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ソロモン旅行記2

さて、本題のソロモン。ソロモン諸島の首都ホニアラは、太平洋戦争の激戦地として有名なガダルカナル島にあり、昨今は大国の援助外交の最前線としてもよくとりあげられるため、かねてからいつかは行きたいと思っていた。安い航空券を必死に探したとはいえ、メルボルンからの往復では結局10万ほどかかってしまったが、行って本当によかったと思う。地面は穴ぼこ、道はゴミだらけだけれども、親切で笑顔が素敵でちょっと恥ずかしがり屋さんな人々が魅力的だった。

ナンディ空港
FJ269便でホニアラ空港へ 737-800
白ワインまでもらった模様
ホニアラ空港
日本軍がルンガ飛行場として建設したが、
すぐに米軍の手に落ちてヘンダーソン飛行場として
運用され、ガ島周辺の米側の航空優勢の立役者となった。
現在も戦時中のアンテナ?みたいなものが残っている。
不発弾の警告
ホニアラの公共交通を最初から乗り回す自信はなかったので、宿にpick upをお願いした。日本からの中古輸入車で、カーナビのGPSが横須賀を指しており、望郷の念をかきたてられた。
空港とホニアラをつなぐメインロード
ここはきれいに舗装されており、きれいやんと運転手さんに言うと、道端のゴミみろよ、それでもそう思うか?といわれて、あ、まあたしかに、、となった。
しかし、この道の舗装状況はもはや神レベルで、ほかの道はpotholeばかりである。
日本の建設会社が舗装したらしい(社名失念)
China aidによって建設されたスタジアムの看板
China aidによって建設された島一番のスタジアム
pacific gamesもここっていってたような、、

市内の丘を分け入っていくと、宿につく。ソロモンは本当に安宿がなく、1泊9000円くらい払ったと思うが、オーナーさんもいい人やったし、まあよし。Island homeみたいな名前だったと思う。booking.comから予約した。オーナーさんはテニスの元ソロモン代表で、ブリスベンへの留学経験がある人だった。12歳の娘さんもいろいろ世話してくれた。クレオールしか喋れない人たちもいる中で、このご家族は英語がうまい。

玄関の蚊帳
マラリア対策である。宿のオーナーによると、マラリアを媒介する蚊は、低地のクリーク周辺に発生しやすいらしい。日没~夜間は注意すべきといわれている。
植物を使った宿の屋根

ホニアラの公共交通としては、ミニバスがあり、市内ならば1回3ドル(60円くらい)で乗れる。Center marketあたりがターミナルでなのだが、パット見ただけで正しい行先のバスに乗るのは少し難しいので、バスに一人乗っている集金係の兄ちゃんが行先を連呼するのによく耳を傾けるか、直接聞いた方がよい。親切。

ミニバス ナンバープレートがBはじまりのものは、バス
左で立っているのが、集金係の兄ちゃん
Central Market付近のバス停留所
さまざまな行先のバスがここに発着するので、
いつも大混雑
スリに注意。後述の米国人おじいちゃん同行者が
スラれかけた。
夕食 地元の人も来るような店なのに、オーストラリアと外食の物価が変わらないのが恐ろしい。
おいしいのだけれども

2日目以降は、宿で出会ったアメリカ人のボブおじいちゃん77歳と一緒に市内を回ることになった。ほぼカナダのメイン州にすんでいて、エンジニアでもあり地籍調査人でもある。退役海軍軍人。77歳なのに元気。すごい。

ホニアラ市内
狭隘な平地部だけでは人口を養えないので、丘陵部にまで人が住んでいる。
野犬多し。夜はちょっと注意したほうがいいらしい。
ミニバス
真ん中の玉ねぎが、国会である。
マラリアの検査
この辺の国のミスユニバースが集まる会があるらしく、
機内でも何名かのミスユニバースがいた。
みんなそりゃ美人さんなんだが、
それ以上に(身長が)でかい、という印象がのこった。


ソロモン旅行記3へつづく



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