【Finnovalley 活動レポート】「きじうまコイン」と歩む人吉市の魅力と想い
みなさんこんにちは！
フィノバレー推進グループインサイドチームの大迫です！
7月に熊本県人吉市を訪問してきました。
「きじうまコイン」の加盟店や地域の方とのふれあい、クライアントの「想い」を伺って感じた事をお伝えします。
「きじうまコイン」熊本県人吉市ってどんなところ？
熊本県人吉市は熊本県最南部に位置する人口約3万人の自然豊かな市です。
お味噌や鮎、球磨焼酎などの名産品や球磨川下りやラフティング、温泉といったレジャーも多くとても魅力的な地域です。
東洋経済オンラインが発表した「住みよさランキング2024」では堂々の第1位に輝きました！
2020年の豪雨災害で大きな被害を受け、住宅の再建はもちろん、今もなお商業施設や公共施設の再建や被災者の精神的ケアなど復興活動を行っています。
地域経済の回復にも取り組まれており、持続可能な地域経済を目指す上で、域内・関係人口消費循環を可視化し促進するための基盤構築として2021年12月より運用開始となったのが、デジタル地域通貨アプリ「きじうまコイン」なんです。
人吉市のまち、加盟店とのふれあい
ご担当者様と協議をする前に、人吉市街を見て回りました。
球磨川が美しく、自然豊かでのどかな街並みが続きます。
住宅街を進むと、とってもおしゃれな建物「HASSENBA」が見えてきました！
なんでも豪雨災害で壊滅的な被害を受けた球磨川くだり発船場から、復興に向け新しい人吉を「発見」「発信」し「発展」させられるランドマークとして新たな複合施設「HASSENBA HITOYOSHI KUMAGAWA」として生まれ変わったんだとか。
施設内にはこれまでどおり球磨川くだりやラフティングの受付の他、熊本県南地域の物産品を扱う土産物店やおしゃれなカフェやBarまで！！
見どころ盛り沢山です！
カフェでいただいたパンケーキランチもとてもおいしかったですよ！
「HASSENBA」から、災害から立ち直ろうとする人吉の力強さと新しい未来を切り開く魅力を改めて感じました。
きじうまコイン加盟店にも足を運びました！
訪れたのはサンロード瓦屋店。
実はこちらの店舗様、様々なSNSできじうまコインについても発信してくださっており、個人的にずっと「行ってみたい！！」と思っていたのです。
訪れた時期はちょうど、令和6年度「きじうまコイン」プレミアム事業実施中♪
チャージをするとチャージ額の30％がポイント還元されます！
というわけで、ちゃっかり専用チャージ機でチャージしてきました♪
レジには加盟店の手作りと思われるチラシも・・・。
レジで「きじうまコインでお願いします！」とスタッフの方にお伝えすると、「きじコねー！」と快い返答が！
「支払いをタップして、●●●●円で入力してくださいねー。」と手慣れたご案内に、きじうまコインが生活の一部として浸透し始めていることを実感しました。
きじコという愛称で呼んでいただけているのもとても嬉しかったです。
人吉市役所の皆さんと協議
人吉市街を回ったあとは人吉市役所経済部商工観光課と人吉市復興政策部情報政策課のご担当者様と、きじうまコインの現状を伺いつつ、今後の活用について協議を行いました。
ふるさと納税やBankPayなどの機能をご紹介した際には、ユーザー様の生活と照らし合わせてご検討され、他環境での販促物の共有をした際にも、ポスターやステッカーを実際に手にしながら積極的に質問をいただくなど、ユーザー・加盟店どちらの立場にも寄り添う姿勢を示されました。
抱えている課題にもどかしい想いを感じつつも、きじうまコインを人吉市に根付かせるために出来ることをしたいと、真剣に耳を傾けてくださる姿が印象的でした。
今後の展望について
人吉市を訪れて、今後きじうまコインが持続可能なデジタル地域通貨として根付くために、更なる加盟店の拡大ときじうまコインをより多くの方に知っていただく事が重要だと感じました。
事業者還元や事業者紹介奨励金等の加盟店にメリットのあるキャンペーンを行うことで加盟店の拡大を狙い、販促物の充実や、HP・SNSを通じた拡散を行うことでユーザーへの周知も図れるのではと考えています。
きじうまコインが多くの人に認知されることで地域に浸透し、人と人とのつながりがうまれ人吉市の魅力を後世に残すことができる。
そんな未来をつなぐ地域通貨になれるよう人吉市役所の皆様と事業を進めていきたいと思いました。
最後に
人吉市を訪れて一番印象に残ったのは人の温かさでした。
道路を渡ろうとすると、信号がなくてもすぐに車が停まって道を譲ってくれたり、すれ違う時にこんにちはと挨拶をしたり・・・。
今回の人吉出張を通して、MoneyEasyで地域活性化を図ることは、それぞれにとっての温かな地元を守ることにつながると改めて感じました。
インサイドチームでは利用者の声を聴けるという強みを活かして、お声をもとにクライアントにより良い施策のご提案を行っていますが、人吉市に限らず、クライアントが持つ地域課題に当事者意識をもって取り組み、デジタル地域通貨を通じて解決し持続可能なものとなるよう、より一層努力していきたいと思います。
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