試験対策でのCambly活用方法を再検討&講師選びのコツがなんとなくわかってきた話 | ケンブリッジ英検C2 | #5
こんにちは。前回ケンブリッジ英検の記事でこの夏から始めたオンライン英会話Cambly(キャンブリー)でIELTSレッスンを受けてみたお話をしましたが、その時点ではまだCamblyを始めたばかりで、それほど多くの講師や指導スタイルに接していない状態でした。その後試行錯誤しながらもレッスンを受けているうちに段々と自分のニーズに合う、又は相性の良い講師を見つけるコツもわかってきました。
そこで今日は、Cambly歴がまだ浅い私個人の経験と感想がベースにはなりますが、「試験対策でCamblyを利用してみる」場合に留意するべきポイントであったり、講師を選ぶ際に「こんな風に探してみるのもいいかも」と言うコツをIELTSとケンブリッジ英検C2(CPE)の2つの軸を使ってまとめてみたいと思います。
なおこの記事では「理想の講師に出会うのはなかなか難しい」と言うのがキーメッセージにはなってますが、これはあくまでも試験対策ができる講師を探す上で難しいと言うだけの話であって、普通のオンライン英会話レッスンとして利用するCamblyには満足しているので、決してCamblyを否定するものではない点についてご留意頂ければと思います🙇♀️
ですので、今回ご紹介する内容はユーザーの一人である自分が試験対策で満足度を上げるためにどう取り組んでいるのかの「過程」の紹介に過ぎないので、「へぇ、Camblyこういう使い方をしている人もいるんだ😲」という程度で気楽にお読みいただければと思います☺️
CamblyでIELTSレッスンを受講する時の留意点
*やはりIELTS専任講師は予約が取りにくい
これはもう口コミでもよく拝見していたのである程度覚悟はしていたんですが、やはりIELTS対策を行う講師は需要がかなり高いようで予約が取りにくい傾向があります😞なので私もお気に入りの先生が見つかったものの、なかなか都合が合わず定期的に受けるのは難しい状況です。
元々Camblyでは「アウトプット機会を増やす」というのが目的で、IELTSレッスンのために講師を探したりスケジューリングに手間やストレスを感じるのはなんだか本末転倒な気もしてきたこと、そして実際にこれから受験を控えている生徒さんの枠を取ってしまうのもご迷惑かも🤔とも感じ、今後は新規で講師は探さず今お世話になっている先生が空いている時に「単発の模擬面接形式」で受けるというスタイルに留めることにしました。
一般の学校であれば、受験予定がなくても定員に余裕があれば普通にレッスンが受講できると思うんですが、Camblyは講師が好きな時間に好きな指導スタイルで教えることができるという講師側にも配慮したプラットフォームでもあるようなので、こういう制約はある程度仕方ないのかなとも感じています。
*IELTS試験の内容を十分把握してから受講した方が良い
ここで、「もし受験を控えている」あるいは私のように「他の試験の代用でCamblyのレッスン受けてみたい」という方に「こうした方が満足度・効率が上がるかも」という観点から一つコツをお伝えしたいと思います。
実際にレッスンを受ける前には受験未経験でもIELTSの試験内容については事前に十分に内容を把握し、「IELTSの問題を使ってどういう風に練習したいか」を具体的に考えをまとめて事前にメッセージで講師にちゃんと伝えた方がレッスン時間も節約でき、スムーズに進められるのではないかと思います。(注:たまにメッセージを見てない講師がいて、その場合は授業中にそれをコピペしてチャットに投げ入れてます笑)
私も予めIELTSのスピーキング試験についてはYoutubeなどの動画で検索してチェックし、内容を把握してから試験のパート2で練習したい旨を講師に伝えて、初回からすぐ模擬形式でレッスンを始めることができました。Camblyは終了時間になると強制的にレッスンが終了する仕組みなので、IELTSに限らず時間を有効に活用するためにはこうした事前の準備が成功の鍵を握るのかなと思いました。
ケンブリッジ英検対策でCambly講師を探す上での留意点
*ひとまず学習アドバイスをもらって指導スタイルや相性チェック
ここからはケンブリッジ英検対策でCamblyを活用する方法についてです。前回もお話ししましたが、IELTSと比べると圧倒的に対応できる講師の数が少ないのが現実です😞ズバリ試験対策に特化したり、模擬レッスンをしてくれる講師を探すとなると半ば「宝探し」状態になってしまいます😅
そこで、ケンブリッジ指導経験のあるという講師を見つけたら、まずは初回レッスンで試験に関する学習アドバイスをもらい、その指導スタイルや相性をチェックするというアプローチを取ってみることにしました。実際にそうした講師のレッスンを何回か受け、有益なアドバイスももらうこともできています。まだ始めたばかりの試みなので、こちらについてはもう少しネタが溜まってきたら後日改めて記事化できればと思います。
*C2レベルまでの指導経験がある講師は圧倒的に少ない
ただでさえ少ないケンブリッジ英検対応OKの講師ですが、これが「C2レベルの指導経験」で絞るとその数はさらに減ります😅そんな中、まず長年スペインで語学学校を運営しケンブリッジ英検すべてのレベルで指導経験があり、今はリタイアしてイギリスに戻っていると言う先生を見つけました。
早速レッスンを受けてみたところとてもフレンドリーでいろいろ学習アドバイスをもらい、「やっと理想の講師に出会えた😭!」と感激していたら、なんとレッスン最後に「申し訳ないけど、来月から数ヶ月別の仕事でCambly休むんだ😅」と😨(笑)今は先生が来年年明けに復帰するのをひたすら待っているところですが、なかなかうまくいかないものです😞w
また今も現役でスペインの学校で教えているという先生も見つけてレッスンを受けてみたら、ケンブリッジ英検の指導経験はあるものの「B2(FCE)レベルの生徒がほとんどでC2は全くない」とのことで、さらには「スペインではC2なんて受ける人はほとんどいないわ。なんで受験するの😳?」と珍しがられて逆に質問攻めに遭うケースもありました(笑)
まぁ、それはそれで面白い経験にはなるんですが「ケンブリッジ英検C2指導経験があって予約できる人」を軸に講師を探そうとする「無理ゲー」状態に陥り😅、同じく本末転倒になってきたので今は気の向いた時に「Cambridge C2 CPE」のようなワードで検索してヒットしたらひとまずお気に入りでブックマークし、空いている枠ができたら予約を入れているといった感じで利用してます。
願わくばいつかケンブリッジ対策で定期的にレッスンを受けられる講師に出会えたらとも思いますが、こればかりは確率的に相当難しいので、当面はこの「宝探しゲー」を無理のない範囲で楽しみながら続けたいと思います(笑)
*CELTA、DELTAの資格を持っている講師もアリかもしれない
これは試験対策に限らず探しているうちに気づいたんですが、一般の教員資格を持つ講師に比べCELTA資格を持つ講師の場合、生徒のレベルやニーズの把握(傾聴力)、学習プランの提案、タイムマネジメントなどで優れていると感じます。
CELTAという資格は私もつい最近まで知らなかったんですが、Cambridge大学認定の英語教授資格でかなり難易度が高いようです。DELTAはCELTAのさらに上位の資格らしく、まだこのDELTA資格を持つ講師のレッスンは受けたことがないんですが、近々一人予約を入れたところなので楽しみにしているところです。詳しくは以下サイトでご確認ください。
そのため、これらの資格を持つ講師全てがケンブリッジ英検指導経験があるわけではありませんが、最近は試験対策をしていなくても良いので新しい講師を探す場合はこれらの資格の保有者を優先して検索するようにしています。
さらにCELTAもDELTAもケンブリッジ大学認定の資格なので多少なりともケンブリッジ英検と「親和性」があるかなとも感じています。試験対策は行わない講師であっても「将来ケンブリッジ英検C2を受けてみたい」と初回に話すと、「ならばC2レベルのイディオムやコロケーションも使って練習してみましょうか😊」と提案してくれるケースも実際ありました。
試験対策でのフル活用は難しくても、やっぱりCamblyは楽しい
最後にCamblyの名誉(?)のために、それでもオンライン英会話レッスンとして利用する上では満足しているというお話をして本日は終わりにしたいと思います。
まだ使用歴が浅いので、あと何ヶ月か利用してから考察の記事を出してみたいと思いますが、今のところ「自分の好みやニーズ、スケジュールに合わせて受講できる」と言う点ではCamblyを始めて良かったと思っています。
ネット上の口コミにもある通り、ドタキャンする、相性が合わない、自分の話ばかりをする講師にも早速遭遇してますが😅、逆に趣味のアロマセラピーやカメラで検索して見つけた講師とは話が合って毎回時間ギリギリまで話が盛り上がるなど、新しい表現を学びながら楽しめるので始めて良かったと思いました。(注:もしCamblyを試したい時は、検索するといろんなブロガーさんやYoutuberさんが割引コードを提供しているので必ず利用してください!私から提供できなくてすみません😅)
あといろいろ講師を探しているうちに「自分なりの軸が見つかる」という過程も面白いかなと感じます。この点についてはまだ自分の中で結論が出ていませんが、「Camblyでは理想を追い求めすぎず、いろんな出会いを楽しんでみる柔軟性を持つ」と言うのが満足度を上げていくコツなのかもしれません。
今回は以上になります。本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
2024年C2受験に照準を合わせてゆるゆると始めた準備の過程を不定期に投稿して、マガジン化しています。過去関連記事はこちら↓からどうぞ。