映画鑑賞記録|『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』
遡ること2024年12月某日。
友人らと4人で遊ぶ約束をしていたのだけれど、そのうちの1人Aちゃんが我々との集合前に映画を観たという。
それがこの『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』だった。
Aちゃんから感想を聞いているうちになんだか面白そうだ、話題にもなってるし、となって翌日Aちゃんも含めた(!)メンバーで観に行くことになった。
正直ミリしらで、子どもの頃にテレビで放映されていたのをなんとなく観たきりで、先生たちとか乱太郎たちは知ってるけど上級生はぼんやり。
さらに土井先生が初恋だったわけでもなく……。という状態で観に行ったのだけど。
えっ、すごいよかった……。
土井先生、かっこよくない……?(今更)
お兄ちゃん???(情報多寡)
忍者のアクションってすごい。ジャパニーズニンジャってこんなにかっこいいんだって謎の目線で観てた。
女装しない山田先生をこんなにまじまじと観たことないよ。(失礼)
女装だいすきだからなかったのはさみしかったけど、先生であり忍者であり、また父親でもある姿がとても素敵だったなあ。
息子ーーーー!!!!!(何かに狂ってる)
利吉くんちゃんと観たの初だよ初。ひゃあ……。
それからドクタケ忍者隊!!!なんでそんな重要な人物たち記憶から消してたんだろ!!!!稗田八方斎さま!!!!!
あの、もう、ずっと笑ってたんですよ……。なんであんなにおもしろいんだろう……。
ビジュアルからしてずるいんだけど、歌って踊ったらそんなんおもしろいに決まってるでしょうよ……!
映画館にいた子どもたち全然笑ってなかったっぽいんですけど、幻ですか……?それともこの上映回だけ……?
私と隣の席にいた友人はツボに入ってしまって、笑いを堪えるのに必死でしたが普通に座席が揺れまくって4DXしてました。すみません。
本気で笑いすぎて息できなかった。
軽い気持ちで観に来たのに2024年笑い納め(?)しながら感動してた。感情のジェットコースターがすごい。
きり丸の出自はほんのりしか知らなかったので、うわーーーってダメージを勝手に受けてた。そこからの土井先生の包容力というか、本当に良い先生なんだなってじーんときてしまった。
自分と似たような生い立ちだったとしても、実際になかなか人にしてあげられるって難しいもの。
天鬼になって乱太郎、しんべヱ、きり丸らと対立してしまうシーンに胸を締め付けられてた。みんな先生のことが大好きだし、信じてるんだよね。
一緒に過ごしてきた時間やコミュニケーションの勝利だった。
帰ろうって言える場所があるって、しあわせなことなんだなあって思えたり。そんな場所が今の彼らにとっては忍術学園なのかな。
八方斎さまも元に戻って可愛らしくなってた。賢くないところに可愛らしさを見出していて申し訳なくなるけど、そっちのお頭の方が似合ってるって思っちゃった。
最後に勇気100%が流れたときの安心感がハンパない。もう何にも心配することない!って全身に伝わってきて身体の力が抜けていった。
ミリしらで観に行ったはずなのに、この充足感…!ギャグもたくさん含まれているんだけど、しっかりとシリアスも入れてきててその塩梅が良かった。
八方斎さまたちのダンスを堪能しにもう1回劇場に足を運ぼうか悩み中……。笑いすぎて画面ほぼ直視できなかったもんね……。どんだけ良かったのよ……。
土井先生はもちろんのこと、6年生と利吉くんが気になる今日この頃です。