2024Ironman Cairnsレポート(レース)

前日は20時にベッドに入るが、寝付けず23時頃まで起きていた。翌朝3時起床。眠りは浅くなく問題なさそうだ。

スイムスタートへバス移動

4時にコンドミニアムを出て、4:30バス乗車。会場には5:00くらいにつき、バイクセッティング。今回は前日に電動ポンプで入れておいたので確認まで。ドリンクはリポビタンスポーツ6つを500mlボトルに3つずつ。ダウンチューブと750mlボトルに電解質。アクティバイクのミックスを750ml。
セッティングアンド、最終の動線確認しても6時前。次回はあと30分遅らせても良いかもしれない。ウェットスーツを着込み、7時にストリートギアバック預けて試泳へ。波は穏やかで、水温も若干高めだが問題なし。AWAのゴールドキャップなので、4列目に陣取りスタートを待つ。
2列目にいたTRION田中さんとグータッチで健闘を誓う。

スイム(1:19’12”)

実力以上の位置にいるのでどんどん抜かれるが、ウェーブスタートなので、バトル等の問題はない。去年より次のブイは見やすいが、2つ先のブイまでは確認しづらい。近くに誰かしらいるのでヘッドアップの回数を意識的に減らして進んでいく。呼吸が楽なので、ペースが上がってないのは分かっていたが、思ったペースに上げられない事が課題。変則2周回はあっという間に終わり、スイムアップ。1:19と昨年より遅く、少し焦るものの、仕方ないと気持ちを処理して、中身の入ってないバイクギアバックをピックアップして、T1テントへ。T1は約4分。予定より1分削る。

バイク(5:36’58”)

2回目のケアンズで、コースも分かっているので落ち着いて進む。台風の爪痕が残る道を北に進む。予定のペースより1km/h程遅く進めるが、折り返しで日本人の同程度のチカラの選手を見つつ、それほど悪くなさそうなので、設定ペースには固執せず、無理のないペース感で進める。
1度目のミスはサイコンのスタートを押して無かったこと、5キロ弱で、サイコンがオートoffを問いかけてくるので気付いた。タイムと距離が合わなくなり、リストウォッチに表示させておいた平均時速を頼りにペースとタイムを予測する事となった。
今回最も辛かったのは、ポートダグラスからの南下の向かい風。ここで大きく疲労感が出た。また広背筋が硬くなりDHポジションの維持が難しくなったが、去年嘔吐した150キロ地点は無事にクリア。パームコーブからケアンズcityまでの30キロも広背筋のコリと戦いつつ進める。脚は問題なく、ほぼ万全の状態でランへ。T2は3分。ここでも予定より1分削る。

ラン(3:36’45”)

今回最も不安があったのはランだった。2月の別大マラソン後とゴールデンウィークに体調を崩したのもあり、月に200キロくらいしか走れていなかった。スタート時はかなり暑く感じるので、4‘30“/kmを意識して氷で冷やしつつ進めた。去年はバイクでの嘔吐からジェルを受け付けず、コーラのみで凌いだ事がトラウマ化していたのか、15キロくらいからまた吐き気がしてくる。ペースを落として凌ぐものの、ジェルを避けてコーラに。。ここが選択ミスだったのかもしれない。4周回目の3周回からは責めの気持ちもなくなりつつあった。
この辺りを練習に入れ込めて無かったのも、次への課題としたい。

総合タイム(10:39’54”、エイジ20位)

finish1キロ前に合計タイムを確認。バイクの時点でタイムは望めない事は認識出来ていたが、10:40’は切っておきたく最後だけ少し急ぎ気味。
3種目ともに昨年よりタイムを落とし、合計で8分ほどタイムを落としたが、ほぼ同等と見て良いと思う。
レース前には去年よりキャパが上がっていた認識はあったし、長いレースという感覚はなく、4度目のロングで距離への慣れを感じた。あまり頑張ってないとも言えるかも😇

2月から5月の準備期間に諸々の事情が重なり、練習量は去年より減っていたが、どうにか練習効率を上げる事と、量よりも連続して3種目やる事を意識して進めたので、代謝能力には自信を持って臨んだが、結果には現れなかった。
一方で練習量をもっと増やす事への準備はできた。
4回目のアイアンマンに向けて指針を持てたのは収穫だった。
同じところでレースをするのには大きな意味があると感じた2回目のケアンズであったと思う。

マラソンで初サブスリーしたのも4回目。
次はしっかり準備をして臨みたい。

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