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はな丸のこと

はな丸は、2019年6月4日生まれの男の子です。

自己紹介にも書きましたが、愛護団体から譲渡を受けた保護犬です。

はな丸は、体重が15kgくらいの中型犬です。
愛護団体では、はな丸より一回り小さい小型犬のグループと、もっと大きい大型犬が数匹いてそれぞれが与えられたスペースで一緒に遊んでいましたが、はな丸はポツンと一匹でいました。

お散歩も「この子はすごく引っ張るから気をつけて」と愛護団体の方に言われた通り、前脚が宙に浮くくらい引っ張ってました。

愛護団体の方には懐いていましたが、最初に面会した時は唸られました。

それでも彼を引き取ったのは、何度か会ううちに、一緒に暮らすイメージがふいに湧いてきたからです。

うちに連れて来られたはな丸は、唸ったり吠えたりはしなかったけど、ゲージから出ずに丸くなっていました。
わたしも、なつめも、へたに構わず、つかず離れずで過ごしました。
触らせてくれるまでは、そんなに時間はかからなかったです。
でも、ちょっとした物音や仕草も怖がる素振りは、しばらく見せていました。

今では、自分からおもちゃを持ってきて「遊んで!」というくらい、懐いてくれています。
でも、ウチに来るまで、一人ポツンと過ごしていたせいか、遊び方があまり上手じゃありません。
引っ張りっこ遊びとかは、やり方がよくわからないようです。
すぐにおもちゃを放します。

今は、猫のなつめと追いかけっこをして遊ぶのが楽しいようです。
なつめは嫌がらず、むしろ、はな丸を待ち伏せして、ちょっかいをかけています。
どうやら虫の捕まえ方もなつめが教えたようで、最近、散歩中にバッタを見つけると、はな丸は前脚で捕まえようとします…

散歩の引っ張り癖も、だいぶおさまりました。
たくさんの保護犬・保護猫がいる愛護団体では仕方ないことなのだけど、はな丸の怖がりや引っ張り癖はコミュニケーション不足が原因なのかな、という気がします。

結局、犬の「性格」はその子の問題というよりも、人間の関わり方の問題なのかもしれません。

はな丸と暮らし始めて、まだ2年になったばかりです。
たくさんコミュニケーションをとって、楽しく暮らしていきたいと思います。


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