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初めての写真展 基礎の基礎

はじめに

初展示のりえもん展から始まって、かいるん展、Osaka Street展2回と、少しずつ経験を積んできたので、全くの写真展初心者のために基本的なことを書いておこうと思う。

展示場所の確認

まずは展示会場の規模や、自分の展示スペースを確認する。
小さな会場や、狭いスペースでの展示となると至近距離で作品を見ることになるので、A1やA0サイズの作品は全体像が見えなくなってしまう。
どのくらいの距離から作品を見ることができるのか、できれば事前に確認して、それに合わせたプリントサイズにした方がよい。

プリント

初めは紙の種類とか印刷方法とか言われても、さっぱりわからない。
ボクもまだ3回しかプリントしてないし、クオリティ云々言われてもよくわからない。
とりあえずよくわからんけど、えー感じにプリントできたらOKって方には、プリオがおすすめ。
安価で短納期、ポイントも溜まる。

額装はコストも設置の手間もかかるので、ここでパネル加工して展示するのがお手軽でよいかと。
「発泡パネル パールフォト紙」でOK!
ただし、パネルが白なので、黒パネルにしたい場合はNG。

かいるん展で展示した作品は、グラフィックで印刷した。

お高い上に納期も2週間以上みておかないといけないので、あまりおすすめはできないが、ジークレープリントは個人的にめっちゃ好き。
パネルも白黒選べるので、作品に合わせた選択ができるし、印刷も高級感があって、かいるん展でのプリントには満足している。
金じゃねーぜー!高級感欲しいぜー!っていう、ここぞという時には使いたいと思っている。

あと、ボクはまだプリントしたことがないけど、ここもいいよーって教えてもらったのがD-COPS。

詳細は知らないので、参考までに。

搬入で必要なもの

まず大前提として、会場で許可されている展示方法を確認しておくこと。
その上で、搬入当日までに必要に応じて以下のものを用意しておく。
ボクはパネル展示しかしたことがないので、パネル展示で用意したものを列記する。

●コマンドタブ・ひっつき虫
多くの会場で許可されていると思われるひっつき虫だが、結構弱いので注意が必要。
A1サイズパネルでは落ちてくる可能性大。
A2ならギリ耐える…かな。
コマンドタブなら、A1サイズパネルでも余裕。

●虫ピン
許可されているなら、これを使うのが確実。
ひっつき虫等とセットで使えば、まず安心。

●養生テープ
作品の梱包や仮止めにあると便利。

●マスキングテープ
仮止めや位置決めのマーキングに便利。

●金づち
虫ピン止めするなら必須。

●メジャー・定規
作品貼り付け位置を計るのに必須。
特に複数枚展示する場合、間隔をきちんと計っておかないとかっこ悪い。

●カッターナイフ・ハサミ
何かと使うことがある。

●綿手袋
作品に直接手で触れると指紋でベタベタになるので、設置時には手袋をしておいた方がよい。

※その他、レールに吊る場合、作品側にフックが必要になる。

キャプションボード

たいていの場合、キャプションボードが必要な場合は自分で用意しないといけない。
ボクの場合は、名刺用紙にプリントして、スチレンボードに貼り付け、カッターでカットした。
用紙はなんでもいいけど、少し厚手の紙を使うと作りやすいかも。
あとはひっつき虫なりなんなりで壁にペタッと貼り付ければOK。

書く内容は自由。
出展者名、モデル名、SNSアカウント、作品解説や自己紹介文など。
ボクはあまり語ることがないので、だいたい名前とSNSアカウント程度。
QRコードをつけておくと結構読み込んでくれる人が多いのでお勧め。

その他あると便利なもの

●水準器
あると搬入作業が100倍速くなる。
なくても、水平出す程度ならスマホアプリでもなんとかなるw

●水糸
これを張って位置決めをすると、作品をきれいに並べて貼れるので便利。

●名刺
ごめんなさい。あんま活用してないw
作品見ていいなと思ったらキャプションボードのQRコード読んでもらえればいいし、実際に会うのは初めてでもわりとSNSで繋がってることも多いので、名刺出すのも今更感があって…。
ま、あると自己紹介するきっかけ程度にはなるかも。
あ、ボクも一応持ってるので、欲しい方は声かけてくださいw

最後に

初めての展示はとにかく不安なもの。
まずはいろんな展示に行って、作品を見てみること。
どうやって固定しているか等の基本的なことはもちろん、レイアウトや額装など、参考になるものはまさにそこに並んでいる。
お!?って思ったら、出展者さんに声を掛けて聞いてみよう。
きっと親切に教えてくれる…はず。

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