなくチームの将来を考えたドラフトがこのあたりから始まる。
高校生内野手の一本釣りはその現れ。プロ一年目から一軍を経験するなどチームのトッププロスペクトとして扱われていた丸山は入団四年目に本格稼働。63試合の出場で14盗塁の活躍。バッティング全体では芳しくないが守備面は安定しており、一軍は掴んだ格好だ。2023は18盗塁で足を使える所は十二分に発揮している。ドラフト一位が代走さんになるのはやはり勿体なく、レギュラー選手になって欲しい。ライバルは多いが掴み取りたい。

二位の長内は毎年結果を出し続けている。
一年目に71試合、打率.295と新人王投票でも票を得る活躍だったが、ライトのレギュラーとして迎えた二年目に失速。打率.198でレギュラーを失ってしまう。この時ライバルとして同じ左打の淺間大基が活躍したり、後々は鈴木誠也がチームに移籍してきたりと、二年目にレギュラーを獲り切れなかったことがずっと響いている。
直近三年間では.320(316-101)と打っており、ホームランも7本。レギュラーでないのが不思議なくらいだが、層の厚さに跳ね返されている。

三位の板垣は、高卒先発左腕として大きな期待を背負った。
ただ一軍が遠い状態が続いている。20.2イニングにとどまっており2023シーズンは一軍登板は無し。
編成としては先発左腕はこの間トレードや即戦力の指名などで埋められてきており、岐路に立たされた。

2019

アマチュア市場屈指の左腕だった神村の競合は引き負け、同じ左腕の藤澤を指名。藤澤の一軍初登板は2022シーズンの最終戦。先発で1イニングを投げ0に抑えた。1年前に指名された板垣と同じ高卒左腕で数年後二人でローテーションに入る事が夢見られたが未だ実現しそうにない。

二位指名の白川は今や球団内で指折りのプロスペクト。一年目から一軍を経験し、二年目には36試合に出場。77打数23安打打率.299と類まれな才能を見せる。以降二年間でレギュラー奪取には至っていないが、ショートのレギュラー候補として優先的に起用される方針で、五年目に奪取となるか。

現時点で、この年のドラフトで一番活躍しているのが三位の岩佐。
一年目から一軍を経験し、三年目にローテーション定着。22試合131イニングで10勝し新人王に輝いた。スピード出世である。翌2023シーズンも7勝11敗と負け越しはしたが177.2イニングを消化し防御率も1点ほど良化。
奪三振能力とスタミナに優れており、新たなチームのエースとなる。

四位指名の高木も一軍を掴んでいる選手。捕手としての入団も、三年目にファーストコンバート。ポジションを増やしながら、一年目からホームランを記録した打力を活かす道を選んだ。
プロ入り以来少ない出場機会で高打率を残し、来る2024シーズンは開幕スタメンも勝ち取っている。首位打者も狙えると言われた技術を通年で見られるシーズンになるかもしれない。

2020

2023一軍デビューが多く編成上うまく回ったドラフト

ドラフト一位の竹下はコーナーのプロスペクト。
プロ三年目の2023シーズン、98試合の出場で31本塁打放ちチームの主軸へと成り上がった。一塁レギュラーの草野を脅かす存在であり、サードの定位置争いを激化させた存在でもある。チームを活性化させた2023の活躍は素晴らしい物だった。
二位指名の戸谷はスターターと期待されたが三年間で大きな結果は出せていない。21試合の登板のみで、中継ぎ起用も目立つようになった。球種構成的にはリリーフ向きだが、リリーフをやれるほど直球に強さがあるわけでも無い。帯に短し状態で、優先順位が下がっている立場である。
三位指名の内山は2023に開幕からクローザー登録。8HP4Sをあげるもとにかく打ち込まれほろ苦いシーズンとなった。結論としてまだクローザーは早かったわけだがシーズン後半は一定のパフォーマンスを見せたので、配球などを見直していきたい。
四位指名の奥脇は正捕手候補。2023年に一軍で多くチャンスをもらった。43試合に出場し初本塁打も記録。二番手捕手の立場を確立し、レギュラーキャッチャーの座を虎視眈々と狙う。
五位の梶原はまだ一軍レベルには無く、あと2,3年で持っている潜在能力を開花できるかという所。
六位の鎌田は内野ユーティリティの座を取りに行けるか。3年間で出場は28試合。

2021

筒井にべたぼれも獲れずに投手ドラフト

一位指名の小原は一年目から一軍のローテを経験。わずか2勝も12試合の先発登板機会を得て、今後の糧とした。球威と奪三振能力をあげるべく2年目は2軍で鍛えており、三年目となる2024シーズンから飛躍できるか。
一方二位指名の根岸は二年目の2023年に新人王になる活躍。
55試合に登板し27HPの活躍だった。ポストシーズンまでフル回転でエースリリーバーへの道を歩み始めている。

2022

2022ドラフトで一年目から一軍を経験したのは2名。
二位指名の芥川は先発中継ぎ合わせて7試合に登板し初勝利も記録。
五位指名の西浦は6試合に出場し安打も記録。
他高卒の三名は少しずつ強度を上げながら、3年後以降を見据えて二軍で起用していく。勿論巽のように評価を大きく上げた場合はその限りではない。

2023

派手に高校生ドラフト。小牧凌太以外は一年目から一軍起用は消極的。

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