驚愕の真実!中国のハイテク戦略を解き明かす衝撃の一冊
今回は、世界のテクノロジー競争の舞台裏に迫る衝撃の本『中国の産業スパイ網 世界の先進技術や軍事技術はこうして漁られている』をご紹介します。この本を読んで、私は完全に覚醒しました!
まず驚いたのは、中国の技術獲得への執念深さ。近代以降、欧米や日本から知識や技術を吸収し続けてきた歴史が克明に描かれています。例えば、清華大学がアメリカの大学進学予備校として始まったなんて、驚きですよね。
そして現代。中国の戦略の核心は「オープンソース情報の徹底活用」にあります。2000年代以降、ウェブを駆使した情報収集を国家規模で推進しているんです。その規模が半端じゃない!
100万人以上で海外の科学技術情報をデータベース化
2005年時点で2700万人がそのDBを閲覧
外国人研究者の個人情報まで収集
これって違法でないんです。でも、その規模と組織力には背筋が寒くなりました。
もちろん、産業スパイやサイバー攻撃といった非合法な手段も使っているそうです。米国FBIが扱う産業スパイ事件の3分の2が中国絡みだって、信じられますか?
そして衝撃的だったのが、中国政府の姿勢。海外の技術を「獲得」して国内で事業化することを「中国独自のイノベーション」と呼び、そういった企業を優遇しているんだとか。これって、私たちの「創造性」の概念とは真逆ですよね。
この本を読んで強く感じたのは、私たち日本人はあまりにもお人好しすぎるのではないかということです。技術提携や共同研究の名目で、知らず知らずのうちに大切な技術や情報を流出させているかもしれません。この現状を知り、もっと警戒心を持つ必要があると痛感しました。
この本から学べることは山ほどあります:
技術が国の力を左右する重要な要素であること
情報の価値と保護の必要性
グローバルな視点で技術開発を見る重要性
技術流出に対する警戒心の必要性
テクノロジーの進化は私たちの生活を豊かにしてくれる一方で、国際政治と密接に関わっていることがわかりました。この本を読むと、ニュースや技術革新の裏側にある戦略や国家間の競争が見えてくるかもしれません。
普段何気なく使っているスマートフォン、パソコンや半導体、さらには最新のAI技術まで、実はグローバルな技術競争の結果なんですね。そう考えると、身の回りの技術の見方が変わってくるはずです。
みなさんも、『中国の産業スパイ網 世界の先進技術や軍事技術はこうして漁られている』をぜひ一度手に取って読んでみてください。きっと新しい視点が得られ、世界を見る目が変わると思いますよ! テクノロジーの未来について、そして日本の技術をどう守っていくべきかについて、一緒に考えてみませんか?
2024/08/07 さくさくパンダ