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遺族年金制度が無い年金

幸いにも今のところ収入≧支出で暮らすことができている。住まいの修繕や不測の事態に対処する程度の資産の蓄えもあるので夫婦二人暮らしであれば、安心して長生きできそうだ。
とはいえ我が家の年金収入の柱になっている企業年金連合会からの年金には遺族年金制度が無いことが以前から気になっていて、ちょっと調べてみた。

年金制度は複雑でよくわからないがどうも次のようなことらしい。私が勤めていた企業は厚生年金基金を作っていたが、2005年に解散している。解散時に報酬比例部分の代行分の原資が企業年金連合会に移管されており、その給付も企業年金連合会から代行年金として支給されている。

企業年金連合会の年金には遺族年金制度は無いので、結果として私の代行部分には遺族年金がない。そして私の場合、この代行部分がそれなりに厚いので、遺族年金が無い影響がそれなりに大きな額となるということである。厚生年金基金の解散時には従業員の同意もとったはずだし、組合も交渉したはずなので、他の有利な選択しは無かったのかもしれない。というか残念ながらその時の経緯は記憶になく、覚えているのは三階部分の企業年金原資の受け取り方の選択、つまり一時金とか年金とかである。

分かりにくいことを長々と書きましたが、今となっては、家内に支給される遺族年金が決して多くないという事実に基づいて、老後資金を見通す必要があるというのが結論です。二人暮らしだけではなく、お一人さまとなった場合も想定して考えないとね。もともと年金だけで暮らすのはあきらめていますが、あらためて毎年の収支、資産の状況等を整理して、安心の老後が送れるかどうか検証してみたいと思っています。


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