高校3年生の続き
先日、こういう記事を書いた。
46才のIRONMAN CAIRNSは高校3年生の兵庫県インターハイのやり直しになるはずだった。今度は勝って次に進みたかったが、また負けた。
高校生の部活というものは悲しいもので、3年間という区切りがある。3年生で負けるとそこで終わりである。大人のスポーツはともすれば、また来年の繰り返しになる。考えようによっては自分に甘くなりがちである。
現在のアイアンマンの世界選手権は移行期にあり、フランス•ニースとハワイ島•コナで男女交互開催となっている。つまり次のコナ世界選手権への挑戦は2年後になってしまう。ある意味では、毎年開催よりも難しい状況になっている。
今回のやり直しで勝てなかったのは、やり切って負けたのだろうか?答えはNoだ。なぜやり切れなかったのか?これくらいでなんとかなると心のどこかで思っていたはずだ。これが自分の弱さなんだろう。勝っている人を見れば、自分との違いがよく分かる。そのために、去年ニースの世界選手権で強い人と知り合い、刺激を受けに行ってきた。それでも自分は強くなれずに負けた。
今朝、10月のアイアンマン マレーシアにエントリーした。だが、何もかも犠牲にして臨むつもりはない。なぜなら自分は会社員だからだ。いくらアイアンマンで強くなりたくても、仕事で負けては意味がないと思うからだ。アイアンマンの前に父である。バランス取りの中で言い訳なしに強くなりたい。そして勝ちたい。
再び高校3年生のやり直しを続ける。勝つまで。勝っていつか、高校3年生の続きをやりたい。
強くなりたい。