コンサータ錠18ｍｇ日記　　　　　　　　　　　７月1～6日くらい

７月5日の出かけるまえにコンサータ錠18ｍｇを飲んででた。

その数日前くらいに出先でいろいろ見て、これはこれ。これはこれ。と
素材までじっと見て、その見回っているときにああやってしまった。と思う。財布にお札が入っていない。多分入っていない。確認する。ほんとうに入っていない。
それは、家で子どもの習いごとの月謝をつめようとして、月謝には新札。と新札をかきあつめる際に、机のうえにお札をばらばらやって、そのばらばらやったまま、家を出てきているのだから、財布にお札は入ってない。となって、現在、その通り。となって、ああああ。となって、売り場売り場がばらばらの、それらを　各置き場にもどしに行きながらも、相当の気落ちながらに店は冷房が効いている、その涼しいなか、はためには涼しい顔で店を出るのだった。
わたしは店に入るまえには、お茶を飲みにいこうと。店でいろいろうろうろ能動的に買う気まんまんでそれらを見ながら、ああこれ買ったらお茶飲もうと思っていた脳内だったけれど、お金をもたんと一体どうやってって思えてくる、このさかのぼり脳。
このサザエさん状態のひとはコンサータ錠を飲もうと思われる人々に多いと聞きます。
そして、友だちからお財布をわすれちゃって、取りに帰ったんだよね。と聞いたこともある。聞くと、そのときは、ああかわいらしいな。と小さい子どもでも見るようなあたたかい気持ちになる。
それが自分になると、オオノー。まいにーち吹雪吹雪こおりのせかいー！と
なる。そのちがいはなんでかな。
それから結局カードでお金をおろしにいって、もときた店にもどってほしかったものを買って帰ってくる。

そこいら辺コンサータ錠の文字のまえに『脱』をつけてコンサータ錠を飲まない日がつづいて、それでもやっていかれるならそれでいいのだけど、
そこいら辺、せんたっきの横につんでいた透明のボックスみたいのが
ピサの何とか？みたいに傾いてて、いよいよこれはころげおちるな。と思いながら、でもつみあげられたそれをどのようにすることもできないでいたら、朝、どん。と音がして　行ってみたらせんたっきの辺が　めちゃくちゃになっていた。

コンサータ錠を飲もうとする性質の人々とおかたづけの関係。まいにち吹雪吹雪こおりのせかいーとなることは　枚挙にいとまがない。

またそこいら辺子どもの水着が見つからず、このあいだせんたくで洗って干したやんか。というのは数日前で。というところから先の記憶がなく　それでそれは夜でこのさして広くない３間しかない空間の、その部屋をひとつひとつうろついて　ここ？いや。ちがう。え。ここ？ちがう。どこ？どこにもない。どこなんよ。どこよ。ってなって　またギャグマンガのようにおよよ。とわかりやすく４歳児のように泣いていたら　子どもにもあきれられる。子どもは記憶力を駆使しているとも自覚なく、駆使しているから困りごとも少ないで　まだまだわたしの気持ちは分からないことだ。結局せんたくネットからあっさり発見されるのだった。
そんなできごとが重なって、その間にもまた突如、手の皮がこそげていて、えーこのところ錠を摂取してないのに、まだ薬がなんか言ってきてるとか思ったりもして、けど、できごとが重なってきて思うのは、ああコンサータ錠の効力が薄れつつある。ということを現実で自覚する日々だった。

でもそこいらから、なんで入ったのか不明だけど、片づけスイッチが入り、
ひとつめの部屋の片づけと、そして玄関にごみはつまれ、ほんとうに久しぶりに　よし子(仮名、電動掃除機の名前)を回せた。
錠剤を飲まないながらも　かたづけができた。そして玄関の床部が暗くそっけないので床に貼るシートを買ってきて張りつける。絶賛やりおわらない。

それから日中眼前なのか脳なのか、白っぽくなってきて、それが何なのかがわからず、そのままにしながら、５日にコンサータ錠18ｍｇを久しぶりに飲み、そのまま出かけ、そこからその辺の土地を観光客のように観光して　
そうしたら思いもかけないところに占いがあって、占ってもらったら占いのひとが口にすること　ほぼあたっていておどろいた。そのはげまし力のすごさと、力のぬけ加減よ。

そんなことはどうでもよくて、書きたかったのは、コンサータ錠を飲むと矢張脳はしゃきしゃきする。渙発する。28歳くらいのときのしずかで　けど必要時には動く脳にもどっている。
そうして翌日である今日は朝から頭がまわらず、眠くて二度ね。そうして頭が重く、ようやっとスイッチが入りだすのは昼近く。ということ。
せんたくと食洗機をかけるあいだにとこれを打つが、そのあいだにももやもやした、昨日の28歳脳を、今の脳が覚えているから余計に落差となってせつない本日の脳なり。
学者と対談するわけでもあるまい。
そんな日々のため　またしばらく錠剤をお休みします。