見出し画像

主体性の勝利!

この夏は久しぶりに高校野球甲子園大会を観ました。
思い入れのある学校が出ていて、
あれよあれよといううちに、なんと決勝戦!!

今日は、応援するチームが優勝する、という
何とも気持ちの昂る、嬉しい時間を過ごしました。

優勝した慶應高校の教育理念に
「独立自尊」というのがあります。
分かりやすく言えば、

自他の尊厳を守り、何事も自分の判断・責任のもとに行うこと

慶應義塾HPより

とても自由な校風で、学校はあれこれうるさいことは言いません。
つまり、生徒の主体性を重んじているということ。

生徒はとても伸び伸びしていて、
自分の好きなことに好きなだけ打ち込んでいます。

個性豊かな生徒が多く、
互いに尊重しあいながら、
学業、スポーツ、文化芸術・・・など
様々な分野で活躍し、
偉業を成し遂げる生徒が多いことも特徴です。

野球部員の髪型が自由なことが取沙汰されていました。
定番だった坊主頭の選手がいないことは、
高校野球の歴史からみたら、
ちょっとした衝撃だったかもしれません。

その「髪型自由」の背景にも
独立自尊の精神が関係しているのでしょうね。

生徒自身が、
自分で考え、自分らしい髪型を選ぶ。
そして自分を存分に表現しているのでしょう。

アカウンタビリティ


慶應の快進撃を見ていて
思い出した言葉があります。

それは、コーチングで大事にしていることの一つ、
「アカウンタビリティ」です。

アカウンタビリティとは、
どんな状況下でも、前向きに自分のできることを考え、
よりよい行動を選んで実行し続けること。

つまり、先ほどの「独立自尊」にも重なる
主体性、自主性でしょうか。

優勝への道のりは、楽だったはずがありません。

壁にぶちあたっても、

できない理由ではなく
できることを探し、

目標を掲げ、

自分を信じ、チームを信じ

行動を続けた結果、
それが今日の優勝だったのでしょう。

反対は「ヴィクティム」


アカウンタビリティの反対は「ヴィクティム」

何事に対しても当事者意識がなく、
受け身的なので自分で決められず、
同じ考え、同じ方法に縛られ、
他の選択肢を探そうとしない状態です。

こういう状態の人の口癖は
「どうせ~」
「やっぱり」
「今まではこうだった」
「ふつうは~」

できない理由や言い訳を並べ、
同じ方法に縛られ
他の選択肢を選べません。

不平不満が多く、
現状維持がせいぜいなので
思考や行動も停止します。

時々こんな状態になってしまうことは
確かに誰にでもありますよね・・・。

アカウンタビリティを引き出す!


よりよい人生を歩もう!と思ったとき
アカウンタビリティとヴィクティム
どっちがいいか、明白ですよね!

アカウンタビリティ度がUPすれば、
自分でモチベーションを高めることも
課題解決もできるようになりますよね。

うまくいかないな、
そんな風に感じたとき
自分のアカウンタビリティ度をチェックしてみてください。

どう高めていいか分からないな、と思ったら
その時は是非
コーチングに頼ってみてください!

どんな時にあなたのヴィクティムが現れるのか
ヴィクティムから抜け出すために、
どんな小さな一歩から始めたらいいのか
コーチと一緒に考えていきましょう!

幸せの連鎖


今日の決勝戦を見ていて、
始終、双方のチームの笑顔が本当に素敵でした。

選手も監督も、
みんな野球が大好きで、
ピンチもチャンスも
心から楽しんでいるんだな~と伝わってきましたよね!
観戦している私たちをもハッピーにしてくれました!

今回久しぶりに観た大会は、
一昔前のイメージとは
いい意味でとても違っていました。

伝統に縛られず、
変えた方がいいところはどんどん変えていく・・
そんな甲子園がこれからも続くことを祈って。

いつかどこかであなたの支えになれますように。


いいなと思ったら応援しよう!