デザインと車と大槻唯と
まず大槻唯とは
この記事を見てくださってる方はだいたい大槻唯ちゃんというアイドルがどんな娘かご存じではあると思います。
だが、改めて書き出してみると受ける印象としては「元気」や「明るい」
「コミュ強」「オタクを勘違いさせる子」といった印象のまさに「Pa」を体現したような娘であるのは間違いないといえるだろう。
もちろん僕が好きになったのはそういうところなのですが、いざ車に貼るとなると難しい…となったお話です。
ランエボとの親和性
僕が乗っているランサーエボリューションという車は基本的にはスポーツ走行を主とした車であるので、イメージとしてはバイナルやラインなどを使った動きのあるデザインを使う場合が多い車と言えます。
対して大槻唯ちゃんというキャラもカード絵のポージングも動きのあるものが多く、普段のコミュ内の行動を見てもよく動き回ったり、いろんな子に話しかけに行ったりと活発なキャラなのでそういうバイナル系のデザインは映えるんですよ。きっと。
じゃあそれで作ればいいじゃんと思うでしょ?
もうカッコいい唯ちゃんのAE86の方がいるんですよそれが…
実際のデザイン
「はじけて ON AIR!」
自分の2回目の痛車かつ、初めて唯ちゃんを貼ったときのデザインとカードがこれ。
どちらかというと普段の明るいイメージのカード絵ではなく、いたずらっぽい表情も含めてどことなく小悪魔でアングラなイメージを持つカード絵。
実際のカード絵と同じ雰囲気を出しつつ小悪魔的で悪そうなストリートのイメージを出しつつ落とし込んだデザインにしていただいた。
どちらかと言うと「置き」の車ではなく「ストリートにいるカッコいい改造車」を意識した車づくりとデザインをしつつ、カード絵のネオン文字や色使いをしていた。
タイヤの扁平も40扁平で厚さを持たせつつ、そこそこ低く見せれてある程度どこでもいけるような車高でいつでも踏めるようなツラにしていた。
痛車としての比重は車>デザインのイメージ。
「ルナ・オートクチュール」
痛車3回目で2回目の唯ちゃんを貼った今のデザインとカード絵。
今までの「大槻唯」のイメージをすべて覆す一枚に衝撃を受けましてね。
明るいイメージから一転して黒と白を基調としたまさに大人の「オートクチュール」といったカード絵。
それと今回のデザイン。
デザインを作るにあたって何を重きとするか、という所で今回のコンセプトはカード絵にもあるようなまさに一瞬の美しさを切り取ったようなイメージをピックアップした。
そのうえで車も「ストリート」から「置き」を意識した車づくりに変更して、どこでもいける車高やツラからイベントに置きたい、置けるような車をイメージしてホイールの色も「カッコいい」イメージのガンメタからシルバーに、ホイールサイズを10Jから10.5Jへの変更を行った。
それに合わせてバンパーのスムージングや、インタークーラーの大型化など、細かい見える所の変更をちまちまと。
僕が2回とも逆張りをしてるといっても過言ではないのだが、僕は根本的に「ギャップ」が好きなんです。
普段は元気いっぱいの可愛いギャルが見せる別の顔がたまらなく”いい”んですよ
デザインの事は前回の記事を見てもらうとわかるんですが、「静的」な
オブジェクトだけのデザインを使ってます。
そして最初に述べたランエボという走る車=動く車というイメージと、
普段の大槻唯ちゃんの元気な子=動きのあるポーズといったギャップを
重ね合わせて今回のデザインと仕様に至ったわけです。
ビジュアルを突き詰めた「写真のように一瞬を切り取った美しさ」と
「置いてカッコいい車」
つまり
ランエボなのに下げて置く車、大槻唯ちゃんなのに大人でクールなイメージ
ここが僕のイメージの終着点です。