就活の面接で嫌な大人を見た話


社会に出る前の試練、「就職活動」
マイナスイメージを持つ方が多いのではないかと思います

ちなみに私の場合、タイトル通り嫌な大人に会い
すごく悲しくなった記憶があります

舞台は出版社の面接

就活なんてこんなもんだよって言う人もいると
思いますが、
私の経験談として聞いてくれたらいいな〜と
思いながら書きます✍️


書類審査からの面接

今思えば、ちょっとおかしかったなと思ったのは
面接の連絡が来た時でした

書類を送ってから、すぐ面接の連絡が来ました

2.3日もしてないのでは?と思うぐらい
デジタルだけではなく、実物の書類を送ったので
「本当に読んだ?」と思うほど早かった記憶があります

でも、その時の私は就活に惨敗してたので
どちらかというと、喜んで面接に行きました

待たされる面接

面接時間を指定され、時間まで余裕があったので
会社周辺で時間を潰しつつ、
面接の時間10分ほど前に会社の受付に行きました

すると、受付の人は不在

電話が置いてあり、御用の方はこちらへと
書かれていましたが、
宛先がたくさん…

担当者がわからない人はこちらまで
と書いてある番号に電話をかけましたが、
今でもその番号で合っていたのか謎です…

だって担当者の人と同じ名前が3人もいるんですもん…

そして、電話をかけ、自分のことを名乗り、要件を伝えてたところ、今行きます。と…

3分くらい待つとようやく担当者らしき人が
迎えに来てくださいました

その方に通されたのは、商談室のようなところでした
もっと質素なところだと想像していたのですが、
ドラマで見る、暴力団の事務所みたいなところでした笑

そして、「こちらでしばらくお待ちください」
と、席に促されるわけでもなく
その部屋で待てと言われました

すぐ面接官の方が来てくれると思ったので
立っていましたが、
待てど暮らせど来ない…

10分以上待ち、本来の面接時間を超えたあたりで
立っているのが辛くなり(貧血)

席に座りました…

その後も10分ほど待ち
そろそろ怖くなってきたのですが、
足音が聞こえました

その足音がとんでもなくでかくなり、
ドアがノックされ、面接官の方が入ってきました

「お待たせしてしまって、ごめんなさいね!」

声の大きい男性と、あまりお話しされない女性の方でした

話すのが怖い

挨拶を終え、その場で自己紹介をし、
面接はそのまま始まりましたが、
最初の質問に私は身構えました…

「まず、家族構成と家族のご職業から教えてください」

この質問にどうして身構えたかというと、
ブラック企業を面接の時に見抜く技として
面接官が家族構成を聞いてきたらアウト
と言われていたからです

ですが、この会社は家族構成だけではなく、
家族の職業まで聞いてきたので
もう真っ黒だわ…と思いました😅

この時、もう面接を辞退して
帰ってしまえば良かったのですが、
私にそんな度胸はなく…そのまま質問に答えました

その後ようやく面接らしい面接の質問が来て
自分が答えていくというスタイルだったのですが

ここで傷ついた出来事があります

質問をしているのは男性の方のみ

女性の方はメモを取っているだけ、
私は一応、その方に目線を配りますが、

その面接官と目が合うことはなく…
目が合ったと思ったら睨まれました

え、なに…?なにも睨まなくていいじゃないか…
そんなに変なこと言ってるか?と思いつつ、
目を合わせようとしますが、
その後はほぼ目を合わせてくれませんでしたね笑

社会人のやることかよ、と思いました

その方の人相が睨んでいるように見えてしまうとしても
相槌を打つだとか、少しくらいニコリとしてくれたらいいのに…と思いながら最後まで一生懸命話しました

しかし、自分が質問したいことを終えた男性が
女性の方に「何かお話したい事ありますか?」と言った瞬間、雰囲気が一気に変わりました

女性の面接官
「あなた…パセリさん、〇〇をやりたいって言ったり、〇〇に興味があるって言ったり、何がやりたいのかわからないのよね!」

確かに私は就活で惨敗していたことから、
どうしても内定を欲しいあまり
どの業務にも興味があり挑戦したいです!アピールをしていたのです

でもまぁこの会社、2つの部署しかないし
何したいかわからないと言われても
どっちかしかないじゃんと思っていました

そして強く希望しても希望部署じゃない方に
配属されたという話を聞いていたので
希望部署の話よりやる気がどれだけあるかを
話す対策をしていました

ですが、それが面接官には一貫性のない発言と捉えられていました

ただ、なぜそんなにも自分の気分を表に出すんだろうと思いました
私は就活生であり、学生であり、面接を受けている会社にとっては消費者でもある…それなのにこんなに責めらていると感じるほどの発言をするのは疑問でした

私にも非がありますが、伝え方ってもんがあるでしょう…と😅

その後も
「だから、うちに入って何がやりたいのか具体的に言って!」
と、語尾強めに言われてしまいました

私としては、もうこの会社落ちているだろうし、内定貰っても承諾しないからいいやーの精神で

「え、本当にやりたいこと言っていいんですか!?まず、今の記事マンネリしてて面白みが無いので、〇〇の取材を記事にしたいです!あとは正直な話、このままだと売上低迷するだけなので、〇〇市場にも視野に入れて参戦した方が消費者も増えると思いますし、集客することでそこからまた〇〇事業に挑戦できるのではないかと思います!あとは、従来の〇〇のデザイン、あれはもう若い世代には魅力的に映らないので〇〇を起用して一新したいです!なので、私が入社したらしたいことは〇〇の取材と〇〇と〇〇開発です」

と、一気に喋りました
所々に嫌われそうな嫌味も入れて…
まぁ嘘つき大会の就活で割と本音を言えた瞬間ではありました😅

面接官の反応は…と言うと
「わかりました」

だけ!!!!!

表情はなんとも言えない読み取れない物でした

ただ、私に意見を言わせたかっただけか〜と思いました
嫌味なんて言ってもなーんも響いてなさそうでした

ここでようやく男性の面接官の方が
うん!と何故か頷いて
「では、こんなところで面接は終わりにしたいと思います。次に〇〇試験を受けていただきたいので、〇階の部屋に移動していただけますか?」
と笑顔で言われました

今思うと、この笑顔も何か裏があるんじゃないかと思うくらい怖かったです

面接後


試験は筆記でしたが、ホッとした気持ちと、
あー、やっちゃったなーと思う気持ちが
混在していました

あんまり集中できなかったので
やっぱり落ちるなこれは!と思いながら
回収されていく答案用紙を見送りました

最後にまた案内役の方が挨拶に来てくれましたが
「あの面接官の方は、いつもあのような感じの方なんですか?」
なんて聞けるわけもなく、
面接と案内のお礼をして帰りました

帰り道は、それはもう、どっと疲れました

肉体的にというより精神的に

人から否定的な態度を取られると
私は元気が無くなります…

トボトボ歩きながら家路に着きました


結果通知

翌日、目が覚めて少しのんびりしていると
電話がかかってきました

見ると昨日受けた会社ではないですか!!

そして告げられた面接の結果は…

採用!!!(内定)

まぁ嬉しくもなんともないので
その数日後に内定辞退のご連絡を入れました

しかし、あそこまでの態度で(あと筆記試験の成績)で、よく内定出してくれたわな…

と、今となっては理由など聞けない会社にずっと疑問を持っています

皆さんは就活の思い出はどんなものがありますか?
素敵な思い出と共に大変だった記憶もありますか?

私は就活を通して、こんな大人になりたい、こういう事をする人にはなりたくない、そんな気持ちに気づきました

人にどう見られるか少しは考えていないとだめですよね

転職活動はあっても新卒の就活は一度きり

皆さんの就活がいい結果になりますように。


今日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました!

それではまた気が向いた時に書きまーす!
パセリでした🌿

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