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26歳で自己破産した。②
26歳で自己破産をした最低の負け組男です。
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○借金をすることになった経緯
自分が借金を重ねることになった大元の原因は、「逃げ癖」「見通しの甘さ」「根性のなさ」「だらしなさすぎる金銭感覚」…挙げればキリがありません。
そもそも最初にキャッシングをしたのは、21歳の時。
当時、運転免許を取得したかったのですが、所持金だけでは足りませんでした。
教習所に払う30万円のうち、不足分を補うためにキャッシングをしました。
今思えば、事前に計画を立てて、コツコツと貯金をすべきだったと思います。
当時は、大学に通っていて、そこそこ授業が忙しかったものの、月に4〜5万円ずつ貯めれば、半年程度で教習所の学費は捻出できたはずです。
しかし自分はその手間を惜しんで、借金をしたわけです。
これは自分のかなり悪い癖なのですが、欲しいものがあった時に、その分を稼ごうという発想ではなく、借金をしてしまえ。という発想に至ってしまうんです。
これが住宅ローンや車であればまだしも、趣味嗜好品のために後先考えずに借金をしていました。
結局、この時にツマんだキャッシングのお金(10万円)を返すのに1年程度かかりました。
返済額を上げて、多く入金すればその分早く返せるのがリボ払いです。
しかし完済を後回しにしていると、いつまで経っても終わらないのもリボ払いの特徴です。
大学生の頃は、免許費用の10万円。
一応持っていたものの、ほとんど使っていなかった楽天カードの2つだけでした。
大きく借金をしたのは、23歳の時。
大学を卒業し、親元を離れ、一人暮らしを始めた年齢でした。
その頃、新卒として入社した会社は、第一志望からは程遠く、わずか半年で退社してしまいました。
(※ここでも逃げ癖が発動するクズですね。)
そして、一人暮らしで無職の身分である僕は、元々希望していた会社で働くために、就職活動を再び行うことに。
その傍ら、僕は風俗にどハマりすることになります。
とりあえず1人暮らしを始めたし、デリヘルを呼ぼう。
そう思った僕は、最初は貯金から、風俗代を払っていました。
しかしどんどんハマってしまい、エポスのキャッシングに手を出すことに。
限度額10万円であった枠が50万円まで増枠できることを知り、急にお金が増えたかのような錯覚を覚えた時は、もう止まりませんでした。
就職活動しながら、ウーバーでもやればいいのに、生活費も借金で賄っていたので、あっという間に借りたお金も足りなくなり、アコムにも借入申請をします。
その時の心情としては、「借金100万円くらい働いて返せばいい。今は楽しめ。」などと、無計画かつ無責任な謎の楽観主義的思考でした。
その後、3ヶ月程度の無職期間を経て、無事に就職するも。。。
社員数10人にも満たない会社で働くことを選んだ僕は、わずか1ヶ月半でその会社を辞めてしまいます。
自分の職歴的にも、家計状況的にも最悪の行動。
その頃の自分の借金は、約200万円にも膨らんでいました。
その頃からは、いつも借金のことが頭から離れなくて、常にストレスフルな日々だったことをよく覚えています。
逃げ癖を極めると、本当に自分を苦しめます。
そして何より、本当に多くの人に迷惑をかけることになるんだということを、痛すぎるほど肌身に染みて理解することになります。