タイ王国バンコクへの特別便確保
8月、そろそろ赴任先へのタイへと戻ろうと決意。しかし、思った以上に障壁があり大変(現在進行中)。同じように苦労されている方、これから手続きされる方へ参考となればと記事にいたします。情報は更新されているので正式な手続きは大使館へご確認ください。
1. 手順や手続き方法は?
まず、私の場合は会社からの情報とネットで調べた情報と複数あり混乱しました。
結果、タイへの渡航までの私の手続きのステップは次の通りです。
1. COE申請書類を揃えタイ大使館サイト記載の指定先へ送付
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2. タイ大使館から申請書類受理と航空券購入方法の通知
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3. 2の航空券購入方法に従って航空券を購入
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4.出発日の4日前までに航空券予約確認書(Flight booking Confirmation)または航空券購入確認書(e-ticket)を申請先のメールに送付
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5. 4を受理後、メールにて入国許可証 (COE)が送付される
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5. 出国空港及びタイ入国時に提示する書類の準備
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6. 出国、入国
※現時点では2の航空券が事前予約に変更になっていたので、2~4は1工程ですみそうです。
2. COE申請書類
在京タイ大使館(http://site.thaiembassy.jp/jp/)をのぞいてみると、「タイ国籍を有しない者のタイ王国入国への特別便(2020年8月27日)受付終了しました」の表記。すぐに受付は終了する模様。いつ受付開始するのか?大使館に電話するもパンク状態で繋がりません。後日、8月20日から受付開始のお知らせの記載があり、これに間にあわせるべく準備をしました。
<在京タイ大使館サイトから引用>
1.2 COE申請に必要な書類
(1) パスポートのコピー(生体(顔写真)ページ)
(2) パスポート内のビザ、もしくは再入国許可証印があるページ
まだビザもしくは再入国許可証を所持していない方は、ビザ予約のご案内(こちら)をご確認後、ビザ申請予約(こちら) をしてください。ビザの予約をした方はCOE申請が可能です。
(3) 航空券、もしくは予約確認書 (E-Ticket Reservation)
(4) 記入済みの申告書(Declaration Form) (こちらからダウンロード)
(5) 滞在期間中の10万米ドル以上もしくはそれに相当する治療補償額の英文 医療保険証。1年以上タイで滞在を希望する場合、医療保険期間は1年以上でなければなりません。また、海外医療保険証には新型コロナウイルス関連疾病治療費を付保することを確認し、明確に記載しなければなりません。
(6) 医療行為を受ける目的で渡航する方以外は、14日間隔離施設(ASQ)(http://www.hsscovid.com/)の予約確認書
(7) 入国の理由を示した書類:
就労者:
以下のいずれかの書類のコピー
Ø 1. タイ労働省発行の労働許可証
2. タイ労働省発行のForm WP3(労働許可証の事前審査受理書)
3. タイ投資委員会(BOI)が発行した証明書
永住者:
Ø 在留証明書及び再入国許可証印のコピー
タイ国籍を有する者の家族:
Ø タイ婚姻証明書(配偶者の場合)、タイ出生証明書(子供の場合)、もしくはタイ国籍を有する者との親子関係を示す公的証明(親の場合)
就労者の家族:
以下のいずれかの書類のコピー
Ø 1. タイ労働省発行の就労者の労働許可証
2. タイ労働省発行の就労者のForm WP3(労働許可証の事前審査受理書)
3. タイ投資委員会(BOI)が発行した就労者の証明書
Ø 戸籍謄本
学生・留学生:
Ø タイ教育省の認可を受けた教育機関が発行した在学証明書もしくは入学許可証のコピー
Ø 親もしくは保護者と渡航する場合、親もしくは保護者は、その学生との関係を示す公的証明書(戸籍謄本等)を提示しなければなりません。
医療行為を受ける目的で渡航する方:
Ø 病院の代替隔離施設(AHQ)[1]に指定されたタイの医療機関から発行された渡航者を受け入れて治療し、14日間以上の期間医療機関内で隔離を行うための場所を確保したことを示したタイ保健省健康関連サービス推進局の公印がある証明書(見本)
Ø タイで発生される全ての医療費用に見合う残高を証明するもの
Ø 近親者に関して、タイ保健省健康関連サービス推進局の公印がある渡航同行・支援証明書のコピー(見本)
1.3 なお、COE及びビザのみではタイ入国を許可するものではありません。以下の3.(出国する空港及びタイ入国時に提示する書類)と4.(タイ入国における必要条件)の詳細をよくお読み下さい。
必要書類を揃えたら指定のアドレスへ送付。
しかし、ここで終わりではなかった。
必要情報のフォーム入力を別途行う必要が!
気付いた時には時すでに遅し。特別便は締め切られていました。
数時間もなかったのに申し込みが殺到していたのでしょう。
私の場合のつまづいたポイント
・14日間隔離施設(AQS)の予約
日系のホテルを希望していたのですが満室。
仕方なく他のホテルを予約したのですが、渡航が確定する段階なのに
事前精算、キャンセル不可の条件で、申し込みに合わせて予約日を変更する必要があります。ホテルが空いていなかったら渡航も変更する必要があり卵が先か鶏が先か状態。
3. 航空券購入
幸いにも翌日大使館からメールがあり、必要書類は揃っているので
航空券購入ステップへとの連絡をいただきました。
私の場合はANA便でからの購入で予約後銀行振込のみの精算方法でした。
コーポレートカードが使えないのは経費精算処理が少し面倒。
4. 出国・入国必要書類
<在京タイ大使館サイトから引用>
3. 出国する空港及びタイ入国時に提示する書類
3.1 ビザもしくは再入国許可証印があるパスポート
3.2 入国許可証(COE)
3.3 記入済みの申告書 (Declaration Form) (原本)
3.4 英文の搭乗可能健康証明書(Fit to Fly or Fit to Travel Health Certificate)(原本)
3.5 渡航前72時間以内に発行された英文のRT-PCR検査による新型コロナウイルス非感染証明書[1] (原本)
3.6 新型コロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含む10万米ドルもしくは1,100万円以上の治療補償額の英文医療 保険証。
3.7 ASQホテル予約確認書
私の場合のつまづいたポイント
・海外医療保険証
新型コロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含む記載がなかったので保険会社に必要事項入れたものを発行してもらいました。すぐには発行できないので事前にご確認を。
また、保証額の10万ドル相当でしたが、COE申し込み後補償額が1000万円で足りていないことが発覚。みなさん1100万円に設定しているとのこと。見落としのないよう気をつけてください。
・英文の搭乗可能健康証明書
航空会社のチェックインカウンターで証明書がないと言われました。
「Fit to Fly」が本文中に小さく書いてあったので見逃したようです。
・空港到着後
防護服の空港係員だけしかいない異様な雰囲気でしたが、みなさん親切で中には笑顔で迎えてくれる方も。
私はだいぶ先陣で飛行機を降りて手続きを済ませたのですが、空港からホテルに向かうバスがホテル毎に全員の乗客を待ってからの出発になるので結局バスで1時間近く待ちぼうけくらいました。
ですのでのんびり気長に手続きを待つのがよいです。
最後に
現在週一の特別便しかないため争奪戦になっているもよう。
いざ申し込もうとしても、書類が揃っていなくては無効になりますので
必要書類を全て事前に揃えておくことがポイントかなと。
また、費用もバカになりません。ホテル、航空券、PCR検査費とで私の場合は、50〜60万円くらいかかる見込みです。
今までのような日常はいつ戻ってくるかわかりません。
この記事がみなさんの渡航に少しでも役立てば幸いです。
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