中学受験トンネルの入り口
~2024年受験組 息子の中学受験の様子の日記です~
並みの学力が中学受験するという事
息子が中学受験すると言い出してからは毎日が検索魔の私になりました。まず、うちの子の学力は?そもそも受験するって言ったって4年生の冬からで間に合うのか?とにかく調べまくります。今の世の中インターネットでなんでも調べられるので知りたい情報も知りたくない情報も容赦なく入ってきます。
まず、中学受験の試験内容は通常義務教育範囲の学習ではクリアできないという基本知識を得ました。学校成績表がオール5でも解けない問題が容赦なく出題されます。息子は並みの中の並みの成績でここまで来ました。公文で国語と算数(幼稚園から)、英語(4年から)を習っていましたが1学年先くらいの先取りでとてもゆる~ぃ進度でしたのでこれが武器なるのか不明でした。
まずは己を知ってからと思い、塾の入塾テストや体験授業などの参加してみました。それが4年生の12月なので・・・。この界隈では既に出遅れているようです。なぜそう感じたかというと「お母さん、まだ大丈夫ですよ」とか「これから追いついていきましょう」等の塾講師からの言葉に暗に察しました。
私:「学校の成績は4,5などでまずまずなんですが えへへっ」
塾講師:「・・・・そうなんですか・・・・(苦笑)」
この時の塾講師のひきつった苦笑いは今も忘れられません。あとからいろいろ知ると顔から火が出るくらい恥ずかしいことですが、知らないもんしゃ~ないやんと開き直っておりました。恥ずかしながら私自分自身、息子まぁまぁ行ける!受験もクリアできるって思っていたんですね。完全に中学受験なめてました。知らない、無知って最強だわと今でも思います。昔、母が「あんな学校(中堅校)名前だけ書いたら行けるで~」とか言ってた事思い出しました。その時私は本当にそう思ってしまってお金さえあったら入れるのねと子ども心にゆがんだ偏見を持ってしまったのだと思います。この私の中に植えついた間違った知識を正すところからやっていく必要があります。
いわゆる集団塾の入塾テストはクリア出来て入塾の許可を頂きましたが、息子、なんかここの雰囲気いや~、とか臭いが嫌いとか・・・。少々神経質で過敏なことを言い出す始末。息子は初めての場所なども必要以上に緊張します。彼の特性かと思いますがこんなときはどこ行っても何も感じなくすぐ溶け込めてしまうお子さんを本当に羨ましく思いました。
結局息子が選んだのは「個別指導塾」
施設が綺麗、清潔、天井が高い、狭苦しくないという環境面の事ばかり言いますが、出遅れたスタートで集団塾について行けるかは不安でしたのでまあ、良いんじゃないかとさっそく年明け4年生3学期から入塾することになりました。
まだまだここは中学受験の入り口なのに、塾が決まっただけでなんか安心していた私です。先の苦労も知らずに💦
つづく