大きな不安を伴う決断の時、神秘性にすがってしまう心理
あなたは“信じること”に囚われていませんか?
運命の流れに身を任せたり、その場の雰囲気に酔ったり、感動したりできますか?
もしできないのなら、“信じること”に原因があるのでしょう。
あなたは度々、「何かを信じなければならない!」という強迫的な意識が浮かんでくるのではないでしょうか?
ドラマや漫画で、友情や信念、はたまた人の心を信じるシーンを探してきては、そのイメージになりきって信じるという手応えを探っているのではないかと思います。
しかし、一向に手応えは掴めず、不安感とストレスばかりが溜まり、1日に費やすはずだったエネルギーの半分以上消費してしまうなんて日もあるかと思います。
何故あなたはこんな苦しみを背負っているのでしょうか?
自分という存在すらぼやけて分からないし、何をしても意味がないように思えるのは、とても辛いですよね。
結論を申しますと、
あなたには“信じる力”が幼少期で止まっているのです。
でも、少し安心してもらいたいのは、あなたと同じタイプの人は大勢います。
あなたが人と接している場面をなんとなく思い出してみてください。
あなたと同じタイプはこの世のことを何一つ信じていないので、自分の正体を隠さなければいけません。
なので、弱々しい、同情的なイメージが必要なのです。
また、信じることに対して不安と手応えのなさがあるので、全てにおいて遠慮がちになります。
そんな人に過去出会っていませんでしょうか?
現実的な視点だけで捉えてみてください、信じることが困難なあなたのために私が言います。
「弱々しく、同情的な姿で、遠慮がちに親しくする人は、信じることがわからなくて苦しんでいる人達です」
今まで本当に苦しんで生きてきたのでしょう。
辛かったですね。
大変だったでしょう。
死にたくない、死んだらおしまいだと、恐怖を抱えていたでしょう。
でも、あなたのようなタイプの人は大勢います。
100人中8人くらい、1億人いたら800万人くらいいます(残りの92%も何かしら欠損があります)。
科学的根拠はありませんが、神智学的にはそうなのです(当てはまる人にはピタリと当てはまっていますよね)。
最後に、あなたが大きな不安を伴う決断、例えば、大金を使った売買を行う時、占いや目先の迷信に走ってしまう理由をお伝えします。
それは“信じることに固執する”からです。
不安感が“信じること”に向かわせるのです。
つまり、あなたの現実的判断が揺らいだ時、“信じること”に支配されるのです。
現実のことだけ見ていればそれでいいのです。