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今年もジャパンレザーアワードに応募してみた
いつの間にやら9月に入ってしまいました。
まだまだ暑い日が続きますが、コロナ対策をしつつ健康に過ごしましょう。個人的なことを書くと8/17にワクチン2回接種して2週間経ちました。
そんな中ここ3年は8月の最終週は忙しいんですよ。今年で3回目になりますがジャパンレザーアワードに作品を応募するからです。8月最終週は最後の追い込みになる訳です。いつも最終週にバタバタするのは学習してない証拠ですね。
今年は本当は3点応募するつもりだったんですよ。1つはA4ノートPC専用バッグ。使おうと予定していたある金具がまさかの在庫なし。サイズ違いはもっていたのですが、バランスが悪くなるからそれを使っての制作はやめました。
もう一つはアート系。これは来年に持ち越し決定。アイデアはあったもののもっと余裕を持って取り組まないと駄目だな、と思ってやめました。
結局去年から温めていた小物で勝負。
勝負って言っても会場に行くと分かるんですが自分の応募する物は小物が多いのでいつも地味なんですよね。だから勝負するにはいつも厳しいな、と思ってしまうんです。
でもここ最近思うんですよ。俺は真っ向勝負してるな、って。
価値観は人それぞれなのでそれをとやかく言うつもりはまったくないんですが、「革でこんな事ができます!」っていう作品に私は全く興味がないんですよ。例えば何かに見立てたものとか。それって革じゃなくても良くね?っていう。でもそういうのが評価されるんだよな。評価する審査員の中にいるんだと思うんですがね。
私はその土俵で勝負するつもりはない。
革で作る自分が持ちたいと思うような物を作る!
これに尽きる。
応募作品は9月中旬ころに見れると思うので判明し次第お知らせします。
ちなみにトップ画像は先週依頼されて作ったクロコダイルのスマートキーカバー。もちろんリアルクロコです。エキゾチックレザーはリアルに限ります。クロコの型押しには興味なし。それこそ牛革でこんな事ができます、っていう「なんちゃって」だろ?
それが私の価値観。
分かる人にだけ注文していただきたい。
こちらの注文主の趣味や嗜好は知っているのでできたビスポークです。
※ジャパンレザーアワード応募作品ではありません。
ビスポークは絶対に安くしません。
それだけの価値を提供してる自負があるから。
その自信がないとビスポークってカッコつけたって駄目だね。