NOROSHIのMC3回やらせてもらって
お昼の15:30開演でそこからノンストップで漫才、コント、ピンネタが続きおよそ22:00頃終演というやる側も見る側もスーパーヘビー変態ライブ『大学芸会NOROSHI予選』。
僕らまんぷくユナイテッドも大学生の頃LUDOで参加したこともあり、その縁か有難い事に毎年予選MCをさせて頂いております。
つい先々週もやってきまして、毎年MCしつつも袖で全組観させて頂いてすごい楽しい仕事です。
で、今年も最高に楽しくて学生たちのバイブスに当てられ、負けてられないとMCも鬼かかりまくってマックスファイヤー3発もやりました。尻下がりに滑っていって勝手に自分を窮地に追い込んでしまいました。
笑ってくれた学生の皆ありがとう。
ただ、淡々と予選を仕切るんじゃなくて何か僕もプロとしてカマしたいと思えたのです。
この熱源は出場者の彼らの本当に「やりたいお笑いやるんだ!」という無償のバイブスの極地にあります。
僕はアツいMCバトルとか見ると現地では勿論、家で映像で見ても平気で声出してゴンフィンガーしちゃうのです。
好きなお笑いだったら尚更自然にその思考になります。
プロ6年目になってやりたい事とやれる事の妥協点を探り始め、自分のしたいお笑いとは何か?と思考が少しぼやけた状態が続いていたこともあり、余計その精神状態で観たからか例年より大分感情が昂ってしまいました。
実際に彼らのネタの様子は本当に多種多様で楽しく、
開幕から下ネタ全開でネタやるやつ(これがちゃんとウケてる)
緻密な構成でバシバシ笑い取ってくやつ
おそらくまだ一年生で始めたてでまだネタをやることのコツは掴めていないけど大事な熱量はもう十分最高なやつ、など様々でした。
最も驚いたのが華の大学生男女ともにが顔とか体型とか持てる容姿フルに使って笑いとってるのが僕がやってた時の大学お笑いの時と比べたら珍しくてめちゃくちゃ潔くてカッコよかったです。(今では全然あるのかも)
全体を通してネタをしてる彼らの根底にちょっぴり香る成熟しきって無い感じを見て僕の中のヒソカが「果実が美味しく実る…♠︎」と囁いてました。
すごいです。とても楽しく刺激をもらいました。
当時ぼくが苦手だったサークル「日大経商法」が今観たらダントツで迸る何かを懸命に生み出しぶつけててウケようがウケまいが爽快感が1番ありました。あの頃のブラゴーリ、そいそ〜す、バガリア、ナイチンヤス(ラリアットカンガルーペロンペロン)イズムがそこはかとなく感じられました。
と、同時に僕が大学生の頃はこんな風に自分のやりたいこととか面白いことをもうちょっと信じて魂をぶつける作業をしても良かったと少し後悔しました。当時は「○○さんみたいなしっかりしたネタを作ろう」とか一丁前に何か“形式”を大事にしすぎてた節はあったなぁと彼らを見て今思います。
絶対に来年もまたこのMCのお仕事はしたいですし、ゆくゆくはちゃんと僕らも結果を出して勝ち上がった先の予選のMCやネタもお見せしてみたいですね。
エンディングでやったこのイラスト使った『MAXファイヤー NOROSHIの鼻召喚』がすんごい滑ったあの時の汗と唾と熱でぐしゃぐしゃになった僕のあのマスクを忘れない。
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