【石破自民】自民党支持層から無党派層へ【不支持】
2024年9月27日(金)に自由民主党総裁選挙が行われてから一週間が経った。
選挙で決まった事とはいえ、正直に言うと、いまだにその現実を受け止められないでいる。
そして、失望や呆れを通り越して、いまだに怒りが収まらない。
そんな筆者には、アンガーマネージメントは通用しないのだろう。
氏ぬまで「見た目は大人、頭脳は子供」のままでしょう。
もしかしたら、ASDやADHDの疑いすらあるのかもしません。
それをしっかり自覚している自分を褒めてやりたい。
■裏切りの男・石破
石破には「裏切りの歴史」が存在する。それが以下の拾い画像。
本当なのか?と思って調べてみたら、本当に本当だったというから笑えない話である。リアルユダか?
よく、マスコミ記事の本文に「閣僚経験者」や「自民党元幹部」という文字が踊り出ている事はご承知の通りであろう。
筆者は、その正体は石破であると思っている。断言はしないけど、可能性としては高いのではないか。
石破は8年間も無役で非主流派で冷や飯を食い続けてきた。
そんな石破が、マスコミのくだらない取材にも全てに対応している。その甲斐があってか、マスコミから叩かれる事があまりなく、不自然に持ち上げられ、「次期総理になってほしい人ランキング」では常に1位である。
そのチカラを背に、安倍内閣や麻生内閣に対して背後から弓を引く行為を繰り返してきた。
■党内人事と組閣人事から躓く石破
その直後に、石破新総裁の記者会見が行われ、党内人事や組閣に取り掛かった。
党内人事の正式発表は9月30日、組閣の正式発表は10月1日であったが、その前からいろんなところからの情報で、いろんな人の名前が挙がった事で、大体のところは既に判明していた。
決選投票で争った高市議員には「総務会長」(党ナンバー3)のポストを打診したようだが固辞された。
そりゃそうです。泥船には乗りたくないでしょう。
何より、党員票では、1位確実と思われていた石破(108)を破って1位(109)になり、
議員票でも、1回戦は小泉候補(75)に次いで2位(72)で、
決選投票でもわずか21票差だった相手に対して打診するポストは、幹事長(党ナンバー2)か官房長官(総理の右腕)か本人が希望する役職しかあり得ない。
だが、打診したポストは「総務会長」というある種の"名誉職"の打診だったわけで、幹事長なら引き受けていたとされる高市議員が固辞するのは当然とも言える。
幹事長には79歳の森山裕議員が収まり、
官房長官には林芳正議員が続投となり、刷新感はゼロ。
2012年の安倍総裁だって、決選投票で戦った石破を即幹事長にした。党員票では自分よりも上回っていた事を最大限に尊重した結果の人事だ。
同じく、総裁のイスをかけて戦った小林議員には「広報本部長」(党ナンバー7)のポストを打診したようだが固辞された。
そりゃそうです。泥船には乗りたくないでしょう。
何より、総裁のイスをかけて戦った者にとって、「広報本部長」なんて、ぞうきん掛けの冷や飯ポジションなのは明らかだ。
小林議員自身は、固辞ではなく、共に戦ってくれた仲間に対した配慮したと言っていたが、こういうのはお互いに政治的駆け引きなのでしょう。
■党役員人事と組閣人事
党役員人事の正式発表が9月30日にあった。
(以下のポストが最もわかりやすい)
決選投票で自分を支えてくれた人が多く名を連ねていると思われる。
前述の通り、高市さんと小林さんは打診を固辞。
麻生総理には、30年ぶりに復活したらしい「特別顧問」という"名誉職"となったが、特に何か権限があるわけでもない。
クビに縄を付けたつもりだろうが、そうはいかない。
組閣人事の正式発表が10月1日にあった。
自分の推薦人になった人が9名もいる。まさに論功行賞。
初入閣は13人もいるが、その多くは衆5・参3以上の大臣待機組である。
しかも、よりにもよって安倍総理を国賊呼ばわりしたアイツを総務大臣に召喚したというから笑えない。
石破新内閣は、キツイ表現をすれば「国賊裏切り者内閣」という名に相応しい。
高市陣営・小林陣営・茂木陣営の推薦人からはゼロ。
茂木・河野・上川は干された形となった。
そして、清和会(安倍派)からの入閣もゼロ。
役員人事に幹事長代行として福田議員が名を連ねただけ。
しかも彼の場合は、同じ清和会でも福田派(福田赳夫→福田康夫)の流れを汲んでいるので、安倍派(安倍晋太郎→安倍晋三)の流れとは毛色が違う。
これはもはや、安倍支持層をコケにしたかのような「反安倍人事」「報復人事」「安倍全否定内閣」そのものだ。
刷新感ゼロの上に、安倍派を一掃、安倍を完全に葬り去りにきた。
安倍総理に比較的近いのは、加藤さんと城内さんくらいか。
https://www.jimin.jp/news/information/209100.html
これが石破が我々国民に出した答え。
そして、石破を新総裁に担ぎ上げた自民党議員の出した答えでもある。
林を官房長官続投の報道が流れた時点で一定の評価をしていた人たちもいたようだが、もしかして…と期待させて持ち上げておいて、最後の最後に奈落の底へ叩き落とす。
これが裏切り者のやり方。
ユダも真っ青です。
■自民党支持層から無党派層へ
「派閥なき総裁選挙」を掲げていたはずが、結局は『派閥存続の総裁選挙』で終始してしまった。
ただでさえ国民が非常に厳しい目で見ているというのに、またしても醜態をさらけ出した自民党。
もはや自浄作用などあるまい。
安倍総理がいた時の自民党とは180度全くの別物。
総裁選挙の直後にはある程度腹が決まっていたが、党内人事と組閣人事が決まるにつれて、腹に決めていたものはゆるぎないものひとつとなった。
そして、正式発表後に決断する意思は固まった。
これまで、裏切りの歴史を何重にも積み重ね、麻生内閣や安倍内閣に幾度も弓を引いてきた石破茂。
そんなヤツが我が国の内閣総理大臣というだけでも反吐が出るのに、
安倍総理を国賊呼ばわりし、先日の株価暴落や円安は「アベノミクスの負の遺産」とコケにしたアイツを総務大臣に起用するのは虫唾が走る。
これまで、どんな事があろうと、自民党支持者として、
安倍総理が失脚した時も、
福田康夫が総理になった時も、
麻生内閣がどれだけマスコミや党内野党から背後撃ちをされても、
それでも「腐っても自民党」という気持ちで鳩山民主党にだけは魂を売らないと歯を食いしばり、
惨敗して下野した時も逃げなかった。
だからこそ、第二次安倍内閣になった時は報われた思いだったし、これまでのゴミみたいな生活が劇的に改善され、立ち直る事もできた。
だが、安倍総理もいなくなり、安倍総理が蒔いた種を新総裁の石破が踏み潰しにきた。
いくら自民党員だからといって、安倍路線を否定し続けてきた男が形成した内閣なんて支持できるわけがない。(加藤さんと城内さんは除く)
最近になって(?)、やっとわかった気がする。
筆者は、安倍総理や、安倍総理がいた時の自由民主党を支持していたのだと。
「自由民主党」という看板そのものを支持していたわけではないのだと。
総裁選挙であんな醜態を見せられてしまったら、ね。
アレを機に安倍路線から完全に決別したのだなと思うしかない。
安倍総理がいなくなり、安倍路線からも脱却した自民党を、今後も支持し続けるというのは、筆者にとってはなかなかしんどいものがあり、自信もなくなってしまった。
従って、この時を以て無党派層になろうと決意した。
自民党員は維持し続けるが(先月に年会費を納めたばかりだし)、
百万歩引いた位置から俯瞰し、政党関係なく個人的に"推し"の議員を支持していくことにする。
そもそもの話、筆者の場合、 信用信頼している"推し"の自民党議員は20人いればいい方だからね。 他は知らないか全く信用に値しないか。
そういうわけで、今後の筆者は、
【石破自民党】は不支持。
【石破内閣】も不支持。
で…あります。
以上。
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