プロスピ2015/2024振り返り③ー投球割合
画像をためすぎたので独立で。
西野勇士の投球割合
昨年から変わった点はスライダーが増えた点。リリーフの時からストレートとフォークの二球種で支配してきたが、スライダーを増やした。
元々4球種しかない構成も、それぞれのクオリティが高い。
フォーク多投を避けることで選択が増えたこともよかった。
羽鳥英俊の投球割合
球種割合は、好投している試合しか表示されないのだが、これを見ているとストレートを多く投じている試合の内容が良い。
Max156㌔のストレートを投げるだけに軸にしたいが、バリューの高いスライダーを持っているだけに頼ってしまう場面も有った。スプリットと共に精度の高い変化球がありつつ、ストレートを軸に来季は規定投球回到達を狙いたい。
野元政隆の投球割合
昨年精度を上げ投球の幅を広げたシュートの投球割合が減少。逆にスライダーが増えている。こちらもMax154㌔のストレートを有しており、スライダーに頼る悪癖が出てしまった。藤浪晋太郎のようだ。
リリーフをやっていた時のようにストレートだけで押し切る事は難しいが、多様な球種を使うスタイルで来期以降活躍していきたい。
岩佐幸博の投球割合
岩佐はストレートの球威が上記の投手よりも劣る代わりに、インコースを果敢に攻めるスタイルで勝ち星を挙げてきた。
ストレートとフォークの2球種で組み立てるタイプだが、ここから大幅に成績を改善させるためには、カーブの活用が鍵となる。
石川歩の投球割合
二枚目の画像は伊志嶺翔太の引退試合での投球。これまで生命線とし来たシンカーを封印し好投。スライダーを軸にした投球スタイル。衰えは隠せず球威も衰えてきた中で、シンカーを減らす組み立てで来期復活となるか。
芥川秀昭の投球割合
マネーピッチは縦のスライダー。この他カーブやカットボールもあるが実戦投入可能な球種は多くない。奪三振に関しては縦のスライダーを如何に効果的に使うかが大事だろう。
勝負の三年目に向けて考えていきたい。
田中英祐の投球割合
ツーシームとカーブをもうちょい増やした方がいいんだと思う。
細井一徳の投球割合
チェンジアップの精度がその日の投球に直結する細井。Max146㌔のストレートにカット、スライダーを織り交ぜるが、緩急の意味でチェンジアップが外せない。来期以降も内野陣が不動か実は怪しく、内野守備に影響されない投球を組み立てるのであれば、より大事になってくる。