インナーパワーを育むという考え方
こんにちは!
前回は、「やりたいことをどんどんやる人とやりたいことがあってもすぐに行動に移せない人の間には、どんな違いがあるのか」ということについてコメントさせていただきました。
その中で、「インナーパワーを育むこと」について触れさせていただきました。今回は、このインナーパワーを育むという考え方についてコメントします。
まず、こちらを声を大にして言いたいと思います。
↓
インナーパワーを高めれば、大抵のことは思い通りにできるようになります。
インナーパワーを育めば、未知への挑戦に恐れおののき思考停止に陥ったりすることも、1度や2度上手くいかないからといって簡単に諦めたりすることもなくなります。
はい。
では、そもそも「インナーパワー」とは何でしょうか。
インナーパワーとは、私たち一人ひとりが生まれながらに持つ内なる力の総称です。自分を信じる力、自己への信頼や自己効力感、モチベーション力、感情をコントロールする能力、決断力、そして回復力などを含む概念という見方もできます。
この考え方は、個人が先天的に持っている潜在的な能力や特性が、その人の行動、選択、成長に大きく影響を及ぼすという理解が基になっています。
どんなに不遇な環境に生まれても努力を重ねて夢を叶える人がいます。その一方で、誰もが羨む裕福な家に生を受けながら己を見失い失意の中で人生を終える人もいます。こういった違いは多くの場合、生まれ持ったインナーパワーを意識的にも無意識的にも信じ続け、その力を高めながら生きることができたか否かの差によるものです。
インナーパワーは、個人の行動、選択、そして人生の道筋に影響を与えます。生まれながらにして存在するこの力は、個人の生き方や経験によって育まれ、強化させることができるのです。
つまり、人はインナーパワーを持って生まれ、インナパワーを育むことで、生きたい人生を生きる礎を築くことができるということです。
インナーパワーの誕生と成長の過程は、下記のようにに辿ることができます。この過程は時に順序を変え、同じ過程を繰り返しながら進行していくものです。
持って生まれた内なる力
人はそれぞれ独自の性格や特性、才能、感情的傾向を持って生まれます。これらはインナーパワーの基礎となっており、その後の人生経験によって徐々に形成・成長していきます。経験による育成
人生の経験、特に挑戦や困難に直面する経験は、インナーパワーを育む重要な要素です。これらの経験は、自己効力感を高め、困難に対処する方法を学ぶ機会を提供します。自己認識と自己反省
自己認識と自己反省を通じて、個人は自分の強みと弱みを理解し、それを活かす方法を見つけることができます。自己認識は、感情のコントロールや意思決定能力を高めるのに役立ちます。学習と成長
新しいスキルや知識を学ぶことは、自己効力感を高める重要な方法です。学習は、個人の能力や自信を拡大し、新しい挑戦に対する準備を整える源となります。意識的な行動と習慣
目標に向かって意識的に行動すること、そして有益な習慣を形成することは、インナーパワーを強化します。日々の行動と習慣は、長期的な目標達成に不可欠な要素なのです。社会的関係とネットワーク
サポートする社会的環境とネットワークは、インナーパワーを育む上で重要です。他者との関係は、新たな視点を提供し、自己信頼を強化することができます。リジリエンス(回復力)
困難や逆境から立ち直る能力、つまりリジリエンスは、インナーパワーの重要な側面です。これは、経験を通じて強化され、個人が困難を乗り越え、成長するのを助ける力となります。
私たちは皆ひとりで生まれてひとりで死んでいくものです。
ですから、自分が持って生まれたインナーパワーが強いのか弱いのかという議論は意味がありません。それよりも、ひとりで生まれてきたというこの力強さをまずは自分の中に深く確信し、これからの生き方や経験によってこの力は育まれ、強化させることができると捉えることが大切です。
それだけで、心に活力を与えることができるのです。
今回は、インナーパワーの基本的な捉え方と育むことの大切さについてコメントさせていただきました。
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