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つみたてNISAは毎日?毎月?年初一括?

 開いていただきありがとうございます。休みということで、久しぶりの投稿になりました。この時期は本業が忙しいです。

 本日は、「つみたてNISAは毎日or毎月or年初一括、どの積立方法が最良か」という話をします。
 これまでは、投資を始めるorやっている人に「知っておいてください」という内容が多かったですが、今回はつみたてNISAの運用方法について、具体的にどれがいいか悩んでいる人への最短Tipsを目指しています。

 というのも、リターンに直結しない些末な事象に悩む時間は、省けるなら省いた方が良いです。
 その時間、楽しいことをするorお金を作る方が有意義だと思うし、正解が世に出ているなら、正しい情報を与えてくれている人から得ればよい
と思うからです。
 手の抜きすぎは良くないですが、すべてのことを自力で確認していくのもしんどいですよね。今回のような手続き的な、ある程度の正解がある話は特に。

 ということで、先に要約を言います。その前に、本記事の内容は2022年2月19日現在のものです。制度の変更で話が変わる可能性はなきにしもあらずですので、この点だけご注意ください。

結論

お金があるなら年初に一括で投資し、1年間放置するのが一番。(ボーナス払い等をうまく使って設定)

・そうでない場合、毎日と毎月では暴落等を加味しても差が出ないので、口座管理等の観点からも毎月が楽でよい。

毎日積み立てが気休めになる人はそれも良いが、結果としてはあまり意味がない。また、40万満額にならない。

説明の方法について

 ここから説明を行うのですが、この説明の方法について。

 これまでの投稿は、基本的に全部自分で書きましたが、それは、同じことを体系的に書いているサイトやSNS投稿を知らなかったからです。

 過去の投稿を一読して、私が本やインフルエンサーを信じるな!と言っているように思った方もいるかもしれませんが、正確にはそうではありません。
 正しくは、すべてを安易に信じてはダメ、と言っているだけです。もちろん、個々の説明では正しいことを言っている人もいます

10回に1回ぐらい正しいことを言う人から、
100回中99回ぐらい正しいことを言う人まで、
いろんな人がいます。すべて正しい人、すべて間違っている人はまずいないので、個々の記事についてのみ良しあしを判断する姿勢が大事だと、私は考えています。

 そして、書く側の時間の使い方の観点からも、正しい説明をしている人を知っているなら、そちらを正しく引用すべきだと思っています。パクリ(盗用・剽窃)と勘違いされないためにも。

 ということで、今回のテーマについては、すでに説明されている方がいるのでそちらを引用します

年初一括で良い理由

 結論の1つ目ですね。あくまで「お金があるなら」ですが、年初の方に一括で放置が一番楽で期待値も高い(ボーナス払い等をうまく使って設定)、という考え方になる理由を説明します。

 例によって100%正しいとは言いませんし、私が勧めているからではなく自分で読んで納得してほしいですが、これについては、東大ぱふぇっと氏のこちらのブログ記事が参考になります。

 この記事の冒頭「つみたてNISAの一括投資のやり方」という節でやり方を説明してくれており、「つみたてNISAを年初に一括投資をする意味」という説明を読めば、年初一括が良い(と推測できる)理由が分かり易く書かれています。なお、「3.ポイントについて」の記述は2022年2月19日時点で、楽天の改悪により古くなっており、「4.全世界株式か米国株式か」「5.個人的な考え」にある通り、全世界株式が米国株式のどちらにするか、は、個人の好みで正解のない問いですので、補足しておきますね。

 記事中に次のようにあります。

2月に暴落するかもしれませんし、3月に暴落するかもしれません。暴落したときに仕込めればベストですが、今回の記事はマーケットタイミングは読めないものとしてあくまでも『非課税期間をなるべく長く享受する方法』の紹介となります。
--【必見】つみたてNISAの年初一括投資のやり方|東大ぱふぇっとの米国株式投資ブログより引用

 これはつまり、年初一括にした結果、単年で見ると損をする年もあるという意味です。ですので、「そういわれると、ちょっと嫌だなぁ…」、と思う人は毎月にしても良いかもしれません。ただし、将来も年間リターンがプラスの年が多いことを信じることは積立投資の大前提で、つみたてNISAをするということは、この大前提を信じるということです。ですから、方針に一貫性を持たせる意味でも、仮に2月3月に暴落が来ても耐えられると思った人は、年初一括で良いでしょう。長期でのプラスリターンの前提に立つ以上、期待値的にも、早ければ早いほど良い筈ですよね。
 ただし、最初の投稿で言いましたが、未来の株価上昇は、決して保証されていませんつみたてNISAをするというのは、あくまで自己責任で未来の株価上昇を信じる、あるいはその可能性に賭ける、という意味を持ちます。また、どれだけ株価の長期成長を確信しているつもりでも、大体の人には、実際に暴落が来てみたらきっと思った以上のストレスなので、本当に自己責任でご判断くださいね。

毎日・毎月(・毎年)どの投資法でもほぼ差は出ない理由

これについては、インスタでのナザール@リスクマネジメント投資家(investor.nazal)さんこちらの投稿が参考になります。URLは以下の通りです。https://www.instagram.com/p/CVAbbXUpz6j/

 ということで、上のインスタ投稿を見てもらえばわかる通り、毎日、毎月、毎年はそんなに変わらないので、冒頭の要約の通りで、

・そうでない場合、毎日と毎月では暴落等を加味しても差が出ないので、口座管理等の観点からも毎月が楽でよい。

毎日積み立てが気休めになる人はそれも良いが、結果としてはあまり意味がない。また、40万満額にならない。

が結論となります。個人的には、設定が一番単純な毎月積み立てでいいんじゃないの?と思いますが、総合的にご判断ください。

 なお、もし、「結果のグラフを見ると、毎年積立でも変わらんじゃないか!最初の結論である、『年初一括が一番』はどこいった!」と思った人は、東大ぱふぇっとさんの記事と私の補足をちゃんと読めてないか、読めていても忘れているので、もう一度しっかり読み直してください。

補足:取り上げた方々について

 最後に、私は私のnoteを見て読者が行った判断の責任なんて取りませんし(笑)他人の投稿を紹介した結果生じた責任などもっと取りませんが、取りあげさせていただく以上、お二方に関して、私の視点から一応ざっくりとだけ、僭越ながら意見を述べておきます。

東大ぱふぇっと氏

 東大ぱふぇっと氏の記事は、記事執筆時点では短期予測の精度が異常に高いです(あれは嘘という方が一部にいますが、興味本位で購読してみた結果、やや脚色はあるものの、実際予測精度は高かったです)。有料note①~⑤についても、比較的体系的に分かり易くまとめられておる部類だと私は思います。ただ、自力で気付くことは十分可能な情報は多く、ここだけの秘密、というわけでは全くない。

 薦めるわけではないので、記事を読んだり有料noteを購読される場合は、無料部分の注意書きすべてに目を通してから、納得して自己責任で購入をnoteなどの有料記事も、お金を出した価値を見出せるかどうかは読者次第なので、厳しいようですが、自分が値段に納得できないからといって「騙された」と文句を垂れるような人は、有料noteを購入する水準には無いし、投資にも向いていないと私は思います。自分で選んで買ったのであれば、合わなくても、失敗だと思っても、それは自己責任、それが有料noteや投資への姿勢です。
 Twitterで騙された、皆も買わないで、と言っている人は、愚かだなと思います。なお、私は買いましたし、たまにほかのインフルエンサーの文句を言ったり、めちゃくちゃ自画自賛をしたり、日本語がちょっと変だったり、たまに脚色があったりするのに耐えられれば、価値を見出す人は普通にいると思います。私は口と性格が合わないので継続はしませんでしたが。

 また、ちゃんと注意書きにありますが、高リスク投資について取り上げているので、裏を返せば、少しの勘違いやミスが大損、最悪は破産の原因になります。仮に「これはすごい!」と思っても、きちんと隅々まで理解・納得して慎重に実行しましょう。

ナザール@リスクマネジメント投資家

ナザール氏は、Twitterでは肩書が「暴落お兄さん」と名乗っていらっしゃいます(笑)。投稿で時折面白い分析があり特につみたてNISA関連は、今回取り上げた投稿も含めて初心者の人にとても役立つ投稿があるなと思います。グラフや図で分かり易い投稿をしてくれるのが良いところです。あと、Twitterアカウント(@investor_Nazal)の酒投稿は面白いかも(笑)

 注意点としては、インスタの投稿、頻度も高いのですが、それは違うなぁと思う投稿ももちろんあるということを申し添えておきます。特にGAFAM関連も含め、個別株投資については、私とは違う考え方をなさっています。私はGAFAMは各社色が全然違うと思うし、以前も書きましたが、私は個別株は、会社についてかなり深く知ったうえで、決算等にも目を通し、納得の上投資する、それでもなおどんでん返しや予想外の値動きが起きるという世界だと思っています。

ということで、今回はつみたてNISAの資金投入タイミング(毎日or毎月or年初一括)の話をしました。

お読みいただきありがとうございました。

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