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部下の気持ちが離れるとき

こんにちは。

今日は、佐久間宜行著書「ずるい仕事術」から、
リーダーと部下の温度差についてお話したいと思います。


▼ 空回りしたら「説明不足」「負担超過」を疑え

自分だけがやる気満々でまわりが冷めているとき。

リーダーは不安や徒労感で、
ときにメンバーを責めてしまいそうになる。

そんなときはまず、
「メンバーに伝わっていない可能性」を検証しよう。


つまり、プロジェクトをつまらないと感じているのではなく、
メンバーがそもそも、
そのプロジェクトの意義や意味を理解していない可能性を考えるのだ


なぜこの仕事に取り組むのか。

なにを目指しているのか。

成功したらどんなことが起こるのか。


こうした「なぜ」の説明が腑に落ちないと、
人はアクセルを踏みきれない。

モヤモヤしている人にどんなにリーダーがハッパをかけても、
それは「リーダーがやりたい仕事」であって、
「チームの仕事」にはならない。

リーダーの目標をチームの目標として共有できていないときは、
ほぼ空回る

そんなときはもう一度、
「なぜ」の説明に言葉を尽くそう。



空回っているときにもうひとつ検証すべきことがある。

それは「メンバーが負担超過している可能性」だ。

たとえば、ただでさえ通常業務があるうえに、
急にリーダーが新しい仕事を持ってきたら、
メンバーは「無理無理」と冷めてしまう。

そこを気合で押し切ろうとすると、
余計に気持ちは離れていく。

確実に成功させたいプロジェクトがあるときは、
それが高いクオリティで実行できるよう、
メンバーの負担をコントロールするのもリーダーの役割になる。


どれだけ思い入れがある仕事でも、
自分ひとりでできることなんて一つもない。

だからこそリーダーは、
みんなで同じ方向に進めるよう、
言葉と態度で示していこう。



私の上司にも、いました。

思い付きで「あれもやろう、それもやろう」と、
私たちの仕事の状況を一切無視した
独りよがりのリーダーです。

確かに良いアイデアもあるのですが、
現状を考えると「今じゃないでしょ」となります。

やる気満々のリーダーは自分に酔っているだけで、
周りを客観視できず、
結局いい仕事ができずに終わってしまうことが多いんですよね。

私の経験からも納得のお話でした。

それでは、また。

♯佐久間宜行 ♯ずるい仕事術 ♯やる気満々 ♯空回り
♯説明不足 ♯負担超過

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