見出し画像

アホのラマヌジャン

シャワーヘッドを買った。
MIZSEI と書いてある。
調べてみると「株式会社水生活製作所」という会社がメーカーらしい。

個人的にこういうドストレートの名前の会社は信頼している。
ちょっとズレるかもだけど
「アサヒビール株式会社」とかね。絶対ビールの会社やん。

サウナが好きで、ある日帰り入浴ができるホテルで入浴とサウナをした。
そこについてたシャワーがいわゆるマイクロバブルで、すごく気持ちよかった。シャワーヘッドにMIZSEIとあったので、「みずせい、みずせい…」と頭で唱えながら出て、体を拭いて、着替えて、スマホをいじって検索。

お値段ぴったり1万円くらい。

30代独身男性でもReFaの名前くらい聞いたことあるぞ、なめんなよ
と思いながらReFaについても調べてみた。3万円。

うーん…さすがに初めての高級シャワーヘッド、いきなり3万円はなあ…
と思って、MIZSEIのamazonの商品ページをずっと見つめてた。
いや、独身男性にとって1万円のシャワーヘッドだって高級中の高級。

シャワーヘッドなんて、そもそも備え付けのもので事足りてるんだから。

考えに考えた、確かに気にはなるが、今使ってるシャワーヘッドになんの不満も感じていない。
なのに1万円を出して新調する意味はあるのか…?

最近のHUNTER HUNTERの字数くらい考えた。
1秒考えるごとに1時間寿命縮んでるんじゃないかというくらい考えた。

結局たどり着いた結論。

「どうせ買うなら早めに買っておけ

シャワーヘッドの代金を、残りの人生の日数で割るのだ。」

と、頭の中のアホのラマヌジャンがアドバイスしてきた。

残りの人生が1日だったとして、1万円のシャワーヘッドを買ったら
1万円/日 だ。

残りの人生が100日だったとしたら
100円/日
だ。

早めに買えば買うほど得だ。

人生単位で考えたら、1万円の買い物を1年早く買うか、遅く買うかなんて1円の差も出ないだろ…と今なら思うが、なにせ脳内のラマヌジャンはアホだから仕方ない。

というわけでMIZSEIのシャワーヘッドを買った。

めっちゃいい。

いいなと思ったら応援しよう!

30代独身男性の麗しくかぐわしく慎ましい日々
いただいたチップはプロテイン代となり、ひいては私の筋肉になります。