ドキュメンタリストは儲かるのか。
ドキュメンタリストとは、「 広告表現とジャーナリズムのいいところを組み合わせ、社会課題の解決に貢献できるような表現に取り組む人 」をさしています。映像といっても、映画、テレビ、広告、ブライダル、ミュージックビデオ、最近では NETFLIXのようなコンテンツやYoutuber、様々なフィールドがありますが、私の場合は、フィールドを固定せずに扱うテーマを社会課題に限定しています。
「 ソーシャルグッドは、お金になりますか? 」
以前、セミナーでお話させて頂いた際に、このような質問を頂きました。その時の私は「 今はまだその時期ではないかもしれませんが、徐々に予算がこちら側に傾いてくると思います。 」という回答をさせて頂きました。SDGsは2030年を目標に定められているいくつかのGOALですが、おそらくあと2年もすれば、ソーシャルグドは日常といいますか、当たり前になっていると思われます。だって、SDGsと言われると身近ではありませんが、コンビニからレジ袋が無くなると自分毎化しやすいですよね。溢れたペットボトルも消えていくでしょう。自動販売機はどうなるのでしょうか。
レジ袋の製造メーカーは、これからどうすべきなのか。
地球での生命の暮らしを優先に考えると、様々な変化を起こさなくてはなりませんが、変化には犠牲がつきものです。そうした現実を目の当たりにした時に、アイデアを提供出来るのであれば、社会から求められる存在になれるのではないでしょうか。レジ袋の製造メーカーが工場の生産ラインを大幅に変更することなく、プロダクトを生み出すとか、考えてみたいですよね。
人は、新しいことを避けたがる。
そうなんです。行動は簡単ではないのです。だからこそ、少し先の未来を映像で表現したり、正しいかどうかわからないことを映像で検証してみたり、結果的に誰かのスイッチになれる作品が作れたら、唯一無二の存在になれるのだろうと考えます。果たしてドキュメンタリストは儲かるのか、突き詰めてみたいですね。
2020年までに演出させて頂いた映像の一部をまとめてみました。3分程度です。よければ、ご覧ください。
以上。
ドキュメンタリストについてのお話でした。