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事業再構築補助金の予想採択率

こんにちは、予算管理に特化した税理士&コンサルタントのT.Hiroです。

前回、事業再構築補助金のポイント3選として、補助対象経費の特徴どのについてご紹介しました。

(前回記事もご参照ください!)


今回はキャッシュフロー改善への近道として、最近トピックスとなっている事業再構築補助金について、採択率や採択のポイントについてお伝えしたいと思います!

1.補助事業の総額は1兆1000億円?

今回、事業再構築補助金という補助金制度に、1兆1,485億円という巨額の予算がつけられることが公表されています。

1兆1,485億円・・・正直、想像がつかないくらいの巨額の予算ですよね・・。

トヨタ自動車の売上高が約30兆円(すごい数字ですよね・・)。

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国の年間の租税歳入が約63兆円。

これらの数字と比較してしまうと、やや見劣りしてしまいますが、租税歳入の約2%が補助金として、事業者に補助されると思うとすごいですよね!

補助金総額が大きいことから、国の本気度もうかがえます。

補助金によって事業の再構築、新しいビジネスの仕組みを中小事業各社に築いてもらい、不況に強い体質を鍛えてもらいたい。

そんな国側の意向がみえてくる、熱い補助金になる気がしています!

補助金総額が大きいので、必然的に採択率も高くなり、より多くの事業者が補助を受けられる可能性があると考えられます!

(過去の補助金の中でも最高額の補助金の1つのようです。)

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2.ずばり、予想される採択率は?

事業再構築補助金は経済産業省のHPで、第1回公募から5回程度の公募を行う予定と記載されています!

公募回数は、2次3次と進んでいくなかで、変化していく可能性がありますので何とも言えませんが、複数回の公募が予定されています。

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総額が大きいためかなり高い採択率が予想されます。

まず参考情報として、ものづくり補助金の採択率をみてみました。

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2018年度は50%程度、2019年度は40%前後、2020年度も50%程度と、おおむね半分以下程度の採択率となっていました!

ものづくり補助金も非常に魅力的な補助金なので、これに申請し採択を勝ち取る会社・事業者は、優れた事業計画をもっていたということになります。

今回の事業再構築補助金には、ものづくり事業者だけではなく、飲食業やサービス業など、幅広い事業者が申請することから、申請数も大幅に増えると思われますが、それ以上に予算額のUPがすごいです・・!!

 予算1000億円→1兆1000億円 = 11倍!!

そのため、予想採択率はミニマム30%程度、多くて50%程度の高採択率が予想されると思います!


高採択率が予想されるので、事業計画の内容が良いもので、それを申請書類で適切に表現されていれば、通過する可能性は限りなく高いと思っています。


3.採択社数のシュミレーション・・・2万7,500社!?

1兆1000億円の予算をもとに、Max6000万円/社の給付額なので、半額の3000万円が平均給付額と仮定します。

 1社あたり平均給付額3000万円の場合 ➡ 3万6,700社採択 !!

ものづくり補助金の年間採択社数の合計が、約1万件程度なので、それと比較しても3~4倍の採択社数が予想されますよね!

日本の中小企業が約23万社なので、上記シュミレーションにもとづくと、13%の会社が補助金採択を勝ち取れることになります!非常に前向きな数字ですよね。


このように想定すると非常に大盤振る舞いの補助金であるといえます。

その中で、どうやって採択を勝ち取るか・・・

ポイントはずばり、申請用の事業計画書の書きっぷり次第かと思います!


最後までお読みいただきありがとうございました!

次回以降で、事業計画書のポイントについてもお伝えしていきたいと思います。

(事業再構築補助金のサポートにご興味があるかたはコメントいただければと思います。)

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