今日はビットコインの誕生日!その誕生の歴史を簡単におさらい
はじめまして。
Fintertechデジタルアセットグループの神脇(@H_Kamiwaki)です。
昨年11月に入社しましたので入社エントリを、と行きたいところだったのですが、ビットコイン好きとしては本日中にあげておきたい記事がありましたので、こちらの記事を先に。入社エントリに関しては、近いうちにアップさせて頂こうと思っております。
さて、新たな年を迎えましたが、今年こそはビットコインホルダーに!という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方々や最近参入された方々には、ビットコインの歴史の一部に触れる機会にしてもらえればと思っております。日々の値動きだけでなく、こういった歴史に触れることでガチホ・HODL力も高まるかもしれません、笑
Genesis Block(ジェネシスブロック)とは
本稿執筆の2022/1/4時点で、ビットコインでは717,000ブロック以上が生成済ですが、この最初のブロックがGenesis Block(ブロック0)と呼ばれています。
本日中に記事をあげたかった理由はというと、2009年1月3日18時15分(日本時間1月4日3時15分)にSatoshi Nakamoto氏によってCPUでGenesis Blockが生成された(=ビットコインが誕生した)からです!
2008年10月31日にホワイトペーパー”Bitcoin : A Peer-to-Peer Electronic Cash System”が公開されてからわずか2ヶ月強で実装された事になります。ちなみに、このブロックには50BTCの報酬があるものの使用できない設定となっています。Genesis Blockの詳細情報については以下のリンクをご確認ください。
※個人的にこちらのchainFlyerの表示はジェネシス感がでておりお気に入りです。笑
英Times紙
この記念すべきブロックに刻まれていたのが、世界最古の日刊新聞である英Times紙のとある記事の見出しです。それがこちら。
これは、タイムスタンプとして2009年1月3日以降に生成されたという証明となります。また、銀行や政府などの中央集権への批判を込めたメッセージとしてこの見出しを選んだのではないかと推察されており、Satoshi Nakamoto氏の設計思想が匂わされています。
ちなみに、この日の英Times紙のオリジナルコピーは1億円以上で売買されているそうです。
さらにちなむと、英Times紙採用した事や、フォーラムへのSatoshi Nakamoto氏の投稿に時折使用されるイギリス英語などから、英国人もしくは英国在住者説もあるようです。
ビットコインは13年間ゼロダウンタイムを実現している世界唯一のグローバルシステム
今日でジェネシスブロックができてから13年が経ったわけですが、言い換えると、ビットコインは、13年間ゼロダウンタイムを実現している世界唯一のグローバルシステムと言えます。これは、非中央集権によって単一障害点が存在しないが故のビットコインの希少な価値のうちの一つであります。
人間で言うと13歳、中学の1,2年生。まさにこれから成長期突入といったところでしょうか。
Happy 13th Birthday Bitcoin!