2021/10/10推しと向き合った結果(RELIVING行ってきた)(過去ブログ)
10月10日(日)、ぴあアリーナMM。
MAMORU MIYANO COME BACK LIVE 2021 RELIVING! supported by JOYSOUND。(supported by JOYSOUNDまでつけたくなるのってマモクラあるあるでは???)
いってきました。
真守にとって762日ぶりの有観客ライブだって。762日って……。思えば台風直撃BLAZING!千秋楽。教育実習前日に参戦して、帰れなくなりそうで母が車で迎えにきて、慣れない方面だからちょっと道に迷って結果めちゃくちゃ遅く帰るというとんでもない事件については今回省きますが(長い)、そんなBLAZING!から2年も経ったのか。短いようで長い。
実はその2年って私にとってすごく大きくて。正直に言うと、今回RELIVING!に参戦することが怖かった。緊張した。もう前みたいに楽しめないんじゃないかとか、ようやくできたライブなのに泣けないんじゃないかとか。いざライブに直面して現れるであろう素直な自分と向き合うのが、ものすごく怖かった。
2020年は嵐に愛も涙も時間もお金もほとんど捧げた。2021年は反動かわからないけど、SixTONESへの愛が爆増している。捧げている。
一応その間も、宮野真守のYouTubeをチラチラ見たり、グッズだってちょくちょく買っていた。でも、STREAMING!は卒論ドンピシャでほとんどすっ飛ばして見たし、実はシングルも円盤も買えていない。オタ活具合でいえば完全に冷めているととられても仕方がない。愛がなくなったわけではないけど、自分のキャパが追いつかなくなって、追いかけなくなると愛も不足してくる。遠距離恋愛ってこんな感じなの??(黙)大学生のときの異常な宮野真守への熱量が、気付いたらどこかへ消えていた。
宮野真守用Twitterアカウントも、全然動かさなくなった。(ときどきCreepy Nutsについて呟くくらい。)
だから、10/10が怖かった。ほとんど聴けていない曲をライブで聴くのも怖かった。今までそんなことなかったから。初めて参戦した2015のGENERATING!でさえ、ほとんど曲を知っていた。マモライ初心者みたいに臨むことへの罪悪感と、「何も感じないのではないか」という恐怖。めちゃくちゃ愛注いだ推しを推さなくなることが今までなかったので、そうなってしまうかもしれない状況がすごく怖かったです。
前日、着ていく服を一生懸命考えた。今回のツアーTもLIVING!のユニもキャップもあって、しかもちょっと暑いらしい。バッグとかキーホルダーとかどこまでつけていくか。結局決まったのは当日の朝だけど、なんだかワクワクした。こんな風に一生懸命考えるのは単純に久しぶりだったし、アイテムがたくさんあって恥ずかしげもなく身につけられるのは宮野真守のオタクやってるときだけだから。
当日、仲良しの連番相手と合流した。ライブ以外の現場にもよく行くからよく会うのだけど、ライブで会うのはやっぱり2年ぶりだった。開場までご飯を食べて、チケット渡して席にワクワクして。いざ会場着いて席まで歩くドキドキ感、わかってはいたけど「近くない???」ってソワソワしながら向かう感じ。おしゃべり控えなきゃいけなかったけど、さすがにちょっとしゃべっちゃいました。ごめんなさい。アリーナA1はLOVING!の仙台ゼビオアリーナ以来。そんなことを思い出した。
10/9のライブが終わった後、「OP泣く」「開始3秒で泣いた」という声で溢れていた。真守のオタクってほんと平安時代の貴族だからさ、すぐ泣くんだよね。またいつものやつでしょ??って思っていた。そんなOPがはじまった。
開始2秒で泣いた。(対抗すな)
正確に言えば、ぶわって込み上げるものがあった。簡単には涙が出ない女なので、マスクがグシャグシャになるまではいかないんだけど、ちゃんとマスクの中で顔が歪んだし、涙がぽろりと出た。
私の大好きなLOVING!。(EVER LOVEのときに下から撮ったカメラマンにほんと金一封あげたいんだよね)
マモライの様子が流れてきた。ファンの歓声と真守の声。失われた光景だった。幸せそうな真守とオタク。今でも忘れない。BLAZING!千秋楽。メットライフドーム単独が発表されたあの瞬間。ひっくり返るくらい揺れた。台風とか全部忘れた瞬間、私も大興奮した。
それから762日。762っていう数字が何を表すかなんてすぐわかった。そういうの弱いからほんとやめてくれ………
LIVING!が砂のように消えていく。悲しげに流れるピアノ。なんだこの重い演出。やめてくれみんな灰になってしまう。
でも真守はすぐ動き出した。リモートでセッションしたり、ユーチューバーになったりもした。新しい曲をたくさん届けてくれた。きっと誰より悔しかったはずなのに、歩みを止めず、ファンの気持ちに寄り添ってくれた。
そこに加わるチームマモ。みんなのインタビューを見て懐かしくなって、木原おじさんのときに咳き込む真守に笑って。チームマモも同じように寂しく思っていたこと、なんならファンと会えないこと以上にチームマモ同士で会えないことを寂しがっていて。みんなすごく良い顔をしていた。
そして出てきたチームマモ。髑髏城の7人みたいな、アベンジャーズしらんけどアベンジャーズみたいな。絶対に強くて揺るがない絆で繋がったチームマモが、ステージに立ってた。こんなスタートある??涙
あ、帰ってきた。と思った。この場所に。おかえり!もひさしぶり!もこちらから声をかけることはできないけど、心の中でたくさん叫んだし、会場中にみんなの心の声が聞こえた。一気に心掴まれた。「実家みたいな安心感」ってよく言うけど、こういうことだなって思った。ほんとにこれだ。
正直、OP以降の曲しばらくはほとんどフルで聞くのが初のものばっかりだった。ごめん。でも、だからこそすごく新鮮に言葉を受け取れた。全てを感じ取ることができたよ。ダンスも全然覚えてなくてごめん。でもみんなの見ながら一生懸命覚えたよ。すごく楽しかった。残照も、マイルストーンも、Question?も、ぜんぶよかった。
2年間、同じ熱量で追いかけ続けられなくてごめん。見られてないYouTubeだっていっぱいある。ファンクラブの会員証も新しいの無くしちゃった。謝りたいことはたくさんある。だけど、真守みたら全部吹っ飛んだ。大好きだよ、私またマモライに帰ってこれて本当によかったよ。自分の力でするオタ活を学んだのは、宮野真守だったってことを思い出しました。
あの日の話 ずっと伝えたくて
でもこうして会えたら 何も言葉はいらない
真守はいつも、歌で言葉を届けてくれる。それは、ミュージカルを経て、より一層上手になった気がします。だからこそ、この2文でまず泣いた。
離れ離れは正直こたえたけど
でもそれぞれの場所で頑張ってたんだよな
真守以外のところに目を向けてしまったこの2年。自分は就活に卒論にサークルに、そして社会人になって。うまくいかないことも、苦しいこともたくさんあった。真守から離れている間に私は私で頑張っていたように、真守も真守で頑張っていた。オタクひとりひとりに人生があって、みんなそれぞれ頑張ってた。みんなのこれまでが肯定された気がした。
目の前にある景色は夢じゃないよね
君がいて 僕がいて ただそれだけで
孤独に思えた 道はたしかに
この今に この場所に繋がってたんだ
泣かないわけないじゃないですか。辛かった悔しかった、メットライフドームがなくなって、ライブもまともにできなくなって、声をかけてあげることすらできない。でも、たくさんお客さんが入ったところで、みんなと愛を共有しながらライブをまた楽しむことができる。タイミングによっては、突然なくなることだってあり得るこのご時世で、本当にライブを開催できてよかった。参加することができてよかった。って、心から思えた。頑張ってよかったって心から思えました。
「Milestone」が本当に沁みて、いつかこの歌をメットライフドームで歌う日がきてほしい。絶対に見届けたい。次こそ滝のような涙を流す自信がある。
私がさらに泣いたのは、夜公演。「LIFE」を歌ったときだった。ボーナストラック(?)で歌ってくれたわけだけど、チームマモが歌ってくれてめちゃくちゃ可愛かったし、この曲のリモート動画はすごく見たから、一番鮮明に自粛期間を思い出した。みんなが楽しそうに同じ場所に集まって歌う姿に、涙が出てきました。
全体を通して、コントだってないしMCだって少ないし、いつものコーレスタイムもなくて、やっぱり物足りなさはどうしたってあるけれど、それ以上に真守が本当に幸せそうで、チームマモが幸せそうで、物足りなさの中でも、やっぱりやれてよかった。いつか完全に戻る日がくるまで、もう1度追いかけたいと思えました。
10/10、ドキドキしながら推しと向き合った。やっぱり以前の熱量には戻せないかもしれないけど、円盤は買いたいし、会いに行きたいし、新しい形で新しいオタ活を再開したい。23歳の私で、38歳の宮野真守と向き合いたい。
[https://twitter.com/only_you_37/status/1447077639936622598:embed#なんかこの満足感と多幸感とが、マモライ だって感じがする、昔の曲にいろんな思い出が詰まってる #RELIVING ]
メットライフドームに立つ日は、絶対に近くにいたい。直接見届けたい。これからまた私がどんな気持ちになるのかはわからないけど、そんな未来が叶うといいなと願い続けています。
p.s.
11月6日のFCイベントはお腹抱えて笑ったし、大好きなLast Aroundまで聞けて、本当に幸せでした。これがあるからマモクラはやめられないね!!!!