ざつねんばかり①
ありがとうは……「有り難うは」
いっぱいいっぱい……「一杯一杯」
うるさいくらいに…「五月蝿い位に」
えがおで……「笑顔で」
おはなししよう……「お話しよう」
かつてないほど
きっかけがなくて…
「切っ掛けがなくて」
くせんする……「苦戦する」
けーすがたはつして……「ケースが多発して」
こんなんはいつも……「困難はいつも」
さいなんかんを……「最難関を」
したりがおのまま……「したり顔のまま」
すごしていたら…「過ごしていたら」
せんたくを……「選択を」
そんたくしても……「忖度しても」
たいへんさはかわらず……「大変さは変わらず」
ちゅういされていた……「注意されていた」
ついびのては……「追尾の手は」
てかげんされることもなく……
「手加減されることもなく」
とうていきょようできぬ……「到底許容できぬ」
なんだいはふりつもり……「難題は降り積もり」
にちやこころは……「日夜心は」
ぬくもりをもとめ……「温もりを求め」
ねがいはとおくへ…「願いは遠くへ」
のぞみだけくすぶって……「望みだけ燻って」
はじけたげんじつの……「弾けた現実の」
ひほうはふせられ……「悲報は伏せられ」
ふへんのぜつぼうが……「不変の絶望が」
へんしつせずに……「変質せずに」
ほむらとなり…「焔となり」
まつことも……「待つことも」
みつめることも…「見つめることも」
むかえにいくことも……「迎えに行くことも」
めいわくなら……「迷惑なら」
もんどうむようで……「問答無用で」
らんこうげする…「乱高下する」
りせいを……「理性を」
るいせきさせておき…「累積させておき」
れんびんにおぼれる…「憐憫に溺れる」
ろうくはになうまい……「労苦は担うまい」
やくそくはまもられる…「約束は守られる」
ゆくえはおうまい……「行方は追うまい」
よるにはきみをおもう…「夜には君を想う」
わすれない……「忘れない」
そのおもかげだけは……「その面影だけは」
〈2024.8/10〉
#あいうえお回文
とつぜん……「突然」
うつむいていたひとみが……
「俯いていた瞳が」
もくにんしていた…「黙認していた」
ろんてんを……「論点を」
こうてんさせ……「好転させ」
しせんのちからにきずく……
「視線の力に気付く」
✳️難しゅうございました✳️
✳️この頃詩作してないので✳️