5回の引越しを通して見えてきたこと#07#モノとの付き合い方
Episode 07
15年の間に5回の引越しを経験
そして6回目の引越しを控えています。
引越しの間隔はこちら
1回目→結婚から約3年後
2回目→新居から3年後
3回目→新居から1年後
4回目→新居から1年から2年後
5回目→新居から約2年
6回目→新居から約3年後
多くの方もそうかもわかりませんが、引越しの度に学びがありました。
1回目の引越し
この時は義理の家族の遺品整理と夫の全てのモノを把握すると共に彼のモノとの関係性が見える非常に良い機会となりました。
また私も引越しを機会に不必要なものは手放しました。
2回目~4回目引越し
私自身、モノの整理をしていたため現在のスタイルに近い状態にありました。
また家事にも慣れてきたこともあり
夫のモノや結婚後に我が家に入って来たモノを見直せる時期に入っていました。
この期間に気付いたことがありました。私は性格的に部屋が整理整頓されている状態に幸せを感じるので、基本、毎日朝掃除をしていました。
そこで、夫が独身時代に購入したモノや旅先で頂いたモノ(私の趣味ではない)がホコリやダメージを受けていることに気付き寂しい気持ちになりました。
何故なら、品々は持ち主から大切に扱い、愛でたり、手入れをされていない状態、つまり持ち主の中で存在していない、無視されている状態にあると私には映りました。
どうしてこういうことが起きるのか考えました。
私の答えはこうです。
今の仕事や生活で手一杯→今現在の生活に直接必要でないモノに対応する余力がない→キャパオーバー
心に余裕また余白がないと、無意識に今の生活に必要でないモノを見ないようにしているのではないかということです。
目から入る情報は多いので
全部を意識していたら疲れてしまう。
そこで、脳が省エネモードに切り替えられ、
モノを景色化または無かったことに
しているのではないかという説です。
この話を彼に伝えました。
(もう少し違う言い方で)
はじめは戸惑っているようにも
見えましたが
時間をかけてモノと向き合うことをはじめてくれ、彼自身とも向き合うことを学び実践してきてくれました。
彼は私に出会うまで
この作業をして来ていなかったと思います。
ですから、おそらく大変なチャレンジだったはずです。
と同時に私もとても異なる価値観を持っていた彼を理解することは今までにないチャレンジでした。
この経験からモノと人との関係性を考える機会を多く得ることができ
今のEssentialistとして、あまりモノを持たない、自分軸で自分に取って必要不可欠のモノと一緒に暮らしていくスタイルができたと思っています。
ここまで読んでいただき
大変ありがとうございました。
次回は5回目の引越しについて
それ以降は私に影響を与えた出来事を書いていきます。