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AIを駆使した動画編集、どこに辿り着く。
ご存知ない方もおられるかもしれませんが、映像制作の需要が増えることを見込んで、優秀なスタートアップの方々が、AIを駆使した編集サービスを提供してくださっています。よくタクシーで目に止まっていた『 VIDEO BRAIN 』さんや『 RICHIKA 』さんなど。まだ今は、AIの恩恵を受けるというよりフォーマットに落とし込むことで素人でも編集しやすいという程度に留まっていますが、可能性は絶大です。映像に長らく携わってきただけに想像が膨らんでしまいます。
これから編集の勉強する方は、もはや、やめた方がいいかもしれない。
Youtuber の活躍により、動画編集を始める方が増えていると思います。とくに、PCさえあれば副業で出来るとか、フリーランスだったら稼げるとか。そのように夢を膨らませる方には非常に残念な話になりますが、ごめんなさい。
もし、みなさんが素晴らしい技術を習得されたとしても、2、3年後にはAIの編集が主流になっており、動画編集者(エディター)の『 作業領域 』の大半は、いま失われはじめつつある「 コールセンター業務 」に近いものになります。
音声機能の上達によって、AI編集が激変する。
こうなるだろうという例をひとつ出すとすれば、『 10分話せば、AIが瞬時に1分に編集する 』という機能です。もちろん、Aタイプ、Bタイプ、Cタイプなど、いくつかの方向性が自動で形成され、さらに恐ろしいことはその作業時間です。早いに越したことはないので、10分の撮影をしている間にバックグラウンドで編集が進み、編集でセレクトされる言葉は『 人の心に届きやすい言葉 』が勝手にセレクトされている。つまり10分間話し終えた、その5分後には公開できている。
2年後のあなたが編集するならば、作業時間を考慮していくら請求するでしょうか
もちろん、芸術という観点からも人間が編集をするということがゼロになる。とは考えにくいですが、いま編集技術の勉強をなさられているならば、それと同時に自分が活躍できる場所づくりを進めてみてはいかがでしょうか。
必要かどうかはさておき、このような機能の実装は2年もかからないはず。