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【ツアーFINAL東京 ベスト8】リアス&リオルデッキ【バトルスピリッツ】

こんにちは。はじめましての方ははじめまして。リグと申します。

ずっと推しであるリアスとリオルを輝かせてあげたいと思っていた私ですが、この度『バトラーズツアー2023 ツアーFINAL東京』にて、リアス&リオルデッキでベスト8になることができました!!

新井さん「黄色は詩姫だけじゃない?」
黄色代表だと知って、どや顔するリオちゃん

こうやって結果を残せたので、今回は再びリアス・ウロヴォルンとリオル・ティーダ(以下リアリオ)のデッキを紹介・解説していきたいと思います。

前回の記事から約1年。念願のフィニッシャーや契約スピリットも追加され、かなり構築が変わりました。現状リアリオデッキでこれ以上の構築案は無いと思えるくらい考えたデッキです。かなり長いですが、よければ最後まで見ていただけると幸いです。




●デッキリスト


【契約スピリット】
[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン×3

【スピリット】
ムゥ×3
[スターフェス]リアス・ウロヴォルン×2
[スターフェス]リオル・ティーダ×1
セフィ・アリエス(REVIVAL)×3
[ハロウィン・ゴースト]リアス・ウロヴォルン×1
[冬の装い]ムゥ×1
新世代最可愛将孫市 黒曜の徒×3
[サイバーメロディ]リアス・ウロヴォルン×2
[オフショット]リアス・ウロヴォルン×1
[チョコレート大作戦]リアス・ウロヴォルン×3
[もう迷わないよ]リオル・ティーダ×3
[スクールバンド]リアス・ウロヴォルン×2
[白黒幻奏]リアス・ウロヴォルン×1
[白黒幻奏]リオル・ティーダ×3

【ブレイヴ】
光翼の神剣エンジェリックフェザーX/
光翼の神剣エンジェリックフェザーX -転醒化身-×1

【マジック】
絶甲氷盾(REVIVAL)×3
白晶防壁(REVIVAL)×2
覇王爆炎撃(REVIVAL)×2


●デッキコンセプト

《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》の効果である、黄1色のデッキをオープンする効果を多く発揮させるために低コスト帯のオープンカード。なおかつ【プリティアニマルズ】持ちスピリットを複数枚採用。オープンをしつつ小型展開で相手のライフを残り2まで削り、カウントが6以上になった所で《[白黒幻奏]リオル・ティーダ》のアタック時に2枚オープンし、その中の〈衣装〉持ちのリアリオ1枚につきライフを1点貫通。最大で2点ライフ貫通するので、それでリーサルを取るのが理想的な勝ち方になってます。
序盤はビートダウンのような動きになるため、場合によってはそのまま殴りきれる場合もあります。逆に相手が硬くてライフが上手く削れなかった場合、防御や除去を絡めて耐え、バーンやアンブロで削っていくという戦法を取ったりします。

採用しているオープンカードの特徴として、殆どが自身または他のオープンできるカードを手札に加えることができるというものがあります。
そのため1:1交換を繰り返し行いやすく、手札とカウント増加の息切れがしにくいです。
逆に、息切れした瞬間に勝てる確率が著しく下がります。今のバトスピ環境は相手とのリーサルプランに差が出たら最後、巻き返すことがかなり難しいです。もちろん対策をすればターンを貰えるかもしれません。しかし、このデッキで対策をするとなるとサーチ対象外が増え、結果的に息切れする確率が増えます。こうなってしまっては本末転倒なため、このデッキはオープンで回収できないカードを極限まで減らしています。


●採用カード解説

・[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン

今までのリアリオデッキで感じていた、初手不安・コア不足・除去不足を全て解決してくれた、救世主の契約スピリット。
自分の黄1色の『デッキをオープンする』効果によって、カウント増加とコアブもできるカード。カウント増加に回数制限はなく、コアブはターンに1回ですが、同名と書いていません。つまり重複します。
更には魂状態でも発動するため、「除去されたからもうカウントが増やせない……」ということも無いので、その点も優秀です。

難点としてはコアブが『このスピリットに置ける』という表記なため、魂状態だとコアブができないことと、自身のみだとカウントが増えないことです。後者は極力それを抑えるために、デッキオープン効果を多めに採用+αで対策を行っています。
その他にもコアブ条件が、《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》がこのターントラッシュに置かれていないというものがあります。しかし、自分からトラッシュに置かない限り問題ないため、あまり気にする必要はないです。強いて言うなら、《[白黒幻奏]リアス・ウロヴォルン》のアタック時オープンで捲れてしまった。かつ、メインステップでコアブをしていない時に発動しないくらいです。

アタック時は自分のカウント2につき、相手のスピリットのコア1個をリザーブに置くという効果。序盤にコア1個しか置いていない契約スピリットに対してカウント2の状態でアタックして除去したり、中盤以降はカウントの増え方次第で大型スピリットを倒すことができたりするため、有難い効果です。また、相手のスピリット『1体』という記載ではないため、複数のスピリットをまとめて消滅させたりすることも可能となっています。

採用枚数ですが私は3枚採用しています。白黒幻奏発売から約3ヶ月間は2枚採用でしたが、序盤に2体召喚。かつ、オープンを行ったアドバンテージが1体と比べて段違いということを切に感じました。その確率を増やすために3枚採用しています。


・ムゥ

フル軽減0コストでオープンが可能なカード。回収対象が自身を含む【プリティアニマルズ】を持つスピリットカードと幅広く、かなり重宝します。

基本的にリアリオデッキは先攻を取りますが、後攻になってしまった場合の動きにくさ防止にも貢献します。詳しくは『●デッキ解説』で説明します。

このカードが初手にあるか無いかで動く速度が変わるため、3枚確定。


・[スターフェス]リアス・ウロヴォルン&[スターフェス]リオル・ティーダ

どちらのカードも【デュエットパート】を持っており、ソウルコアが置かれている間、リアスとリオルに破壊耐性を与えてくれるカード。
契約煌臨を行うため【デュエットパート】が発動しにくいように見えますが、前述したように《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》のカウント増加は魂状態でも発動するため、自分のターンに復帰だけを目的に契約煌臨させることは少ないです。
その他にもこれらのカードを入れるメリットとしては、貴重な低コストの〈衣装〉持ちのリアリオであることです。あまりやりたくないですが、召喚しすぐ消滅させ、《[白黒幻想]リオル・ティーダ》のデッキトップに置く効果でトップ固定させるという方法が行いやすいです。

下の効果に関してですが、リオルの場合は対象がとても少なく、スターフェスのリアリオが並んだら使えたらいいな程度です。
リアスの場合はレベル維持が少々ネックですが、序盤中盤の除去やレベルダウンに貢献します。しかし、《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》や《[サイバーメロディ]リアス・ウロヴォルン》といった他にもコアシュートができるカードが増えたため、契約カードが出る前のリアリオよりは優先度が下がりました。

契約スピリットが常に破壊をしてくる突契約(ガット)や造契約など。《溶岩海のエデラ砦》《ストリームドロー》などからリアリオを護ってくれるため、そういったデッキに対しては有効な対策と言えます。しかし、破壊以外には貢献しにくいこと。後は《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》によるカウント増加に何一つ貢献できないため、合計で3枚の採用となっています。
私の場合はリアス2枚とリオル1枚ですが、貢献度を考えるとリアス3枚リオル0枚でいいかもしれません。私はスターフェスはリアリオ両方入れたいという譲れない想いがあるので、この採用枚数になっています。


・セフィ・アリエス(REVIVAL)

サーチ範囲が広めのカード。自身が回収できないのは少々ネックですが、残ったカードはデッキの上か下かで選べるため、デッキ上に戻した後に他のオープンカードで多少強引に回収することも可能です。
回収以外にもデッキトップ調整を行い、《[白黒幻奏]リオル・ティーダ》の2点ライフバーンに貢献してくれます。

下の効果は契約主軸のデッキにはほぼ刺さりませんが、Tier上位にいる紫エヴァにはかなり刺さります。紫エヴァ対面では自身が多少コントロール気味になっても、このカードをレベル2以上で維持することを優先しています。

現状は3枚確定なカード。


・[ハロウィン・ゴースト]リアス・ウロヴォルン

序盤はオープンするカードの息切れの保険として。中盤以降はそれと共に低コストの〈衣装〉持ちリアスとして貢献してくれる、縁の下の力持ち枠。
ミラージュ効果は悲しいことに、このカードが出た当初から全く嚙み合わず、活躍したことがありません……

事故防止として1枚のみ採用。


・[冬の装い]ムゥ

サーチ範囲は自身を含むため、《セフィ・アリエス(REVIVAL)》よりも優秀。しかしゴッド軽減が《新世代最可愛将孫市 黒曜の徒》でしか取れないことと、残ったカードは上に戻すという部分がネックなため、1枚のみ採用。


・新世代最可愛将孫市 黒曜の徒

本来孫市デッキのために作られたカードだと思いますが、全ての効果がこのデッキと噛み合います。
①《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》に関係なくカウントを増やせる
②貴重な1ドロー
③絶対に相手に関与されない軽減シンボル
④ゴッド軽減なども満たせるため《[冬の装い]ムゥ》が無理なく採用できる
⑤自身の効果によりオープン効果で手札に加えられるため回収しやすく、デッキの圧縮にも貢献

このカードをプロデュースした杉田には感謝しかありません……

③の理由により早めにセットしておきたいカードなため、3枚採用。


・[サイバーメロディ]リアス・ウロヴォルン

契約煌臨による魂状態の《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》の復帰や、単純に除去札として活躍するカード。
コストが軽めなため、自分のメインステップで召喚し、最大3コアリザーブといったことも比較的容易です。ただし召喚の場合、OC中効果は発動しないので注意が必要です。
OC中&煌臨中効果はモチーフである《辰の十二神皇ウロヴォリアス》を彷彿とさせる強力な除去効果です。ただ契約煌臨させる場合、基本的には相手のアタックステップ中に煌臨させることが多いです。そのため、タイミング的にOC&煌臨中の効果はかなり使いにくいです。自分のアタックステップ中に契約煌臨させればまだ発揮できるかもしれませんが、受けの除去カードとして取っておいた方がいいです。

効果が直接このデッキのコンセプトに関わる訳でもないため、採用枚数は2枚となっています。召喚/煌臨時のコアリザーブ個数に制限がついていたり、契約煌臨持ちなのにカウント増加に全く貢献できないなど、色々と惜しいカードになっています。イラストはめちゃめちゃいいのに残念です……


・[オフショット]リアス・ウロヴォルン

範囲が〈衣装〉と〈私服〉であるため、最大で2枚回収が可能なカード。
当初は《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》の2枚目を引きつつ、衣装のサーチカードである《[冬の装い]ムゥ》や《[チョコレート大作戦]リアス・ウロヴォルン》を同時に回収し、カウント増加とコアブーストを加速させたいと思い、採用をしました。しかし、そこまで理想的なサーチができる方が少ないため、今は「〈私服〉のオープンカードを回収。後は〈衣装〉が何かしら回収できればいいな」程度に思っているのと「推しの寝起き姿とか尊すぎるから絶対不採用にはしたくない」という想いで採用している感じです。

下の効果である【ショーアップ】はほぼ使いませんが、コアに余裕がある時は《[スターフェス]リアス・ウロヴォルン》や《[スクールバンド]リアス・ウロヴォルン》に【ショーアップ】させ、耐性付与やドローを行いつつ再びサーチカードとして使用する場合もあります。

フル軽減でも2コストであったり、【ショーアップ】の維持コアが3個も必要であるなど、《[冬の装い]ムゥ》同様にネックな部分があります。そのため、採用は1枚になっています。どちらかを不採用にして2枚に整えるのもありかもしれません。


・[チョコレート大作戦]リアス・ウロヴォルン

アクセル効果でのサーチカード。サーチ範囲は『リアス・ウロヴォルン』と『リオル・ティーダ』の中から1枚と少々範囲は狭めです。
ただ、現状〈衣装〉持ちリアスで唯一のサーチカードであること。アクセル効果なため召喚時バーストを踏まない点や、《獄炎の四魔卿ブラム・ザッファーグ》によるスピリットカードを召喚できない効果を影響を受けず使用できるため、熾烈な環境下で幾度となく助けられたカードになります。

下の効果であるスピリットからブロックされない効果も優秀で、実際にツアーFINAL東京の決勝トーナメントで蒼契約と対面した際、《神海皇子ガブル・シャック》などが回復状態でフィールドにいましたが、このカードでリアリオのアタックをブロック不可にさせ、勝利することができました。

唯一無二の点が多いため、3枚採用。


・[もう迷わないよ]リオル・ティーダ

出た当初から展開・回収・耐性などが優秀。契約カードが出る前まではこのリオちゃんに《光翼の神剣エンジェリックフェザーX》をブレイヴし、フィニッシャーにさせてました。
今は《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》のカウント増加に貢献する他、自身を召喚できれば連続でカウントが増えたり《[スクールバンド]リアス・ウロヴォルン》がオープンされれば3ドローと、優秀さは健在です。単純に、召喚時とアタック時でそれぞれカウント増加と手札が増える(または召喚)だけでも相性はいいです。

仮に今後〈衣装〉で召喚時にサーチができるリアリオが追加された場合、このカードの評価は更に上がると思います。

3枚採用確定。


・[スクールバンド]リアス・ウロヴォルン

中コストながら『リオル・ティーダ』がいる時に3枚もドローできるカード。未だに分かりやすくドローソースとして強いです。《[スターフェス]リオル・ティーダ》の採用枚数が減ったので通常召喚での3枚ドローがしにくくなった印象を受けるかもしれませんが、《[白黒幻奏]リオル・ティーダ》がフィニッシャーにしては少ないカウントで契約煌臨できるため、そこまで苦ではないです。ただしフィニッシャーに隙ができるため、その手法はサーチが繋がらなくなった場合の最終手段か、相手のバースト次第(もちろんセットしてない方がいい)で検討する感じです。

下の効果も《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》によるカウント増加に貢献できます。ただレベル2からなのと、召喚対象が自身しかいない上に残りは破棄なため、どうしてもカウントが欲しい場合以外は発動させないです。これらの理由から、2枚採用になっています。


・[白黒幻奏]リアス・ウロヴォルン

序盤は復帰やライフを早めに削りつつ、カウントを増やすために。中盤以降は《[白黒幻奏]リオル・ティーダ》を契約煌臨した後に通常召喚し、全員除去されリーサルに届かなかった場合、OC効果で後続を契約煌臨させるために採用。しかしどちらも保険的役割なため、1枚のみ採用しています。

滅多にないですが自分のカウントが3の状態でこのカードを契約煌臨させ、《光翼の神剣エンジェリックフェザーX》をブレイヴさせアタック。アタック時を発動させればカウントが+1され、このタイミングで除去された場合、先に《光翼の神剣エンジェリックフェザーX》を転醒させカウント+1で5にし、OC効果でトラッシュのソウルコアをリザーブに置くことが可能です。6であれば《[白黒幻想]リオル・ティーダのOC効果が発動できるため、少し惜しいなと思っています。


・[白黒幻奏]リオル・ティーダ

念願のリアリオフィニッシャー。本当に待ってました。
効果は数ある詩姫フィニッシャーの中でも破格だと思っています。

上の効果はトップ固定をしつつネクサスを手札に戻せるため《凍れる火山》などのヘイトネクサスや、相手のライフが減った時に発動する《メロラウアの花畑》。アタックした時に影響を及ぼす《紫の世界》《そびえ立つ奇神樹》などをどかすのに役立ちます。詩姫をトラッシュからデッキ上に戻す効果は任意ですが、その効果を発動した場合ネクサスを手札に戻す効果は強制です。そのため《ヴィルカイックビーチ》など配置時の効果があるネクサスしかない場合も戻さないといけないため、その点は注意です。

下の効果は条件付きですが、最大2点の即時ライフバーン効果。上の効果で1点は確定にできるため、後は予めメインステップで《セフィ・アリエス(REVIVAL)》などでデッキトップ調整をしておき、確実に2点ライフバーンを狙うのが理想です。オープンしたカードは手札に加わるため、無駄がありません。

これらの効果は当然どちらを先に行うか選べます。基本的には上の効果から使用しデッキトップを固定させ、下の効果を発動させます。しかし、このターンで相手のライフを0にすることができないと判断した場合、手札補充の目的としてあえて下の効果から使用し、上の効果でデッキトップをサーチカードにして次のターンの息切れを予防したり、高コストをトップにしてUトリガーをガードしやすくすると言った戦法も取れます。

効果だけでも十分優秀ですが、更に優秀なポイントとして『召喚でも全ての効果を使うことができる』のと『詩姫であれば誰でも煌臨元になれる』という点が挙げられます。

前者は具体的には

これらのネクサスカードでフィニッシャーが契約煌臨できず、だからと言って召喚だと効果が使えず詰み、ということになりません。またアタック時でネクサスをどかせるため、1枚しか貼ってなかった場合は2枚目の《[白黒幻想]リオル・ティーダ》を契約煌臨できるようになります。

後者は前のターンで防御マジックを《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》を消滅させないと使えない状況で、カウントは6以上あるのにフィールドに何もない状態から低コストの詩姫を召喚。そのまま契約煌臨させたり、《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》のアタック時コアシュートが強制なため、その効果を使いたくない場合に別の詩姫に契約煌臨させたりと、他の契約デッキと比べても少し特殊な立ち回りが可能になります。このような状況はあまりないかもしれませんが、覚えておいて損はないと思います。

後は召喚/煌臨時が無いため、余計なバーストや《EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-》を踏む心配もありません。優秀。

《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》共々、リアリオデッキにおいての救世主となっています。

当然ながら3枚採用。


・光翼の神剣エンジェリックフェザーX/
光翼の神剣エンジェリックフェザーX -転醒化身-

5コスト帯のサブフィニッシャー化や《[白黒幻想]リオル・ティーダ》にブレイヴさせ2点バーンを含めた計4点を行うことができるカード。
5コスト帯は主に、《[もう迷わないよ]リオル・ティーダ》や《[白黒幻想]リアス・ウロヴォルン》になります。相手の盤面次第ではリーサルまで持っていくことが可能です。アルティメットにも対応している点もポイントです。

ただ、正直今の環境で連続アタックでそう簡単にリーサルは取れないと思っています。防御マジックはもちろん、相手のフィールドに魂状態の契約スピリットだけいれば契約煌臨で除去できるカード。カウントが5以上であればフル軽減1コストで除去できるマジックetc…
なので、どちらかと言えば『防御札を使わせる』という目的の方が強いです。使わせつつ、相手の残りライフが2以下になればなおよしです。

転醒はカウントの関係上殆ど行えません。仮にカウント5以下で転醒できたとしても、カウント増加以外貢献できる部分が殆どないため気にならないと思います。

どこまで行っても外部枠で補佐的役割なため、採用は1枚となっています。


・絶甲氷盾(REVIVAL)

《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》の効果でコアブーストができるとはいえ、オープン効果を多用する序盤はコアがカツカツになります。その時に攻め込まれるのを防ぐため、採用しています。
今の環境はアタックステップ終了メタはありますが、《神海大帝ケーニッヒ・シャック》や《獄炎の四魔卿ブラム・ザッファーグ》などの大型が持っている印象が強いので、序盤のアタックは大体これで止まると思っています。後はバーストのライフ回復もこのデッキでは貴重です。確定数をずらしたり、《白晶防壁(REVIVAL)》のためのライフ管理などに役立ちます。

序盤に引いておきたいため3枚確定。


・白晶防壁(REVIVAL)

もはや説明不要の白マジック。カウントを増やせるようになってこのカードを入れられるようになったので、デッキ自体の防御力も上がりました。契約以前のデッキは今以上にソウルコアを維持する必要があったため、リバイバル前も採用することができませんでした。

《絶甲氷盾(REVIVAL)》とのバランス兼ね合いも考え、2枚採用しています。


・覇王爆炎撃(REVIVAL)

獄契約対策だったり、ブレイヴしているスピリット/アルティメットであればBP問わず破壊できるため採用しています。幻魔神を右ブレイヴ(超装甲:緑/白/黄)された時にも破壊できるため、無駄がないです。

基本除去系マジックは2枚しか採用していないため、例に漏れず今回も2枚採用になっています。


●不採用カード解説

大抵の理由の中に『《ムゥ》の効果で回収できず破棄されたり、サーチで全く回収できない確率が上がってしまうから』というのが当てはまります。なので、それ以外に理由があるカードや、採用期間が長かったけど結局不採用になったカード。後は詩姫の汎用カードをピックアップして解説します。


・マリキャッツォ

《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》の効果である自分の黄1色の『デッキをオープンする』効果は、相手のデッキをオープンする効果も対象です。そのため、《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》の効果で+1。《マリキャッツォ》の効果で更に増加する場合もあるため、一時期採用していました。

しかし、自分のメインステップにカウント増加以外何も貢献できないのと、アタック時効果もレベル2から。最初にアタックするのを《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》にするか《マリキャッツォ》にするかと余計に考えることが増えたため、不採用にしました。
カウント増加に関しては《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》の採用枚数を増やしたり、【プリティアニマルズ】の範囲でオープンカードを増やした方がいいと思っています。


・三賢神ラルヴァンダード

『GREATEST RECORD 2023』が発売した6月終わりあたりから入れてみたカード。このデッキは主にメインステップ中にカウントを増やすため、効果召喚した時のアドバンテージが大きかったです。
また、シンボルが全色になるため、他の色のメタカードを無理なく召喚できることにも貢献できます。

しかし、このデッキは早い段階でカウントを2まで増やすことができない可能性があります。このカードが入っているデッキは、個人的にはランポGSや呪契約のイメージがあります。それらのデッキは契約スピリットがアタックしただけでカウントが2増えるので、無理なく入る印象を受けました。
一方このデッキは他のカードのオープン効果でカウントが増えるので、不確定要素です。そこが非常に悩みの種でした。

このカードを採用していた時期、特にデッキが迷走していたのですが、ある時「別にこのデッキにラルヴァンダード、入れなくてよくない……?無くてもドローもコアブもできるし」という単純な結論にたどり着きました。手札保護はこのデッキには無い魅力的な効果ですが、その恩恵を受けそうな時は《凍れる火山》が貼られている時くらいです。それを貼ってくるのはアマテラス。後は強いて言うなら零契約ぐらいですし、《神海皇子ガブル・シャック》にはほぼ無意味なので割り切りました。現状無くても安定してリソースは稼ぎやすくなったので、そのまま不採用になりました。


・テランの丘の天地繋ぐ星柱

序盤のカウント増加とシンボル稼ぎ目的で採用していました。下の効果も、主にアタックステップ中に除去を行う呪契約や獄契約に対してライフ回復を行いやすく、延命することができます。
創界神ネクサスを採用するデッキであればコアをボイドに置くことができ、カウントも増やすことができます。

しかし、カウント増加とシンボル稼ぎに関してはほぼ上位互換の《新世代最可愛将孫市 黒曜の徒》がおり、他の効果もピンポイントです。ネクサス破壊も赤ならもちろん、造契約だと逆手に取られてしまいます。
このように今の契約デッキにはかなり逆風だと感じたため、不採用になりました。


・戦国フェス メインステージ

詩姫を知っている人なら「なんで入れてないの?」と思われるカードだと思います。このデッキには現状、【プリティアニマルズ】の〈私服〉が10枚と〈衣装〉が19枚あります。このカードを入れるために少し枚数調整してやれば、効果自体は全然発動可能です。ならば、なぜ採用しないか。理由は2つあります。

まず1つ目は『トラッシュ回収したいカードは〈私服〉である』です。
現状、このデッキの序盤からのオープンを担っているのは《ムゥ》や《セフィ・アリエス(REVIVAL)》と言った〈私服〉のカードです。これらのカードを回収できないため、採用してもあまりデッキに貢献できませんでした。
〈衣装〉の序盤からオープンできるカードとして、《[チョコレート大作戦]リアス・ウロヴォルン》がいるため、全くいない訳ではありません。しかし、アクセル効果なため手元に置かれてしまい、再び発動するまでの燃費が悪いです。

2つ目は『そもそもこのデッキの〈衣装〉と〈私服〉に対し根本的に相性が悪い』です。
このカードを採用するデッキは、高コストの〈衣装〉が早い段階で来てしまった場合破棄をしドローソースに変換。後から【オンステージ】や【ショーアップ】持ちの〈私服〉を召喚する際に回収し、そのまま踏み倒し召喚をするものだと思っています。
しかし、このデッキの高コスト〈衣装〉は契約煌臨持ちの《[白黒幻想]リオル・ティーダ》のみです。しかも煌臨条件も緩いため、あまり破棄しようとは思わないです。
また、〈私服〉持ちで前述の効果を持っているカードは《[オフショット]リアス・ウロヴォルン》のみで、しかも1枚しか採用していません。その他の〈私服〉持ちは契約スピリットと低コストのオープンカードのため、序盤にいればまず召喚します。つまり、このネクサスを配置して〈衣装〉を破棄した後に、〈私服〉で回収するというプロセスが成り立ちにくいです。

以上の理由から不採用にしています。1つ目の理由は今後解消されるかもしれませんが、2つ目の理由が解消されることは今後ないと思っています。


・プロデューサーリリ

元々必須ではなく、無難なカードとして採用していました。今は他のカードでいくらでも補えるためわざわざ採用するまでもないと思い、不採用にしています。

後は個人的にこのカードと私自身の相性がよくないです。落とすカードが毎回悲惨すぎてストレスを感じるので採用してないまであります。


・零ノ障壁

獄契約の強力なメタになる【ゼロカウンター】である反面、他のデッキには殆ど《絶甲氷盾(REVIVAL)》の下位互換になってしまうため、思い切って不採用にしました。代わりに別の獄契約メタである《覇王爆炎撃(REVIVAL)》を採用し、獄契約を見つつ他のデッキも対応しようとしている感じです。

現状はこのような理由で採用していませんが、獄契約があまりにも多くなったらまた1枚くらい採用しようかな……とも思っています。
(その時はシークレット買いなおさなきゃ……)


・イエローフィールド

《ムゥ》と同等レベルで序盤のオープンに貢献できるマジック。採用していた時の理由は外部枠の回収なため、外部枠が減ってからは自然と採用率が減っていきました。

後はたまに起きる『まだ《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》のコアブーストをしていない時にこのカードを使用し、《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》と防御カードがオープンされた時どうするか悩む』という問題にストレスを感じたので、それも不採用になった理由になります。


●デッキ解説

・先攻と後攻、どちらを取るか?

基本的に先攻を取ります。
理由としてはコンセプトとして、序盤はとにかく低コストを展開し、小型でライフを削るのを優先するためです。
後攻でも動けない訳ではありませんが、理想的な展開方法がほぼ《ムゥ》頼りです。だからと言って《ムゥ》がいれば後攻を取るかと言えば、その限りではありません。詳しくは下記で解説します。

・先1での展開優先度

【基本】
新世代最可愛将孫市 黒曜の徒(ミラージュセット)[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン

【相手の後1に確定で破壊される場合】
新世代最可愛将孫市 黒曜の徒(ミラージュセット)[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン(条件あり)[スターフェス]リアス・ウロヴォルンor[スターフェス]リオル・ティーダセフィ・アリエス(REVIVAL)or[冬の装い]ムゥor[チョコレート大作戦]リアス・ウロヴォルン(アクセル)[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン

《新世代最可愛将孫市 黒曜の徒》が先1でセットできた場合、先2で《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》を召喚した後、《セフィ・アリエス(REVIVAL)》《[冬の装い]ムゥ》《[チョコレート大作戦]リアス・ウロヴォルン》のアクセル効果という、サーチカードで展開をすることが可能なため、この動きが1番強いと思っています。
《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》を召喚の場合でも、除去されなければ先2で《新世代最可愛将孫市 黒曜の徒》がセットされているのと同等レベルで展開することが可能です。逆に除去されてしまうと展開が大幅に落ちてしまうため、《新世代最可愛将孫市 黒曜の徒》よりも優先度が落ちます。

(《新世代最可愛将孫市 黒曜の徒》が初手にない時)破壊はしてくるデッキだけど、相手の後1に必ずしも破壊をしてくるとは限らないデッキの場合、除去されないことを祈って《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》を召喚します。例として挙げるならば、蒼契約です。契約スピリットである《相棒鮫シャック》自体は除去効果を持っていませんが、シャック→ストリームドローで蒼波を破棄で破壊されてしまいます。相手がストリームドローまで持っていて、使われたら仕方がないです。そこは割り切ります。

確定で相手の後1で破壊されてしまうデッキですが、突契約(ガット)や造契約。後は呪契約などが当てはまります。【デュエットパート】でリアリオを破壊から護りたいため、《新世代最可愛将孫市 黒曜の徒》が無い場合はスターフェスのリアリオを優先して召喚します。ない場合はサーチで無理にでもその3種を引きに行きます。しかし、サーチカードに余裕がない場合は、破壊されることを承知な上で《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》を召喚します。サーチカードでサーチカードを回収またはデッキ上に戻せる可能性もあるため、ここは択になります。
《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》をスターフェスのリアリオよりも優先して召喚する条件としては、2枚目の《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》と《ムゥ》がいることです。その2枚があれば例え破壊された場合でも、先2で後1とほぼ同じ動きが可能なため、とりあえずは問題ないです。

余談ですが、確定で消滅させることが可能なデッキとして、獄契約が存在します。しかし、後1で除去はせずに《辺獄の四塔》や《相棒魔卿ジャバド》を召喚だけ行い構えておくものだと思っているので、【基本】の動きで問題ありません。

・後1での展開優先度

《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》+《ムゥ》《新世代最可愛将孫市 黒曜の徒》+[スターフェス]リアス・ウロヴォルンor[スターフェス]リオル・ティーダ>>《新世代最可愛将孫市 黒曜の徒》《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》

《ムゥ》がいない限り、展開がかなり苦しくなります。優先度2番目のパターンですが、契約カードを除くと4枚の中の2枚がこの組み合わせでなければいけないので、そもそも引けている確率が低いです。
そうなると他の優先度ですが、後の2つは先1でできる動きと同じです。「先攻取れればなぁ……」ってなります。つまり、あまり強くない動きです。
このことから、このデッキは主に先攻を取った方がいいことが分かると思います。

例外としては『・先1での展開優先度』でも触れた、【相手の後1に確定で破壊される】デッキの場合になります。《新世代最可愛将孫市 黒曜の徒》も手札になく、2枚目の《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》もない。でも《ムゥ》はある。その場合は後攻を取った方がいいです。仮にスターフェスのリアリオがあった場合でも

《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》→《ムゥ》→[スターフェス]リアス・ウロヴォルンor[スターフェス]リオル・ティーダ(《ムゥ》は消滅)

が可能なため、3番目の優先度である『先1にスターフェスのリアスかリオルを召喚してターンを返す』よりも優先度が高いです。


・《[白黒幻想]リオル・ティーダ》のためにデッキトップを操作するカードはどれが1番いいか

『最終的』には《[冬の装い]ムゥ》です。
『最終的』と書いた点も含めて、詳しく説明します。まず、サーチ範囲が広いということは、リアリオをデッキトップに置きやすくなります。例えば3枚オープンで、

《セフィ・アリエス(REVIVAL)》《[白黒幻想]リアス・ウロヴォルン》《白晶防壁(REVIVAL)》

がオープンされたとします。《[冬の装い]ムゥ》であれば《セフィ・アリエス(REVIVAL)》を回収し《[白黒幻想]リアス・ウロヴォルン》をデッキ上に戻せば、トップ調整が完了になります。しかし《セフィ・アリエス(REVIVAL)》や《[チョコレート大作戦]リアス・ウロヴォルン》のアクセル効果では、対象が《[白黒幻想]リアス・ウロヴォルン》しかいないため、下に戻して再度別のカードで調整を試みる必要があります。
しかし、ここでも《[冬の装い]ムゥ》の残ったカードはデッキの上に戻すというネックが付きまとってしまいます。仮に《[冬の装い]ムゥ》でもデッキトップ調整が失敗した場合、上に戻してしまうため次も失敗しやすくなります。トップ調整という点においては1番優秀ですが、採用枚数が少ないのはこのためです。普通に《セフィ・アリエス(REVIVAL)》でもサーチ範囲が広いので、

《ムゥ》《[白黒幻想]リアス・ウロヴォルン》《白晶防壁(REVIVAL)》

の場合であれば《セフィ・アリエス(REVIVAL)》でも《ムゥ》を回収し、《[白黒幻想]リアス・ウロヴォルン》をデッキトップに戻してトップ調整が完了になります。仮に失敗しても下に戻し、他のカードで再びデッキトップ調整ができるので、失敗した際のリスクを回避しやすいです。失敗した際のリスク回避という点では《[チョコレート大作戦]リアス・ウロヴォルン》も当てはまります。それに加えて〈衣装〉のリアリオが2枚オープンされれば、《[チョコレート大作戦]リアス・ウロヴォルン》でもデッキトップ調整が完了するため、決して駄目という訳ではありません。

まとめると《セフィ・アリエス(REVIVAL)》や《[チョコレート大作戦]リアス・ウロヴォルン》のアクセル効果でトップ調整を試み、できなければ最終的には《[冬の装い]ムゥ》で最後のデッキトップ調整を試みるというのが回答です。


・《[白黒幻想]リオル・ティーダ》でデッキトップに戻す〈衣装〉持ちリアリオの優先度

基本的には《[白黒幻想]リオル・ティーダ》または《[ハロウィン・ゴースト]リアス・ウロヴォルン》です。
理由としては単純で、もし倒せずに次の相手のターンで《[白黒幻想]リオル・ティーダ》を除去されてしまった場合、再びフィニッシャーを立てられるようにするためです。
《[ハロウィン・ゴースト]リアス・ウロヴォルン》に関しては、《[白黒幻想]リオル・ティーダ》が消滅・破壊されてトラッシュに置かれた場合はそれを回収。《[白黒幻想]リオル・ティーダ》が既に手札にある場合はサーチカードをトラッシュから回収し、デッキトップ調整を行う目的で優先度が高いです。

他パターンとして次のターンにリオちゃんが無理なくフィールドに出てこれそうなら《[スクールバンド]リアス・ウロヴォルン》だったり、《[白黒幻想]リオル・ティーダ》を召喚しており、ソウルコアがまだ使える状態であれば《[サイバーメロディ]リアス・ウロヴォルン》なども候補に挙がります。


●対面知識

・蒼契約

悠長にしていたらまず勝てないので、とにかく低コスト帯を並べて殴り切るつもりで戦います。幸いなことに今の蒼契約には《青の世界》が採用されていない場合が多く、序盤は隙が大きいです。
相手の手札にもよりますが、相手のメインステップ中にカウントが7以上になったら負けを覚悟します。それくらいヤバい相手です。

理想としては先1で下準備、先2でできるだけアタック。次の相手ターンは防御マジックで耐え、先3に再び低コスト展開で殴り切るか、《[白黒幻想]リオル・ティーダ》のバーンで倒すが理想です。

防御マジックで耐えると言っても《白晶防壁(REVIVAL)》は相手のメインステップ中に《神海皇子ガブル・シャック》が煌臨されたら無理ですし、《絶甲氷盾(REVIVAL)》は《神海大帝ケーニッヒ・シャック》が乗れば終わりです。勝率は2割くらいかなと思っています。


・獄契約

蒼契約と比べるとまだコントロール寄りなので、自分の動きが行いやすいです。しかし、このデッキにはアルティメットを除去するには、《覇王爆炎撃(REVIVAL)》などの外部枠に頼らなければいけません。

隙を見つけてライフを削り、ライフバーン圏内になんとかいけるようにします。ライフ3まで削れば《獄炎の四魔卿ブラム・ザッファーグ》で自分のライフを削ってくれればバーン圏内になるのでチャンスです。《魔卿執事バランドール》が来たら……はい。頑張りましょう。

体感ですが正直蒼契約よりもしんどいので、唯一のメタカード枠として《覇王爆炎撃(REVIVAL)》を採用している感じです。


・超星

ずっと対面研究してきましたが、このデッキばかりは無理です。
対策もとんでもなく無理をしないといけない上、対策しても負ける場合が殆どです。当たったら運の尽きということで割り切ってます。


・紫エヴァ

《セフィ・アリエス(REVIVAL)》でも少し触れましたが、このカードをレベル2以上で維持しておき、相手のフィニッシャーを疲労状態で召喚させアタックさせないというプレイングを行います。
《セフィ・アリエス(REVIVAL)》の効果をよく確認し、セフィの召喚時使用のタイミングで《EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-》を使ってくる可能性もあるので、他にもサーチカードがある場合はあえて召喚時を使わないという選択を取ったりもします。

難点として、このデッキはパイロットブレイヴを破壊する手段が乏しいため、《セフィ・アリエス(REVIVAL)》も召喚できず悠長にしているとワンショットをくらいます。《ガイウスの槍》でのライフ回復もあるので、強敵であることには変わりありません。


・極契約(ゼッター)

Uトリガーの関係上、デッキの上に欲しいカードを戻しターンを渡してしまうと落とされてしまうので注意。《聖天使シャルティエル》や《至海竜スプリーム・ハイドラ》のUトリガーをガードできるコスト帯は比較的いるので、それらをガードできるカードが捲れたら、あえてデッキ上に戻すという選択も取ることができます。
《聖龍公エファメラ・ティルノーグ》のアドバンテージがとんでもないので、《覇王爆炎撃(REVIVAL)》のフラッシュ効果はここを対象にするのがベターだと思います。


※もしかしたら、他の対面を追記するかもしれません。


●ツアーFINAL東京戦績


こんな感じでした。バトルの状況を軽く解説しようと思います。

・予選

1回戦:蒼契約×

相手が《ヴィルカイックビーチ》《イノレーサー》などで爆速にカウントを増やし、《神海皇子ガブル・シャック》にメインステップで契約煌臨からの《神海大帝ケーニッヒ・シャック》に超契約煌臨され、最速で何もできずに負けました。めちゃくちゃ強かったです。


2回戦:紫エヴァ〇

相手が展開が遅めだった上に、《セフィ・アリエス(REVIVAL)》もレベル2を維持し、そのまま理想の動きができて勝利。


3回戦:花契約〇

ライフ7スタートなため、ビートダウン重視で戦いました。途中から《光翼の神剣エンジェリックフェザーX》をブレイヴした《[白黒幻奏]リアス・ウロヴォルン》でアタックし、フラウをあえて消滅させずコアシュートでレベルダウン。その後にBP-10000させ回復する方針を取っていました。
脅威である《幻惑姫ヒトツメ》を相手が引けてないことも功をなして、そのままライフを削り切ることができました。


4回戦:アマテラス〇

《天照機巧・第三位オモイカネ》から《天照龍神グラン・テラス》を召喚され、連続アタックでリーサル取られそうな所を《絶甲氷盾(REVIVAL)》で耐え、相手の手札が残り1枚で《鉄壁ノ盾》であることが分かっていたので、低コスト帯でアタックして勝利。前ターンに《凍れる火山(REVIVAL)》が貼られたため、リソースがかなりギリギリでした。


5回戦:ランポGS〇

初手防御札満載で手札事故を起こしていたものの、相手の動き出すターンが若干遅めなのに救われました。
最終的には《テッポウナナフシ》をブレイヴした《牙獣の蟻王ビースト アント・レス》に連続アタックでリーサル取られそうになりましたが、ライフで受けて残り2の所で《覇王爆炎撃(REVIVAL)》と《絶甲氷盾(REVIVAL)》を提示し、《バタフライジャマー》をケアしてターンを貰い、そのまま勝利しました。


6回戦:幻契約〇

序盤に《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》が《スピリットコンボカー パルム》のアタック時で除去されてしまいましたが、相手のフィールドに置いてあるマジックの中に《使い魔召喚:ピヨフィールド》《土の熾天使召喚:ラムディフィールド》が無かったため、《[サイバーメロディ]リアス・ウロヴォルン》に契約煌臨し復帰。安定してカウント増加とライフ削りを行い、次のターンに《[白黒幻想]リオル・ティーダ》でしっかりリーサル。


・決勝トーナメント

1回戦:蒼契約〇

先1に《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》を召喚。相手後1に《マーラサーミズ神海都市》配置と《相棒鮫シャック》召喚でアタックされ、カウント3まで増加。
先2で小型展開でライフをできるだけ削る。相手後2で《イノレーサー》でカウント5。《アントラーウミウシ》を契約煌臨し、アタックでカウント7になりつつ回復。その後《神海皇子ガブル・シャック》で2点2点のリーサルを取られそうになりますが、《絶甲氷盾(REVIVAL)》で防御。
先3で《[チョコレート大作戦]リアス・ウロヴォルン》召喚でリアスとリオルをアンブロ化させ、そのままライフを削りきることができました。


2回戦:紫エヴァ×

攻め込むも《氷刃血解》で2回防がれ、《セフィ・アリエス(REVIVAL)》も引けないままコントロール寄りの戦いに。最後は《エヴァンゲリオン 第13号機》にブレイヴ3の5点でリーサルを取られてしまい、敗北。


ビートダウンの動きだけではなく、きちんと《[白黒幻想]リオル・ティーダ》でリーサルまで行けた戦いもあったので、個人的には満足でした。


●おわりに

ここまで見ていただき、ありがとうございます。この記事で少しでもリアリオのことを知っていただけたら嬉しいです。
「組んでみようかな」と思っていただけたのなら、もっと嬉しいです。

既に組んでいる方は、構築とかはどうだったでしょうか?自分で言うのも何ですが結構尖った構築だと思うので、他に何か質問があればリグ🐉🐅(@fiorepupo117)のDMにお気軽にご相談ください。もしかしたらこの記事の『●デッキ解説』に追記するかもしれません。

ではでは(・×・)ノシ





●おまけ

折角なので、詩姫限定構築のリアリオデッキも載せようと思います。

こっちはあえて通常版イラスト

実は殆ど変わらなかったりします。。

では、今度こそ(・×・)ノシ


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