【MTG】pauperデッキを改修しよう~その02~ ペスト→白黒予想外の牙
セミが鳴き喚く時期に書き始めたこの記事、いつの投稿になるだろうか。
いつの間にかダスクモーンまででてしまいました。
※途中投稿のような状態です。
ブルームバロウでの新カード、《満ち欠けの証人》がペストデッキで使えるんじゃないかから大きな変更を施しました。
前身の純ペストから「ダメージと回復を戦闘前メインで繰り返す」事を意識して《墓所のネズミ》と《予想外の牙》をメインギミックとして仕込む形に変更させようと思います。
基本的な動きは一緒ですが、前身のデッキからは採用カードが大きく変わりました。
デッキレシピ
クリーチャー 22枚
4《ひよっこ捜査員/Novice Inspector》
4《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
4《クォムバッジの魔女》
3《這い寄る吸血者》
4《墓所のネズミ》
3《満ち欠けの証人》
呪文 18枚
4《噴水港の鐘》
4《夜の囁き》
3《予想外の牙》
2《喪心/Cast Down》
3《殺し/Snuff Out》
1《黒死病/Pestilence》
土地 20枚
4《磨かれたやせ地/Scoured Barrens》
3《オルゾフの聖堂/Orzhov Basilica》
3《平地/Plains》
9《沼/Swamp》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
サイドボード
3《精神ねじ切り》
3《闇の旋動》
2《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
3《塵は塵に/Dust to Dust》
2《焚火/Campfire》
2《変異原性の成長》
デッキコンセプト
前回と大きく変わり、黒死病の維持からラットファングの全体火力+回復のコンボが主軸。
ライフが動くイベントを増やしたい為、「ダメージを受けつつライフを得る」ギミックが欲しかった。そのため、「プレイヤーがダメージを受ける能力に絆魂を持たせる」という方向で《墓所のネズミ》が候補に。
ライフ回復も間接的に勝ちへ貢献するが、何度もアップダウンするような流れを作りたい。
厄介なクリーチャーは適宜除去しつつ全体除去を構えたい。
除去や調査、《クォムバッジの魔女》で序盤を耐え、《予想外の牙》でライフを取り戻し、《満ち欠けの証人》で決める。
変わった所は《予想外の牙》を主役にしたところ。基本的に《クォムバッジの魔女》か《墓所のネズミ》に使う。これらのダメージはクリーチャーが発生源なので絆魂の能力でライフを得られる。
ネズミは「場にあるクリーチャー数+1点回復」、魔女は「2点」と美味しい。ここにフィニッシャーとして証人を置いて強烈なフィニッシャーとして君臨させるのが目的。単純に証人へ《予想外の牙》を使うだけでも3/5飛行警戒絆魂と単純な殴り合いだとほぼ勝ちレベルになる。
最初はペストのダメージと回復ギミックを意識した作りだったが、《予想外の牙》が予想以上に強く使えることがわかり、極めて珍しい「能力でダメージを与える黒いコモン」探しをする結果に。
当然だがコモンなので強いカードは少ない。そんな中で探した候補カード達を紹介しようと思う。
候補カード紹介
※迷走してる部分も多々ありますので、採用の是非より面白がって頂ければと思います。
アイケイシアの両替商かな。フォールン・エンパイアから。
出た時3点ダメージとカウンター3個乗せ、自身生け贄でカウンターぶん回復。回復量はターンを跨ぐと増える。
とりあえず即2回イベントを発生させられるのが強み。誘発に《予想外の牙》を重ねて絆魂カウンターを乗せると「ダメージ」なので差し引き0かつイベント2回。更に回復を予約。
面白いなとは思ったけど流石に牙への依存度が高過ぎる気がした。
やってみたい面白ムーブだけど、調査枠を削ったり手札2枚使ってやるほどではないかなあ。
要約すると「アーティファクトが墓地へ行くと誘発して1マナ払うと1点回復」。アンティキティーから。
単体で見ると弱そうだが、実は「宝物トークンが1点ライフ」になるという点では登場時と大きく変わった所。生成そのものがそこまで簡単ではないのですが、《よろめく怪異》《強欲な掠め盗り》《煌めく障壁》《命取りの論争》等と組み合わせてブロッカーと生成役が兼ねられる。
ただ1マナ域が大渋滞するので調査が難しくなり、タフネス1なのも本線である《クォムバッジの魔女》や《墓所のネズミ》の火力に極めて弱いと弱点だらけ。流石に同時採用するのは難しいかと感じた。
効率的に宝物トークンを出す手段とライフを得る事が両立したら再び日の目を浴びると思われる。
《予想外の牙》にがっつり寄せたカード。
強化込みならデメリットを相殺しつつ4/3絆魂と非常に頼もしいカードになる。
デメリットが重いのでパウパーでは意外と使いづらく、強化込みでも《稲妻》の射程なので厳しい。
もちろん動けばコスト比で非常に頼もしいが、それなら《コーの空漁師》で盤面ぐるぐるした方がまだ良さそう。
こちらも結局牙頼みのカードになるのでパワーは魅力的だが今回は無しかなと。
「もっと良いカードあるだろ」の筆頭になりそう。
時間が経過してブラッドバーンが増えた事での意識。
《夜の囁き》と同じ枠なのでどっちを使うかの話になる。
調査、《噴水港の鐘》と1ドローカードはマナこそかかるがドローそのものは豊富。カード1枚と5点ライフを天秤にかけている訳だが、計3マナと重い代わりにオマケの多い《キャンディーの道標》まで見る事が出来る。
判断の分かれ目は《闇の旋動》のコスト1点かな。
タフネス1でなければ絶対使ってたカード。
採用するカードの兼ね合いでどうしてもタフ1は無理。