約束の物語 第69話『男前な猫』
フィーニス「ティードの計画は失敗に終わったようだね。」
ティード「ちっ、うるせぇ。お前は今度は何を企んでる？」
フィーニス「僕は変わらずケミーで遊ぶだけさ」
フィーニスはナンバー10のケミー達が封じられたカードを取り出す
フィーニス「他のケミーとは一線を画す強大な力を持つナンバー10のケミーたち、利用しないわけにはいかないよね」
ナンバー10のケミー達の前でアナザーウォッチを起動する
アナザーウォッチから力が放たれ、ケミーを取り込む
そのケミーのうちの一体、クロスウィザードが抗う
クロスウィザード「こんなこと…許さない！」
魔法でナンバー10のケミー達をそれぞれ別の場所へと転送する
フィーニス「あいつ！」
アナザーダブルと戦う菜緒と美玖
アナザーダブル「無駄だ。お前達には俺は倒せないと既に証明しただろう？」
菜緒「それでも！」
美玖「あんたを野放しにする訳には行かないの！」
そこへ芽依が乱入する
芽依「めいに任せて！」
"ケミーライド！ゴゴゴゴージャス！ダブル！"
ゴージャスダブルにケミーライドする芽依
アナザーダブル「何！？何故ダブルに！？」
芽依「一瞬2人が変身出来てたからなぁ！」
菜緒「そうか！芽依さんの力で写し取ったカードで変身すれば」
美玖「ガイアメモリを使わないからダブルの力が使えるってこと！？」
アナザーダブル「貴様ァ！」
ドライバーを操作する
"ゴージャスアタックライド！ダダダダブル！"
ジョーカーエクストリームを放つ
アナザーダブル「ぐわぁぁあ」
アナザーWを撃破する
アナザーWの変身が解除され、エターナルとなる
エターナル「面白い風を吹かせるじゃないか…」
芽依「これであんたを倒せる！！」
エターナル「ならば！」
マントを脱ぎ捨てるエターナル
"ゾーン！マキシマムドライブ！"
"アクセル！バード！サイクロン！ダミー！ファング！ジーン！ヒート！アイスエイジ！ジョーカー！キー！ルナ！メタル！ナスカ！オーシャン！パペティアー！クイーン！ロケット！スカル！トリガー！ユニコーン！バイオレンス！ウェザー！エクストリーム！イェスタデイ！マキシマムドライブ！"
"エターナル！マキシマムドライブ！"
エターナルはT2ガイアメモリを全て同時にマキシマムドライブ発動させ、破壊光弾を作る
芽依「なんやあれ！」
美玖「見るからに当たったらやばそう…」
エターナル「これで終わりだ！」
光弾を放つ
菜緒「はっ！」
菜緒はエターナルの脱ぎ捨てたマントを拾い、美玖と芽依の前で広げる
芽依「菜緒ちゃん何してんねん！」
美玖「そうか！あのマントは色んな攻撃を防げる！」
芽依「え！？」
マントによって破壊光弾は防がれる
エターナル「なんだと！？」
菜緒「やっぱりね、わざわざこの技を出す時にこんな万能マントを脱いだってことはあの攻撃にもマントは影響してしまうということ。だから防げると思った 」
芽依「さすが菜緒ちゃん！」
エターナル「フッ！面白い風を吹かせるじゃないか？」
3人がエターナルに挑もうとすると3人が突如姿を消す
エターナル「何？」
芽依「いててて〜あれ？ここどこ？？？」
美玖「あれ？菜緒がいない！？」
芽依「え？ほんまや！菜緒ちゃん！？」
辺りを見渡すが菜緒の姿がない
だがその代わりに
美玲「あ！芽依に美玖ちゃん！」
久美「やっほー！」
葉留花「お二人もここにきちゃったんですね！」
果歩「私達も突然ここに飛ばされちゃったんです！」
岸帆夏「もうびっくりです！」
明里「でも仲間がいっぱいいてよかった！」
同じように飛ばされた者がいた
芽依「なんか只事やないって感じがするな〜」
菜緒「…んっ…あれ？ここは…美玖〜？芽依さ〜ん？」
2人の姿はない
そのかわり
すみれ「菜緒さん！」
菜緒「あ、すみれちゃん」
すみれ「すみ、1人でとっても不安でした…でも菜緒さんがいてすごく安心しました〜！」
菜緒「そ、そう…？」
陽子「あ！！！」
莉奈「良かった〜！」
陽子と莉奈も合流する
菜緒「2人も？」
陽子「はい、なんか突然ここに来ちゃって」
菜緒「一体誰がこんなこと…」
莉奈「あ！あれ！」
莉奈が何かを見つけて指さす
そこには恐竜グリードと戦う陽菜、ひなの、未来虹の姿があった
ロック！ファイヤー！"
怪人、ジャマトをビートアックスに炎を纏わせ、攻撃する
天「そういえば芽依さんが変身するとこ観てなかったよね！かっこいいしかわいい！！」
夏鈴「いや、なんか違うような気がする」
天「え？」
夏鈴「最初に会った時に着けてたドライバーはあんな感じじゃなかった」
天「どゆこと？」
夏鈴「ここは多分芽依さんがいる世界じゃない」
天「えぇ！！！」
メイ「はぁ！！！」
ジャマトを一掃する
メイ「ふぅ〜」
変身を解くメイ
メイ「2人とも大丈夫やった？？」
天「はい！ありがとうございます！」
メイ「で、2人は何者なん？メイを知ってるみたいやけど」
天「えーっと？うーん？なんて言ったらいいんだろ」
夏鈴「どうやら私たちの世界にやってきた別世界のあなたと会っていたみたいなんです。2人に忘れ物を届けたくて」
メイ「？？？？どゆことや…うーん…あ！！○○のとこの芽依に会ったってこと？？」
天「そう！そうです！○○さん！！」
メイ「この世界にはおらんからな〜会いたいならまた別世界に行かなあかんな」
夏鈴「やっぱりこの試作のガシャットじゃ狙った世界に行くのは難しいか…」
メイ「○○たちの世界に行きたいんやったらゲームマスターに話つけたる！」
夏鈴「ゲームマスター？」
メイ「ゲームマスターのドライバーなら○○たちのいる世界に行けるゲートを作れるんや！」
天「まじすか！？」
メイ「ちょっとまっててなー」
連絡を取るメイ
数分後
ネル「よいしょっと」
ネルが現れる
ネル「事情は聞きました。お送りしましょう」
天「ありがとうございます！！」
"ゲイザーゼロ サインイン！"
ネル「変身！」
"ジェネレート！Control with absolute power！ゲイザーゼロ！"
変身したネルはドライバーを操作し、ゲートを開く
夏鈴「これで？」
ネル「えぇ、これでアクセスできます」
天「ありがとうございます！」
メイ「メイも行っていい？久しぶりにみんなに会いたい！」
ネル「いいですよ」
メイ「じゃあ、出発！」
メイがゲートに入る
天「あ、待って！」
天と夏鈴も続く
ケミー回収をしていた和也と希来里
和也「なぁ、またみんないなくないか？」
希来里「確かに」
陽子たちと連絡が取れなくなったことから事態を察する
和也「はぁ…なんかこういうことしょっちゅうだよな？」
希来里「今度はどこいっちゃったんだろうね」
話す2人の前にゲートが現れる
希来里「何！？」
和也「気をつけろ！何かが来る…！」
ゲートから現れたのは
メイ「到着〜！」
天「おぉ〜！これで今度こそ！」
メイと天と夏鈴だった
希来里「なんか、敵ではなさそう？」
和也「め、芽依さん！？」
メイ「お！早速第1村人発見〜！なぁ、明里何処か知らん？」
和也「ど、どこにいるかは知らないですけど…」
メイ「そっかー…じゃあ日向ヒルズ行こか！」
和也「は、はぁ…？」
メイがズカズカと進んで行く
夏鈴「すごい…異世界だってのに全く物怖じしてない…」
天「男前でかっこいい！！」
久美「芽依と合流出来ればもう安心だね！」
芽依「え？」
美玲「だって芽依も陽菜とか○○が出すあれ使えるでしょ？」
芽依「あ〜あれなぁー。多分無理やで」
葉留花「なんでですか？？」
芽依「なんか今までの流れ的に？」
試しにオーロラカーテンを出してみる芽依
しかし何も起こらない
芽依「ほらな？」
岸帆夏「えー！じゃあどうやって帰ったら…」
そこへレオ・ゾディアーツが現れる
明里「なんかきましたよ！」
美玖「なんかあれ倒したら帰れそうじゃないですか？」
美玲「いかにもそんな感じするよね！」
芽依「よし！あいつ倒すで！」
岸帆夏「えぇ…あれやるんですか…」
葉留花「めちゃ強そうじゃないですか？」
物怖じする2人
芽依「大丈夫やって！ほら！行くで！」
久美「なんか芽依勇ましいね！男前でかっこいいよ！」
芽依「そう？照れる…//」
美玲「みんな！来るよ！」
レオ・ゾディアーツが襲いかかる
『変身！』
変身し、応戦する
レオ・ゾディアーツは雄叫びを上げ、衝撃波を放ち攻撃する
久美「うわっ！」
吹き飛ばされる
美玲「近づけない！」
久美「だったら！みーぱん！」
美玲「うん！」
久美はドライバーからロックシードを外し、ソニックアローに装填する
"ロックオン！"
美玲はカードをギャレンラウザーにラウズする
"ラピッド！ファイア！バレット！"
久美「くらえ！」
"メロンエナジー！"
"バーニングショット！"
ソニックボレーとバーニングショットを同時に放つ
しかしレオ・ゾディアーツは2人の攻撃を爪で叩き落とす
葉留花「だったら私が！」
"ズーット！マッハ！"
高速移動する葉留花
葉留花「そんだけごっついんだから早くは動けないでしょ！？」
得意げに言うがレオ・ゾディアーツは攻撃を防ぎきってしまう
葉留花「嘘でしょ！？」
芽依「みんな！」
レジェンドライドマグナムでレオ・ゾディアーツを撃つ
さらにレジェンドライドマグナムのハンドルを捻る
"ゴージャス！ブブブブラスト！"
強力な弾丸を放つ
果歩「私がやります！」
"ロッドフォーム！"
ロッドモードにしたデンガッシャーでレオ・ゾディアーツを間合いを取りながら攻撃する
体制を崩すレオ・ゾディアーツ
"ムーンケルベロス！"
岸帆夏「はぁ！」
その隙に殴り掛かる
"ウイングフォーム！"
ブーメランモードにしたデンガッシャーを投げつける果歩
果歩「芽依さん！今です！」
芽依「さんきゅー！かほりん！」
"ゴージャス！アタックライド！レレレレジェンド！"
ディメンションキックを放つ
レオ・ゾディアーツはキックを受けて爆裂霧散する
レオ・ゾディアーツからリクシオンが解放される
久美「あれは！」
岸帆夏「アニマルのレベルナンバー10、リクシオン！」
カードに回収する岸帆夏
芽依「このケミーがあの怪物に取り込まれてたってことか」
メイ「○○〜！明里〜！」
日向ヒルズに到着したメイ達
だが○○達の姿は無い
メイ「あれ〜？おらん〜」
和也「○○に用があるなら連絡すればいいじゃないですか」
メイ「？だってメイ○○の連絡先とか知らんもん〜」
和也「え？あ、なるほど」
和也(そうか、○○と芽依さんもしかして喧嘩したのか…それでか…ってことはこの2人は芽依さんの相談に乗ってあげていたとかそんな感じか)
和也「お2人も大変ですね」
天と夏鈴に話しかける
夏鈴「えぇ、まぁ」
天「わざわざ世界渡ってまで来ましたからね！」
和也「えぇ！？別世界から！？」
和也(まぁ、芽依さんオーロラカーテン使えるし別の世界に友達がいてもおかしくはないか…でも日向ヒルズにあんなに人がいるのになんでわざわざ別世界の友達に…？…まぁいつも一緒にいると話しづらいこともあるか…)
和也「○○に連絡してみるか」
電話をかけるが出ない
和也「うーん…今は人と話したくないって感じか」
すると敵の出現を知らせるアラートが鳴った
天「え！？何！？」
和也「なんだ！？くっそ誰もいないこんな時に！」
現場に向かう和也
夏鈴「私たちも行こう」
天「うん！」
メイ「わかった！」
和也を追いかける3人
現場にはエターナルがいた
エターナル「来たか、誰かは知らんがパーティーに水を刺したやつがいてな。まだ踊り足りなかったんだ。踊るぞ、死神のパーティータイムだ！」
和也「そんな物騒なパーティーお断りだね！」
変身する和也
エターナル「釣れないこと言うなよ？死ぬまで踊れ！」
エターナルエッジで斬撃する
和也は攻撃を避け、ガッチャージガンを撃つ
天「あ！あの人も仮面ライダーだったんだ！」
メイ「っていうかそもそもあれ誰なん？」
夏鈴「え、あんなに話してたのに知らないんですか？」
メイ「うん！よく考えたら知らん人やなぁって！」
夏鈴「えぇ…」
メイ「とにかくいくで！」
変身し、和也に加勢するメイ
和也「芽依さんそんなライダーにもなれたんですね！」
メイ「メイも戦うで！」
光の剣を生成してエターナルを攻撃する
天「私もやる！」
カブトに変身し、クロックアップする
エターナル「高速移動か、ならこれだ！」
"アクセル！マキシマムドライブ！"
アクセルメモリの力で加速し、天の攻撃を防ぐ
天「まじ！？」
エターナル「終わりだ」
"ゾーン！マキシマムドライブ！"
"アクセル！バード！サイクロン！ダミー！ファング！ジーン！ヒート！アイスエイジ！ジョーカー！キー！ルナ！メタル！ナスカ！オーシャン！パペティアー！クイーン！ロケット！スカル！トリガー！ユニコーン！バイオレンス！ウェザー！エクストリーム！イェスタデイ！マキシマムドライブ！"
全身のコンバットベルトのマキシマムスロットにT2aガイアメモリが装填される
ドライバーのエターナルメモリを抜き、エターナルエッジに差す
"エターナル！マキシマムドライブ！"
エターナルにパワーが集まっていく
夏鈴「仕方ない」
バグルドライバーツヴァイを装着する夏鈴
ガシャットを起動する
"仮面ライダークロニクル！"
ガシャットをドライバーにセットする
"ガシャット"
夏鈴「変身！」
"バグルアップ！天を掴めライダー！刻めクロニクル！今こそ時は極まれり！"
夏鈴は仮面ライダークロノスに変身した
エターナル「くらえ！」
生成した巨大な破壊光弾を放つ
和也達は距離的に避けられない
和也「まずい！」
"ポーズ！"
夏鈴がドライバーのボタンを押すと、夏鈴以外の全てが停止した
"ガッチャーン！"
バグルドライバーからバグヴァイザーツヴァイを取り外し、チェーンソーモードにする
"キメワザ！クリティカルサクリファイス！"
エターナルの破壊光弾を切り裂く
"リスタート！"
再び時が動き出す
和也「あれ？」
エターナル「なんだと！？何故だ！」
困惑するエターナルの背後には夏鈴の姿が
エターナル「なに！？」
"キメワザ！クリティカルクルセイド！"
エターナルに回し蹴りを放つ
エターナル「ぐわぁぁあ！！！」
エターナルを撃破する
夏鈴「よし」
和也「あんたすごいな、どうやったんだ？」
天「夏鈴はね、時を止められるんだよ！」
メイ「時を止める！？すごい！！」
和也「んなことできんのか…まぁとりあえずこれで一段落だ。あとは○○たちがどこに行ったのかだな」