サブスク一気見が苦手な僕。
なぜ皆あいの里を見終えてるんですか????
なぜ皆Marvelシリーズを見終えてるんですか?
なぜ皆ハリーポッターを見終えてるんですか?
不思議です。あれだけの大量のサブスクのコンテンツを皆、僕の予想以上に観終わってるのです。
ネイチャーバーガー笹本さんはあんなにだらしないくせに信じられないくらいあらゆるコンテンツを見まくっています。あいの里は勿論、バチェラー、テラスハウス、あいのり、ラブトランジット、オオカミくんには騙されない等々あらゆる恋愛リアリティー番組全部見てて、引く超えて尊敬の域に。
シンエヴァは2年経っても観なかったくせに。
まぁ別に無理して観なくても良いじゃんと思われる方。
これね、僕に限ってはなんですが、こういうサブスクでコンテンツ観とかないと楽屋で仲良い人とのコミュニケーションツールが一個消えるんですよ。芸人によるコンテンツの発見と享受の速度は異常なんです。ついこの間まで「Netflixのサンクチュアリや、あいの里が激烈に面白いから観た方が良い!」という芸人仲間のツイートやストーリーが溢れ返っていました。そしてそれらを観てあれよあれよと周りの皆が観て楽屋ではその作品の考察やら談義に花を咲かせます。
芸人の一気見を難なく遂行できるエンタメを楽しむ胆力、マジでこの人どこから知ったの?と思うトレンド察知力は同じ芸人なのに毎回驚かされます。
まあ要するに、楽屋での芸人との何気ない会話がこの世で1番楽しい時間なのに、それが半減するなんてそんなの寂しいじゃないですかっつー話です。
さらに言えば僕ぁね、悲しいことに観てる量に反して映画もアニメもドラマもすっごい好きなんですよ!!!!!!!
ちゃんと人生に影響及ぼすくらい作品を楽しめるタイプです。梨泰院クラスを観てパクセロイみたいに懸命に生きたいとか平気で思えちゃいます。
本当に好きなのにそれでも全然観れない…。時間的にはそんなに忙しくも無いのに。
これはもう原因は一つで、シンプルに集中力の低下。途中の寝落ち率が年取るにつれて格段に上がりました。
せっかくアイアンマン観てたのに途中で寝落ちしたので、まだトニースタークは一度も敵と戦ってません。
最近はアニメ1クール見終わった時、「良いもの観たぁ…。」より「これだけの話をちゃんと内容を理解し切った上で見終われた自分なんて偉いんだ。」と予期せぬ自己肯定感爆増モードに突入しました。いやそういうんじゃないんだって。
そんな中つい最近これの解決法を見つけました。
集中できないという事はこれゴールが作品を「楽しむ」ではなく「完走する」になっているからだと思うんです。それにより試練感・作業感が醸し出されるのです。
ならそれを取っ払えばいいんです。
そこで僕が取った方法は「1日の終わりにサウナに行き帰りにアイスを買ってそれを食いながらゆっくりテレビのモニターで観る」です。
最高の余暇を独り楽しむという姿勢にします。
これで先日バチェラー新シリーズ1話目を視聴したら、知らぬ間に寝落ちし目覚めたらバラが渡され終わってました。
おそらくサウナが効き過ぎました。となったら、もう作品を「観る」のではなく作品に「入る」これしかありません。
僕自身が作品と一つになる人類補完計画。
そう、僕は楽しむためにいちいち画面の前でリアクションを取り始めました。
キモいと思いますか?画面に向かって「ええ!?」とか「何じゃこいつ!」とか「いいねえ〜!」とかガヤ飛ばしてる男は。
これがですね。存外死ぬほど楽しい…(悦)
僕が作品に最も「入る」瞬間は、恋愛系では告白された側のなぜ好きor嫌いかの理由の説明と、サスペンス系では事件解説シーンでひたすら”相槌を挟む”という行為。
これ死ぬほど楽しく「入れ」ます。
誰かが説明した後「ほうほう。」は勿論「う〜わなるほど!」「確かに」「いやそれはわかってんのよ、てことは理由は何なの!?」とか挟んでみてください。没入感エグいです。
これで今VIVANTと真夏のシンデレラ死ぬほど楽しめてます。1クールで2ドラマも楽しむなんて高校生以来です。
皆さんも作品は「楽しむ」のではなく「入り」ましょう。
まず最初はこのnote記事のスマホ画面に向かって「狩野さん何言ってんの?」と言ってみてください。「入れ」ますよ?