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初ソウル、観光メインこっそり推し活な三泊四日旅行記

◆そもそもきっかけ

最近流行りの某K-POPアーティストのファン。好きになれば相手の事を知りたいのが世の常で、かつては近くて遠いと言われた韓国に俄然興味が湧き、ミーハーながらも是非行ってみたい!と思い立ってプランを建て始めたのが半年近く前。

暑い時期は嫌なので季節が落ち着く秋に出発することにして、取りあえず飛行機と宿さえ決めておけばなんとでもなるので、旅行社経由でオンライン予約。
宿はネットで情報を集めたり詳しい人に教えてもらったり。値段が手頃で、日本語が通じること、明洞が徒歩圏内、部屋指定ができること(真意のほどは確かではないのですが、韓国のホテルはツインではなくダブルが多いとか?だから部屋指定できないところは避けました)を条件にして候補に上がったのが、ホテルグレイスリーソウル。
リムジンバスが目の前に止まる国都ホテルと迷ったのですが、こちらに決めました。

飛行機は二時間程なので、LCCで十分。昼前出発、午後帰国便のジンエアーを選択。

ちなみに私の語学力は中学英語と物凄く時間をかけてハングル文字がすこしだけ読めるレベル。ヒアリングはほぼできません。カムサミダーとかアニョとかヨロブンとかなら聞きとれる極めてローレベル。

タイトル通りほぼ初ソウル。実は一回だけ昔、行ったことあるけど殆ど覚えてないのでカウントできないです。

◆辿り着けない雨のソウル

一日目 11月某日 土曜日

朝四時半に起きて最後のパッキング。寒暖がはっきりせず服装に迷う。六時半に自宅最寄り駅から出発。同行友人は海外旅行は記憶に無いほど昔の話。語学は期待できないけど、IT力が高く、度胸があるタイプ。

関空にリムジンバスで向かう。
海外はコロナ後初で四年ぶりくらい。久々で不慣れ感満載。バスに乗るとき乗車券ではなく、預け入れ荷物の引き換え券を出してしまい小さく舌打ちされる。
さらに空港に到着後、ジンエアーのカウンターを探すのに迷う。ようやく見つけて結構長い列に並び、なんとかチェックインまでたどり着く。
いつも一万円だけこの時点で現地通貨に両替する習慣があるので、ここでウォンに両替。(でも結果的に不要でした)

出国審査もすっかりIT化されていて田舎のネズミ大いに驚く。

飛行機は予想どおり狭かったけど、乗客が多かった。ジンエアー、人気あるのかな。接客などはほんとに普通だけど親切な感じ。

二時間程で仁川空港着。荷物ピッキング後にリムジンバスに載る。なんでだかクレジットカードでしか乗車券を買えなかった。
でもここまではスムーズ。

ところが南大門で降りるも道がどうしても分からず、宿であるグレイスリーホテルになかなかたどり着くことができない。すぐ近くをうろうろしてたんだけど。
南大門の商店街で雨にも降られて途方にくれていたが、現地の男性二人が朧気ながら教えてくれる。こちらから話しかけたので怪しくない親切男子なんだけど、結局彼らもスマホ地図もガイドブックもあまり役に立たず、トランクをガラガラいわせてさ迷う。

暗くなってからようやくホテルを見つけることができたときは心底ホッとした。フロントには日本人もいて完璧に通じる。
調査不足だし、荷物は重いし、雨だしですっかり慌てたけど、良かった。

私も友人も結果オーライタイプの似た者同士だけど、これがちょっとしたトラブルに凹んで文句や愚痴を言い出す相手だと、普段仲良しでも旅行は大変かも。女子の旅行友達って案外難しいから、旅行は家族としか行かないという人も周囲には多い。

wowpassという外国人だけが使えるプリペイドカードの機械がホテルに設置されているので、発券して円でチャージをする。
最初クレジットカードがあれば要らないかなあと発券を迷ってたけど、最悪落としても大金を入れてなければ被害が少なくて済むし、交通カードも兼用できるのでやはり便利。ホテル内にあれば慣れない操作もゆっくりできるし。

このホテルは食べ物屋が近所に幾つもあるし、コンビニやスタバが隣接している。特にコンビニは便利。そういう意味では正解だった。けど部屋はかなり狭い。ほんとに狭い。

チェックインして、夕食には鶏肉スープみたいなのと(名前忘れた)ビビンバを近所に食べにいく。
推しのライブ配信がたまたまあったけど、少し観た後は明日からの行程に備えて早めの就寝。

◆いざ、メジャー観光地の景福宮、北村韓屋村、ソウルタワーへ

二日目 11月某日 日曜日
エビマヨキンパとチョコチップの付いたヨーグルトを隣接しているコンビニで購入。このヨーグルトは美味しくて三日間とも食べた。

八時過ぎにはホテルを出発。
徒歩圏内の光化門を経て景福宮、民族博物館をゆったりと回り、その後北村韓屋村を巡る。ここ一番良かったかも。普通に住んでる家なので観光客が押し寄せて大変そうなんだけど、雰囲気あって素敵。

その後徒歩でラインフレンズ店に行く。推しグッズが売ってるので行きたかったお店。ちょっと品揃えは少なかったけど幸せ。

寒くてダイソーで帽子を3000wで購入。

近くにたまたまあったアーティストベーカリーという店でパンランチをテイクアウト。
ここすごい人気で店内だと二時間待ち。ウエイティングの予約もスマホオンリーで難しそうで、そういうのが得意な相棒におまかせ。私は食べられそうなベンチを捜す係に撤する。適材適所。

腹ごしらえの後、初めて地下鉄に乗るためwowpass内のTMoneyカード(wowpassと交通カードが一枚の中に共存してる)に現地紙幣を入金。交通費は現レートなら一回170円くらいかな。安いので地下鉄の駅でいつも少なめにチャージ。iPhoneならアプリ上でお金の移動ができるらしいです。
wowpassは円からチャージできるけど、TMoneyは現地通貨からのみ。慣れるまでややこしい。

南山駅に向かい、Nソウルタワーに登る。人気スポットで待ち時間が非常に長く超疲弊したけど、頂上で運良く韓国剣舞?を見学できたのがラッキー。景色もバツグン。ここで自分用にお土産マグネット購入。ただ寒くて震えた。

ソウルタワー



チケット売り場まで箱型の短いエスカレーター?があるんだけど、遅いし、たくさん乗れないので、あまり並んでいるようなら歩いてもすぐです。

ホテルに戻った後、近所の店でスンドゥブチゲの夕食。たくさん歩いて疲れたので遠出する元気がなく、近所に食べ物屋があるのは助かる。


◆買い物、漢江クルーズ、地味な推し活

三日目 11月某日 月曜日

朝は昨日のアーティストベーカリーのパンの残りとヨーグルト。
今日は土産購入の為にまずは明洞のスーパー、レモンマートをめざして朝九時頃に出発。私も同行友人も勤め人なので職場への土産はやはり必須。
同じ商品でも明洞中心に近づくほどあきらかに高いです。

また道に少し迷うも(お約束)、現地の人に助けて貰い到着する(拙い英語で訊ねても皆さんとても親切)、菓子や韓国海苔など土産に買う。

その後オリーブヤングでシートパックを購入。オリーブヤングって化粧品専門のドラッグストアみたいなとこだけど、開店前から人が押し寄せる大人気店。おかげで他の似たような店は閑古鳥だった。
寒くてまたもダイソーで今度は手袋購入。ダイソーさまさま。


一端ホテルに戻り荷物を整理してから、再び出掛ける。
ヨイナル駅で降りてシナモンロールとアイスティのランチ。その後、前日ネットで予約していた漢江クルーズに参加。これもおすすめ。


漢江クルーズからの眺め



下船後、ヨイナル駅からシンギル駅に移動してから龍山駅に行くつもりがホームを間違い延々、来ない電車をひたすら待ち続ける。
シンギル駅には通勤時間のみ電車が走るホームがあるそうです。だいぶ経ってから気付くぼんやりペアな我々。

龍山駅から歩き、K-POP好きならすぐわかる、念願の!ハイブという会社の社屋見学。普通の立派なビルなだけだったけど笑 

龍山というのはスタイリッシュで素敵なオフィス街で、観光客だらけでミナミみたいな明洞近郊とは雰囲気が明らかに違ってました。そりゃそうだよね。


スタイリッシュな龍山駅前

帰りは新龍山駅から再び地下鉄で明洞に戻り、有名だという明洞餃子店でカルグクスの夕食。さすがの美味しさでした。
屋台でタンフルというフルーツ飴を買って舐めながらホテルまでぶらぶら戻る。旅行って楽しいなとこの三日間を思い返しながら歩く。

現金はここでしか使ってないです。あとはほぼどこでもwowpassでした。

◆旅の終わりはArex

最終日 11月某日 火曜日

旅行中は毎日六時起床。
コンビニで購入したいつものヨーグルトとツナキンパの朝ごはん。私的にはツナはイマイチな味で残念。

十時にチェックアウトして今日の交通費分だけ残して、wowpassから全て払い出す。Tmoney分も地下鉄でなら払い戻しができるけど、残金は少額なので、空港のコンビニでジュース買いました。

行きはリムジンバスで来たけど、帰りは電車にしてみようと、最寄りの支庁駅からソウル駅まで乗って、Arexという空港直通列車の乗り場を目指す。
駅で飛行機会社のチェックインができるのでするつもりでいたけど、ジンエアーが長蛇の列で間に合わないかもしれないので諦める。

その後地下七階まで降りて!座席指定していた直通列車十一時半発で、五十分程で仁川空港第二ターミナルに到着。
電車内にスーツケース置き場があるのでそれほど大変ではないし、空港で全然待たずにチェックインとトランクを預けられたので、無理してソウル駅でしなくても大丈夫かも。

昼食は空港内で。辛くないかと確認して、ノットスパイシーと説明されたけど、十分辛かった。
支払いでお釣りを多く貰いすぎたと勘違いしたけどそもそもこちらが紙幣の桁を間違えていたことが後からわかる。

午後三時発関空行きのジンエアーに乗り込む。
同行友人はうっかり小さいモバイルバッテリーを預け入れ荷物に入れてたらしく空港で呼び出されてました。何でもわかるみたいだしお気をつけください。手荷物ならモバイルバッテリーはもちろんOK。

とにかく韓国のIT化は日本以上に進んでいたことに驚く。あと電子広告やバスの数も多かったな。ソウル中心街なんてバスだらけ。
円安のせいでショッピングの旨味は殆どなかったけど二時間ほどのフライトで海外旅行気分を存分に味わえて、珍道中だったけど楽しかったです。

ただもし次にソウルにまた行くなら、宿は日本語が通じて、リムジンバスの停留所に近く、wowpassの機械が設置されていることが条件。
Arexは安いし早いし便利だけど、インフォメーションでもあまり言葉が通じずバスの方が楽で利用しやすかった気がします。

慣れた人にはなんでもないことだろうけど、初心者で語学も堪能でなければ時間ばかりかかってしまいそう。


コロナ以降遠ざかっていた海外旅行だけど、手軽な韓国はとても魅力的。日韓ずっと仲良しでいてほしいです。

また行きたい~!

最期までお読み頂きありがとうございます。

         2024年 秋 夏みかん

#ソウル旅行 #wowpass #Arex   #初めてのソウル

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