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ゲームで考える野球采配論⑦ーストーブリーグ
先述の記事でオフシーズンの動きについて語っている。
今回はオフシーズンGMとしてどのような動きに出たかをまとめておきたいと思う。
まずはドラフトから
2019オフのドラフトは、本格左腕として育てられそうな素材と、選手層の薄い捕手。そしてスケールの大きそうな内野手の指名を狙っていた。2018オフでのドラフトで指名したセカンド丸山と先発板垣と共に、将来を担える選手がほしいところだった。
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まずミーハーなので左腕ということもあり指名してみた。
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そして当然のように外した。
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ドラフト選手一覧
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さてドラフト一位はこの選手。球威球速共にまだまだ足りないが素材型としての指名。高卒には時間がある。三年から五年かけて一軍のローテーションレベルにまで引き上げたい。
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ドラフト二位は白川。二遊間を守れる高卒選手では白川が一番良かったような気がする。ゲーム内でも現実世界で話題になったような不作ドラフトだったか。まずは守備力や走力の向上が必要だが、丸山同様打撃力も少しずつ上げていきたい。中島卓也や島井を超えるためには打力が必要。
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ドラフト三位は高卒右腕の岩佐。高校生としてはそれなりの球威と球速で伸びれば面白い素材。変化球もこれから伸びそうで楽しみだ。
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最後に社会人出の捕手を指名。打力で一軍に出てくれればいいか。守備は全体的に課題が多く、不作を象徴しているか。ただ対左投手に限っては好調なら期待できそうだ。
振り返り
素材型三人に加え、リザーブの捕手を指名。高校生は育成枠として長い目で見ることになるし、何か能力が一軍レベルになれば一先ずは成功か。ドラフトの日ではなく後でわかる事ではあるが、それぞれ上背がなくその点ではスケールに不安はあるが、楽しみに見ていきたい。
市場での補強
FA選手の補強はしないと、前の記事では書いた。元々ロースターに自信を持っているのに加え、沖縄でキャンプがしたかったのも理由。
(知恵袋で一億五千万あれば沖縄でキャンプが出来ると見たので、トレードも金銭を絡めながらいろいろしながら所持金を1.5億に乗せたのに二億から沖縄で三億ハワイだったわ、育成を楽しみにしていたのに、なんか千葉でキャンプやっとった、なんだよこれ、というか金銭多めに設定しとけっていう話ですわ、何をやっとったんだか)
以下は自由契約を手動で行った選手。この二人のほかにクルーズの契約が切れている。
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年齢的にも厳しいところ。致し方ない。
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さて、FA補強はしないにしても欲しい選手がいればアタックは掛けるもの。
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楽天から自由契約となっていた今野を4000万で(高い)獲得した。自由契約なのに希望価格が高すぎるのがこのゲームの難点だ。
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最速157キロは化ければ強い。まだ成長期である25歳で、自由契約選手の獲得といっても三年ほどは育成できるだろう。石川直也などと並んで未来の中継ぎ投手候補となる。球種も多く全てのレベルを上手く引き上げれば、リーグを代表するセットアッパーになれるだろう。
フリーエージェントの選手からは補強としては、今野1人。ロースターに余裕はないし、欲しくて安い選手はそんなにいない。
トレード補強
トレードはコスパがいいと前の記事でも書いたが、しっかり実践していった。大型トレードを一つと、ロースターの兼ね合いも含めたトレードを二つ敢行。
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まず大きな補強はこれ。ロベルト・オスーナが入ったことでリベロの優先順位が落ち、トレードの弾となった。本来TDLでやるべきだったかもしれないが、今すぐ回れるローテーション投手の補強は急務。ゲーム内評価でのみトレードの成功率が図られるプロスピにおいて、藤浪晋太郎を獲得するにはフェリペ・リベロクラスが求められる。成績は置いておいて、リベロの能力は随一で阪神タイガースの巻き返しを支える戦力にはなるだろう。
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新シーズンでは期待された活躍を見せた藤浪。一級品であるカットボールをはじめ多彩な変化球と剛速球で西武打線を圧倒。
相手打線を支配するタイプの投手はロッテに少なく、GMとしては素晴らしい補強だと感じている。
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久古は三球団目となるので、扱いはどうなんだという話であるが、基本は清田と誰かというトレード。左投手に対する強さに加え平均以上のライト守備がある清田はそれなりに魅力だが、外野が飽和していることに加えてコンバートしたサードにもライバルが多いことからトレードを決意。
巨人の土田は若いながら球速があり、スライダーもカーブも磨けばモノになりそう。こういう場合、現実世界では能力は可視化されないのでもう少しこちらに好条件となった可能性はあるが、☆の数が絶対なのだ。
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30歳となる年齢は懸念点だが、まだ成長過程ではあるしキャンプでストレートの強さも増したようだ。ストレートが強い投手は潰しが効く。ぜひ中継ぎで活躍してほしい。
続いて三例目のトレードはこちら。
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一塁手は高齢化が進んでいるものの、井上も若手のカテゴリーからは外れてしまっている。中溝も伸び悩んでいたので環境を変えるという名目でトレードの弾にした。
中継ぎ左腕は中後や松永が頑張ってはいるが枚数に不安がある。田中健二朗の補強は2020シーズン意味のあるものになるのではないか。
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もう少し派手に市場で動きたかった気持ちはあるが、金銭面の問題や枠の問題、そして一番はチームの完成度の関係で動けず。ポジションに穴が無いのは素晴らしいことだが、頭打ちになる可能性も秘めている。
プロスペクトを少しずつ育てながら好循環を作り出す過程にいるチームを、うまくやっていければと思う。
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