「大学辞めた話」


現役での受験失敗

元々、すごーく行きたい大学は旧帝大でした

その志望校は試験最後の大門でポカミスをして
落ちました

いまだにその問題を覚えているほど悔しかったです😭

そして、不合格を貰って恐ろしくどうでも良くなった私は、滑り止めで受かった学校の中で、1番偏差値の低い大学を選びます

なんでや!って思うでしょ?
今の私も思います笑

でも当時は、志望校落ちたなら、もうどこ行っても同じだわ🙄
それなら1番に下の大学を見に行ってみようと
オープンキャンパスも参加したことの無い大学へ進学します

ここで謝ります。お父さんお母さん、こんな理由で大学を選んで、ごめんなさい。🙇

まぁ楽しければいいだろう、卒業できればいいだろう、就職できれば!そんな気持ちで進学しました…

進学した大学の現状

ここで4年間学ぶんだ!そんな気持ちで通い始めました

でも、その学校で目の当たりにしたのは、

・授業をサボっている人
・講義室にいるものの、ずっとおしゃべりをしている人
・常に女の子に声をかけて、振られたらその隣の女の子に声をかける人
・彼氏ができたら、学校に来なくなる人
・追試をずーっと受けて落ち続けている人
・落単ばかりの人

なんというか、こう…
やる気というものがあまり無い学校でした
退学率もとても高かったようです

(まぁ私もその確率に貢献してしまったのですが…笑)

この大学の恐ろしいところは、みんな勉強をちゃんとしていないから、
暇なんです

暇だから、余計なことを考えて、人間トラブルを起こしちゃうんです

私も人間トラブルにめちゃくちゃ巻き込まれました笑

もう勘弁してくれよー…
と思いつつ勉強がんばろう!と熱心に通っていたのですが…

卒論発表会に出席した時、私は衝撃を受けました

「え?これ何年生の発表だっけ?」

そう思ってしまうほど、

・ありきたりな研究内容
・大勢の前でしっかり話せないプレゼン
・質問に答えられないほどの準備不足
・ほんの数分で終わる発表

当時1年生の私が、自分が4年生になった時、なりたい人物像は1人もいませんでした

あー、これはダメかもしれない

環境に流されやすい私は、
どんな場所でも頑張れる!
そういう人間ではないのを思い知りました

かと言って、ここで大学に退学届を出して、社会には出れない(まだ働きたくないと思ってた…父母、わがままで本当にごめん)

春休みに考えて出した結果は

「次の大学に行く‼︎

でした

実は大学に進学する時、最後の最後まで
迷った学校がありました

ただ、この学校にもオープンキャンパスは行っていなかったことと、
新設された学部のため、就職の実績がなかったこと
そして実家から遠いので確実に一人暮らしになること

これを考えた上で選択肢から外れました

もう一度、この学校についてリサーチを始めました
1年経っていたこともあり、口コミやその学部の活動が発信されていました

こういうものは見れば見るほど魅力的に見えるものです

この大学で勉強したいな…
人生最後の青春、ここで送りたいな…

そんな気持ちになります
ですが、

今更、大学を変えるってなんだよ…
お金いくらかかると思ってんだよ!

そう思う自分もいるんです
親に迷惑かけます
一生懸命働いたお金がこんな軽い決断で消えていくのですから…

でも、ここで学びたい、お金…
その相談を親にしてみました

すると…
「そういう相談をするってことは、もう行きたいんでしょ?」

はい…その通りでございます

「お金は何とかするよ」

実際、お金は無かったのかもしれません
でも、それを私には言いませんでした

ここまで言い切ってくれるのなら
中途半端な気持ちじゃいけない!
魅力的に見える学校が本当に良いところか
見に行こう!

そうだ!オープンキャンパスへ行こう!

と、一気にやる気になります

でも、行く前にまずは下調べから…

・パンフレットを隈なく読んで、疑問に思うことはメモ
・生徒に聞きたいことをメモ
・先生に聞きたいこともメモ

・オープンキャンパス内の行きたいイベントを効率よく回るために、大学内の地図と開催時間を確認

そういえば、自宅からこの大学までの道のりも調べないと…

念入りに準備をして当日を迎えました

東京へ1人で行くのはこれが初めてでしたが、
下調べのおかげか全く迷うことなく到着

大学にはたくさんの大学生と高校生がいて、自分の立場が恐ろしく悪いものに思えました

それと同時に、高校生とその親を誘導したり、明るく挨拶をしたりしている大学生を見て、

「あんな風になりたいな」と思ったのです

この学校のいいところは、大学生が前に出るオープンキャンパスを実施しているところでした

実際に大学の敷地内には多くの学生スタッフがいました

来校者に笑顔で挨拶をし、敷地内で迷っている素振りの人には必ず自分から声をかける
そんな学生ばかりでした

その学生達の姿が、私には眩しく見えて
今通っている学校では思わなかった
「将来なりたい学生像」がそこにはありました

学生と高校生とその親がごった返している場所が受付だった様で
私も長蛇の列に誘導されました

パフレット等々一式を受け取り、いざ出陣!

まずは志望学部へ!!!

解放された教室には、生徒の授業風景がまとめられている展示物がありました

パンフレットじゃ知り得ない情報がびっしり!

え、これ欲しいな…
と思っていると

「この学部、気になってますか?☺️」

学生が声をかけてきました

おぉ、コミュ力おばけか!?

ちょっとたじろいでしまった自分を察したのか

首から下げていた手書きのネームカードを見せて自己紹介をしてくれました
(す、すげぇ)

15分くらい案内がてら、授業や学生の話、学生から見た先生の話を聞かせてくれました
(ごめん、緊張してて詳細まで覚えてない)

次はどこに行くの?と聞いてくれるので
次はこのイベントに…
と言うと、絶対迷わない道案内まで!最後まで至れり尽くせり!

話終わっての感想は、

丁寧!良い!ここ良い‼︎

でした

学生と話せるの大事だなー
そう思いながら次の会場へ

今度は、教授による学部の話と試験の案内

お堅そうな先生来たわ…
と思ったら

その先生、話が面白い!!

で、隣にいる学生も体験談とか話してくれるけど、
それも分かりやすい!!

しかも話してるの2年生と3年生

比べちゃ悪いが、今いる学校の4年生よりめちゃくちゃ分かりやすいし、安心して聞ける

この大学いいわー

そう思いつつも、試験のことやそもそも私みたいな人入学できるのか不安になりました…

このまま帰っては意味がない!学生相談窓口へ行きました

学生が高校生の相談を受けるコーナーでしたが、ちょうど学部に詳しい先生がいたため、先生とお話をしました

メモしてきたことを全て、丁寧にお答えいただき、不安はゼロに!!

先生から見た生徒の話も刺激になるものばかりで、もうこの大学行くしか!と言う気持ちになりました

この大学の受験に関してはまた別の記事にしようと思います
なので端折ります!!

志望校合格

行きたい大学に見事合格し、親に報告します

「行きたい大学受かったから、今の学校辞めていい?通学の定期とか学費とか早めに辞めるならかからないから…」

「はいよー!」

え、軽!!

大学手続きどうやるのかなー?
学校に少しの申し訳なさを感じながら窓口へ向かいました

いざ、退学!

教授に学校辞めたいです…という旨を伝えたところ
窓口へ行きなさいと言われたため

「退学手続きを行いたくて来ました」

と言うと
無表情な職員さんが

「この紙の、こことここの枠、記入してください。あとハンコね。」

慣れた様に淡々と説明してもらいました

うん、やっぱり退学者多いんだね😅

後日、記入済みの退学届を持っていくと…

「はい、これで受理します。役員会議が来月あるので、そこで正式にこの届を受理し、書面をお送りします。」

「はい、よろしくお願いいたします。」

「以上です。」

あれ?「あ、ありがとうございました。」

え?こんなあっさり?退学できちゃうの?

変に書類が面倒とか職員さんが何か言ってくるとか
そんなのは一切なくて、退学なんて朝飯前だぜ!
ぐらいの勢いで終わりました

そして、友達と別れの言葉を交わして帰路につきました

友達もいつも一緒にいたけれど、泣くほど退学を止められたわけでもないので、それまでの関係という感じでした

(もちろん仲良くなってくれてありがとう‼︎の気持ちはあります)


さいごに…

あんなに勉強して苦労して合格して入った学校なのに
辞めるのは案外簡単でした

嬉しいのかちょっと寂しいのか…

大学退学するのってどうなの?と思っている人の参考になれば…と書きましたが、いつも通り長くなった…許せ…



明日は新しい大学での話にします!

初めて有料にしてみようかと…👀

明日も読んでくれたら嬉しいです!
またねー👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?