2024別大マラソンとシーズン振り返り
2024.2.4 第72回別府大分毎日マラソンを走ってきました。
タイムは2:49:36と、トライアスロンシーズンオフトレの進捗確認としては及第点でしたが、マラソンとしては不本意に終わりました。
別大マラソン選択の経緯
IRONMANを中心とした年間のターゲットレースを考えた時に、長距離のレースのピークを年に何度も作る事は体力、精神的に厳しいことを感じていたので、4ヶ月おきに期間を区切ることを考えました。2024年の年間スケジュールを考えた際に下記のようになります。
?月 マラソン
6/16 IRONMAN ケアンズ
10/26 IRONMANコナ
マラソンからIRONMANケアンズまでの間隔を4ヶ月とる為に、
・2月初旬にはマラソンシーズンを終えておくこと
・記録を狙えるレースであること
これを軸にレース選択をし、その結果が別大マラソンとなったという事になります。
2023年マラソンシーズン(2023.10〜2024.2)の過ごし方と課題
2023.9.10にフランス、ニースでのIRONMAN World Chanpionship を終えた後、9月中はほぼ完全休養としました。
10月からトレーニング再開としましたが、体調確認のできる小さいレースをいくつか入れていました。
①10月8日 横浜市陸上競技選手権5000m
②10月29日 デュアスロン
①の結果は17’58”、②では総合2位となりましたが、
①ではマラソンに適応するスピードの無さから、夏のスピードトレーニングの重要性を、
②のトレーニング期間中においてはバイク練習を休んだパワーの低下からベーストレーニングの継続の必要性を感じました。
③11月19日 神戸マラソン
①②のトレーニングをしつつ、別大マラソン(target2:40)を睨んだ時に、RUNのみの練習指針は以下のように立てました。
10月:300km(解糖系)
11月:400km(有酸素系)
12月:400km〜450km(有酸素系)
1月:距離落として5km〜ハーフ実戦(VO2MAX1/LT)
11月に入って100km/週を2週間こなしたあたりで、左ふくらはぎに違和感を感じ、神戸マラソンは3:22:03という結果でした。
③を振り返った気づきとして、上記のトレーニング内容は無理があったことがわかりました。
a.前年比+5kgの体重
b.足首の固定
c.リカバリー不足
aに関してはIRONMANのトレーニングで2023年度に急増した体重に脚が対応できてなかったこと、それに加えてbも悪さをしたのだと感じています。
(ただ足首の使い方は5000mのタイムを上げていく為には自分のテーマとなってくるので、ここは別途考えていきたいと思っています。)
c.に関しては、夏以降についた+3kgの重量が気になっていて、朝食のハチミツトーストを1枚減らしたこと等々もあり、補給不足によるリカバリー不足を疑っています。
体重増+3種目のトレーニングと必要なリカバリー対策
これらを解決することが2024年以降、IRONMANとマラソンを両立するテーマとなりそうです。
別大マラソンの振り返り
レース以外の振り返りが長くなりましたが、いよいよ本題へ。
公式記録毎の整列は、待機時の寒さや速度域の異なるランナーとの接触を減少させる効果から、都市型マラソンよりかなりストレスを減らせました。
また当日のレース時間帯だけ雨が上がっている、レース時間は曇り、気温8度、ほぼ無風という好コンディションも相まって、結果としてはオーバーペースで入り、25km以降失速という結果となりました。
マラソンのみをやっている時よりも明らかに有酸素系(脂質代謝)の能力が上がっていたせいか、30km以降かなりへばってはいたものの、4’30”/kmをkeepできた感覚はIRONMANへfeedbackしたい。
現在の体重(IRONMAN最適化)でも月300kmのJOGを2ヶ月こなせば、2:45程度の走力は獲得できる感覚を選られたものの、2:40に近づく(そして切る)ために何をすれば良いのか見通しが立っているわけではない。ハーフで1:19(ベストから7分落ち)もかかってしまうことへの対処を、この夏に入れていきたいと考えている。
2023年マラソンシーズンを終えて
IRONMAN含むロングのトライアスロンをターゲットに考えて、2024年の5月で丸3年になる。
3年前のターゲットは以下のようだったと思う。
1.Swim:1.5km以上泳げること
2.Bike:100km以上のロングライドが出来るようになること
3:Run:6年間できていないサブスリーを達成すること
現在のターゲットは以下の通り
1.Swim:3.8kmを55"/50mで泳ぐこと
2.Bike:180kmをAve 36km/hで走ること
3:Run:マラソン単体で2:40分台の走力を維持すること
着実にステップアップを感じられていると思う。2023年のマラソンシーズンで目標に達しなかった分、得られる振り返りは大きかった。まだまだ頭打ちを感じるところまで来ていないので、休養を挟み2024年のIRONMANへトレーニングを再開していきたい。