商店街の鰻屋さんの嫁にされそうになった話

今日も小話を✍️

私の住んでいる地域の商店街に鰻屋さんがあるんですよ

まぁまぁな古風な鰻屋さんです

親戚の法事終わりにみんなで商店街の鰻屋さんに行きました

鰻屋さんの2階を貸し切ってみんなで鰻を食べよう
という話になっていたのです

店に入ってすぐ、女将さんが出迎えてくれて
私は最後に入店しました

女将さんが、思い出したように
「2階に電話がありますので、何かありましたら、お電話ください」

私は電話することあるからしら…と思いつつ
「わかりました☺️ありがとうございます☺️」
とお返事しました

ちなみに私はその時、ピチピチの21歳✨

ただ、法事ということもあり超ナチュラルメイク

女将さんにはどう見えたのか分からぬが…
その後、鰻を運んできた女将さんの言葉により
変な空気が流れたんですよ笑

鰻を運ぶ時に、世間話や思い出話をしつつ、配膳してくださって
自分の40過ぎの息子がまだ独身で、毎日女将さんがお弁当を持って行くとか
誰か息子もらってくれないかとか
独身でどうする気なのかとか

そんな話をしながら女将さんが私のところに来た時に
「〇〇さんのところの娘さん?☺️」

「はい☺️お世話になってます」

「失礼だけど、お幾つなの?☺️」

「21歳になりました!」

「…、あ、まぁそうなのね☺️それならお相手は24.5くらいの人がいいわよね…」

「はい…☺️……?」

え、まさか、息子と結婚してくれないかしら…ってなってた???

ちょうど周りにいたのは少し等親が遠い親戚
うまくフォローできずに黙り込む笑

私もこの後、全力の愛想笑いしかできず、
女将さんもすぐ隣の親戚に配膳を始めたので事なきを得た…

鰻は相変わらず美味しかったものの、
変な汗が出た笑

みんなたらふく鰻を食べて思い出話に花を咲かせ
そろそろ戻ろうかと、ゾロゾロと店を後にする時
おかみさんがこっこり私の隣に来ていて

「さっきは変なこと聞いてしまってごめんなさいね💦良かったらまた来てね☺️」

「あ、いえ!また来ます☺️」

また全力の愛想笑いをしたまま
「ありがとうございました☺️」
とお店を後にしました

女将さんの息子を思う気持ちだけど
息子の気持ちはどうなのか…

私は無駄にドキドキしてしまったけど
今、女将さんも息子さんも幸せだと良いなと
思いながら✍️


今日も小話でした!
明日はまた長文をたらたら書こうかな?

読んでくださる皆様、いつもありがとうございます!

パセリでした🌿またね〜👋

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