ASDの僕が人生初子守りしましたっていうお話。~一日目~
僕のASD特性
・白黒思考。極端な0か100思考。
・マルチタスク能力が絶望的に無い。
・危ないと思ったら言ってしまう。
・言葉、遊びのボキャブラリーが絶望的に皆無。
noteお使いの皆さんお疲れ様です!
今日はタイトルにもある通り
人生初の子守りをしたっていう
お話を自分の不甲斐ない対応と共に
まとめようと思います。
GWでお兄ちゃんが子供連れて
実家に1泊2日で来ました。
ステータスは以下の通り
・1歳8ヶ月。
・車が大好き。
・元気があり余ってる。
・パパ大好きっ子。
・目に入った全ての物に興味津々。
・とりあえず触る。
・自分の意と反したことがあれば泣いて主張。
・とりあえずパパと一緒に同じ事をしたい。
・寝たら損 精神の持ち主。
・[ピーピーピー]と言う音から車のバックする音と連想する賢い子
ここから母親と僕の頑張りの一部始終。
とりあえず環境に慣れてもらおうと
いないいないばあ作戦から
おもちゃ作戦。おやつ大戦争。
少し時間かかったと思いますが
何とか『母親には』
心を開いて笑顔で
はしゃげるくらいまでには
なりました。
一方ボクは と言うと
僕の姿を見た瞬間 泣きそうな顔で
物陰に隠れる。隠れるところが無ければ
警戒して1歩として近づこうとしてくれません。
ボクはもう大人の分類です。
が、言葉で行動は否定できるけど
代わりとなることの提案が出来ません。
『それは触っていいのか』の判断がつかないので
僕個人の主張で判断しちゃいます。
本人は興味持って勇気出して
知らない物に手を伸ばして
なにか知りたいだけやのに…
申し訳ないことをした。
ボクは安全第一の大手企業の工場で5年勤務して
厳しいリーダー研修をクリアした経験の
名残で
先読みするスキルが
ずば抜けて良いので
なにかが起きてからじゃ遅い!
って思い
痛いことを
経験させたくないから
慎重になってしまうのです。
そこで脳内弱者の僕が唯一思いついた方法は
慣れてもらう必要があると思って、
『僕はあなたに危害を一切加えません!』的な
オーラで 相手が興味持ってくれるまで
「動かぬが勝ち!」作戦を決行しました!
その中でもいないいないばあが
効果的でした!それから
一緒にニコニコして笑顔で食事して
パパと一緒にはしゃいで
ボクは風船と車のおもちゃを走らせて
風船でキャッチボールすることができる
くらいまでには慣れてくれました。。
初めは
車のおもちゃを 手で持って走らせたり
投げて遊んでたけど
フローリングでチョロQがすごい勢いで走る
ことに感動したのか
ひたすら そのチョロQを
走らせて遊ぶことを覚えたのは
僕の功績です!
小さい怪獣の
緊張がほぐれた途端
実家の風景は台風が来たみたいに
ぐっちゃぐちゃ。
正直に言うと 環境に慣れないから
例え実家と言えど
疲れてきます。
けど兄と一緒に子守りをする使命と
今後の為に慣れてもらう必要が、あるので
僕の定位置から動く訳には行かないのです。
なかなか遊び疲れて寝てくれない
小さな怪獣がひとしきり暴れて
ここはどこだ?と言わんばかりの
風景に変わった実家に満足したのか
寝てくれたので
そこから母とパパはと言うとキッチンで
お話の時間
ボクは別の部屋で無事
頭痛と共に眠りに着きました。
一日目はここで終わりです。
2日目に続く。