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splinterlandsトレード詐欺のまとめ

自分への戒め+splinterlandsユーザーへの注意喚起のため、詐欺の経緯を記します。みなさんが、こういった詐欺に遭わないように心から願います。長いよ!

私はリアルで資金が必要になったので、ゲーム内マーケットと公式discordのbuy and sellチャンネルに、10枚ほどのカードを売りに出していました。

Doctor Blight(GOLD) Level2 $1,100 

Byzantine Kitty Level4 $6,500

Prince Julian Level4 $14,000

Valnamor(β) Level4 $4,800

Corrupted Pegasus(β) Level4 $1,350 

Goblin Shaman(β) Level8 $260

Goblin Sorcerer(β) Level10 $520

Hydra(β) Level4 $1,750

Lord of Darkness(α) Level4 $1,750

Earth Elemental(α) Level8 $1,150

Magi of the Forest(α) Level4 $1,250

Swamp Thing(α) Level6 $1,450 

チャンネルに書き込んでから数時間後、ある人物から10枚のうち2枚のカードを売って欲しいとDMが届きました。

カードは

•Byzantine Kitty Level4

•Valnamor(β) Level4

の2枚のカードです。

ここでひとつ注目する点は、売りに出していたカードのうち2番目と3番目に高いカードだったということです。一番高いPrince Julian Level4 $14,000は外してきたということです。

これは、

•一番高いカードだと怪しまれる可能性がある。
•発行数が少ないため足がつきやすい。
•流動性が低いため、すぐ捌けない。

この3つの理由からかなと思っています。

ここからはDMのやりとりです。やりとりのスクショは全てTwitterにあげていますので、そちらもぜひ見てください。

相手からは最初以下の3点を確認されました。

•カードはまだ売れていないか。

•2枚でいくらか。

•ETHでの取引は受け付けているか。

ここでは、特に怪しいと感じたことはありませんでした。カードの金額については、こちらからは最初、売りに出していた2枚の合計額$11,300から少し下げた$11,000でどうかと提案しました。

それに対し、相手は$10,500相当のETHでどうかと提案してきました。

そこで、私は間を取って、$10,700相当のETHでどうかと再提案したところ相手は了承し、取引が進むことになりました。

次に、代金の支払い方法について相手から提案がありました。

1.最初に相手からから$6,700相当のETHを私のメタマスクのアドレスに送る。   →その時は全く疑問に思いませんでしたが、「メタマスク」というところも、疑問に思うべきでした。ここは後程説明します。

2.着金を確認後、私から相手に1枚カードを送る。

3.相手が残りの金額を私に送る。

4.最後に私が残りのカードを相手に送る。

というものでした。

ここで、私が気になった点は、

相手がETHの先送りを提案してきたことです。

普通先送りというのは、リスクが非常に高い。先に支払いを済ませても、そのままカードを送ってもらえず逃げられる可能性があるからです。

先送りというのは、普通は相手との信頼関係ありきの取引方法です。売り手にとっては、代金を先に支払ってもらえるため、安心して取引できますが、買い手にとっては非常にリスクが高い。

普通なら買い手は先にカードを送ってもらい、その後支払いをしたいというのが普通の心理です。

それを、相手から買い手側のリスクが高い方法を提案してきたことで少し警戒心が芽生えましたが、着金をしっかり確認してからカードを送ればいいかと思い取引を進めることにしました。

そしていよいよ相手からETHを送ってもらうというタイミングで、相手はEthereumメインネットではなく、ガス代がやすいからRopsten TestnetでETHを送ると言い出しました。(正直ここでめちゃくちゃ怪しいと警戒します)

Ropsten Testnet?なにそれ?美味しいの?状態。

そこで私はEthereumメインネットで送って欲しいと伝えますが、ガス代が高いとのことで断られます。

私も警戒していたので、実際送金にどのくらいのガス代がかかるか調べていました。(15ドルくらいでした)

高くなかったのでガス代は私が負担してもいいからEthereumメインネットで送ってくれと話したところ、相手からは「500ドルくらいかかる。メインネットと同じアドレスだから大丈夫。」と言われます。そして丁寧にもネットワークの追加方法も教えてくれます。優しすぎ(*´ω`*)

内心「500ドル?え、SWAPとかでそんなにかかるの?」って感じになりましたが、500ドルかかるならしかたないか。とRopsten TestnetでETHを受け取ることを了承しました。
(時を戻そう!って言えたらここに戻ってFUCK!といってブロックします) 

このあたりから反応が遅くなるたびに「Im sleepy buddy(眠いから早くして)」とたびたび発言してくるようになります。

そしていよいよ相手方からETHが送金され、私のウォレットに着金しました。

ここでの私の内心「ちゃんと着金はしたな。。。ただ、まだまだ怪しい。このETHは本物のETHで価値があるのか?ネットで調べておこう」

ということでグーグル先生ぇえ! Ropsten Testnet や Ropsten Testnet ETH で検索。ん-、とくに怪しい感じの記事はでてこない。

この間も相手から、「Im sleepy buddy」「why is it too long」「send now buddy」などとめちゃくちゃ急かされてます。

私は「トランザクションを確認してる」「確認が終わったら確実に送るから待って」と丁寧に説明しますが、それでもめちゃくちゃ焦らせてきました。(ふだんあまり焦ったりしないんですが、この辺から焦ってきます)

この間も裏で色々調べていました。トランザクションを確認したり、ネット検索したり。ちなみにネットで調べても詐欺といった記事は全くでてきませんでした。(私の調べ方が悪かったかもしれませんが)

トランザクションを調べていてひとつ気になったところは、送られた2ETH($0)みたいな感じで表示されてたことくらいです。(詳しい人が調べれば一発で×と分かったかもしれませんが。。。)

その表示については、表示上のバグかなぁくらいの感覚でした。

そしてあまりにも急かされ、頭がパーになっていたこともあり、「詐欺っぽい記事もでてこないし、ちゃんとETH送られてるし大丈夫だろう」と判断し、1枚目のカード送信。続いて着金確認。2枚目送信。オワタ/(^o^)\

ここからは会話形式でお楽しみください。

詐欺師「売れる他のカードある?クラーケンとかアビスどう?」

俺氏「私も眠いから。交渉は明日にしよう」

詐欺師「OK。ナイストレードだったよ!相棒!」

俺氏「ありがとう」

※ここで、本当に大丈夫か調べなおす。そしてRopsten TestnetのETHだれでも無料で持つことができることが判明(*'ω'*)THE 無価値。

俺氏「おい!小池!」

詐欺師「なんだ?俺は眠いんだよ。」

俺氏「私のカードを返せ。そのカードは私が会社を辞めて新しい仕事を探すために売ったカードなんだ」
→相手の善の心に訴えかけようとする。

詐欺師「どういう意味だ?俺はちゃんと払ったぞ」

俺氏「Ropsten TestnetのETHは無価値じゃないか。私の知識がなかったこともひとつの原因だ。さあその手にあるものを返したまえ」

詐欺師「ごめん。カードはもう売っちゃった(*'ω'*)なんで俺の払ったETHをデポジットしないんだ?」
→詐欺師のゲームアカウントを見たら、カード全部消えてる。どっかに移したもよう。

俺氏「デポジット?どういう意味?いいからカード売った金を返せ。」

詐欺師「バイナンスのアカウント持ってたら俺が払ったETHをバイナンスに送ったらUSDとかUSDCに変えられるよ」 → MAJIDE?

 ※裏でバイナンスにログインし、入金しようとしてネットワークを見る。/(^o^)\

俺氏「バイナンスにそんなネットワークねーぞ」

詐欺師「ERC20に送れ」

俺氏「ネットワーク違うんだから送れるわけねえだろKS」

詐欺師「いいから送ってみろって」

俺氏「届きません」

詐欺師「15分くらいかかる場合があるから待て」
→いやいやさっき速攻着金してたやん

15分待つ。着金しない。ですよねー

俺氏「届かな(ry」   ナイスブロックです⁽⁽( ˊᵕˋ )⁾⁾ Nice♪

(ryって死語ですよね、うん。

こんな長文仕事以外で久々に打ったわ。。。

皆さん、マジで気を付けてくださいよ!これみたやつで詐欺にひっかかるやつなんて

直トレードするときは、
・先送りでもかならず確認する。
・中立者を立てる。
・そもそも直トレードはしない。

など対策してくださいね!

詐欺にあう人が一人でも減ることを祈ってます!読んでいただきありがとうございます!

以下、DMチャットの全文です。



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