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普通の会社員がノーコード副業を始めたら、人生の選択肢が増えた話


副業は、意外と普通の人でも始められる!

「副業ってスキルのある人じゃないとできないんじゃ?」と思っていた。

でも、実際にやってみると、コツコツと積み上げれば、普通の会社員でも十分に形になると気づいた。もちろん、簡単ではないし時間の捻出は大変。それでも、「会社以外に収入源があり、他に向上できるものがある」という安心感は想像以上に大きかった。

本業だけでは将来が不安だった

「このまま会社に頼りきりで大丈夫なのか?」そんな不安から、副業に興味を持ち始めた。そして、色々と調べた結果、ノーコードツールを使ったWeb制作とシステム開発に挑戦することにした。

会社で努力しても先が見えている、拡張性がない、やる気を出しても評価は大きく変わらない。製造業という特性上、社外で活かせるスキルも限られる。長年勤務した感だが、そもそも会社では余計なやる気は見せず大人しく忖度するほうが評価も高くなる気がしている

選んだ副業はノーコードのWeb制作とシステム開発

副業として選んだのは、ノーコードツール「Bubble.io」を使ったシステム開発と、WordPress(Elementor)を使ったWeb制作だった。

副業を始めると決めたとき、最初に思ったのは「どうせやるなら、できるだけ手堅く、でも少しは身につくものがいい!」という極めて都合のいい願望だった。

「ブログ?続かない気がする…」
「せどり?家に在庫が溜まりそうだし、発送とかめんどくさそう…」
「動画編集?PCスペックがいるんじゃ?」

と、数ある選択肢を「微妙」の一言で切り捨てていたのだが、そんな中で見つけたのが「ノーコード」という言葉だった。

「え、コード書かずにアプリ作れるの?」

この一言が、すべての始まりだった。

システム開発といえば、バリバリのエンジニアが難しいプログラミング言語を操りながらキーボードを叩く世界だと思っていた。でも、ノーコードなら、技術的な参入障壁はあるが、滅茶苦茶難しいわけではなさそう。今後の需要も期待できそうと思い、Bubble.ioの勉強を始めた。とはいえ、非エンジニアで現場職の私には結構難しく感じた。

平日の早朝1日1時間〜1時間半、本業と育児の合間を縫って、せっせと学習。気づけば1年が経っていた。正直、子供が夜泣きしたりして時間が確保できない日もあった。それでも習慣だけは抜けないようにと、PCの電源を立ち上げてBubbleを開いて眺め、閉じる……なんてことをしたのもいい思い出。

初めての案件はまさかのタダ!

そして、学習を続けるうちに「そろそろ実際に仕事をしてみたい…!」という欲が湧いてきたころ、知人からこんな話が舞い込んできた。

「ホームページを基盤にした顧客管理や予約システムを作ってほしいんだけど…」

まさかの実践案件。しかも報酬はタダ。

しかし、実案件に携わる最高のチャンスじゃないか?とすぐに「やらせてください!」と即答し、案件を引き受けることに

このタダ案件を全力でやり切ったことで、クライアントからの評価は上々だった。そんな中、知人が紹介してくれ、「ホームページを作れる人がいるならお願いしたい」との話が舞い込んできた。

次の案件は10万円。決して大きな額ではないが、ついに0→1を達成した瞬間だった。

この成功体験が自信となり、その後も知人の紹介や口コミでポツポツと案件が入るようになった。当初はBubbleでシステム開発を考えていたが、需要の大きさを考え(世間的な需要はわからないが、個人で、しかも副業で直でシステム開発の案件の受注はなかなか難しい)WordPressとElementorを使ったホームページ制作をフロント商品として扱うようになった。


こうして、副業は少しずつ「趣味の延長」から「副収入」へと進化していった。しかし、いくつか案件をこなすうちにふと疑問が浮かんだ。「一体、自分の時給はいくらなんだろう?」

ざっくり計算してみると、多分500円…いや、下手すると300円くらいかもしれない。もしかすると、近所の小学生が家の手伝いをしてもらうお小遣いと同じくらいでは?と思うと、なんとも言えない気分になる。

とはいえ、今は「利益より経験!」と自分に言い聞かせる日々。クライアントとのやり取り、納品前のドタバタ劇、急に飛び込んでくる修正依頼…これら全てが、スキルアップの糧になっている(と信じたい)。

さらに、保守契約という形でサブスク収益を確保することに成功。まるで地道にレンガを積み上げるような感覚で、時間とともに安定した基盤が築かれていく…はず!

最初の単価は低くても、長期的に見れば「積み上げ」が重要だ。今はまさに種まきの時期。きっと未来の自分が「おい、よくやったぞ!」とドヤ顔でほめてくれる日が来ると信ている

時間が足りない!副業をやってみて実感した大変さ

「思った以上に時間がない」

・ヒアリング
・リサーチ
・勉強
・開発/制作
・納品
・料金の回収
・過去案件の修正対応

特に、幼い子どもが2人いて育児を優先したいと思うと、自由な時間はほぼゼロに等しい。 本業もおろそかにはできないから、毎日睡眠時間を削るしかなかった。

「これを知っていれば楽だった!」こと

独身のうちに始めておけばよかった(笑)

家庭があると、どうしても時間の確保が難しい。もし独身なら、今すぐ始めるのが絶対にいい。

ではなぜ始めていなかったかって? 
→危機感を覚えたのは結婚してから
→独身時代は打ち込んでいた事があったから

「副業を始めようか迷っている人へ」

とりあえず、やってみましょう!

副業は「仕事が増える」というより、「人生の選択肢が増える」ことに意味がある。いきなり大きな結果を出そうとしなくてもいい。小さく始めて、少しずつでも前に進めば、それだけで未来は変わる。



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