新しいコンセプトと伊勢丹でのお買い物
色々なことでもやもやしていて、さまざま打開策をそれなりに講じてきたつもりで、今。コンセプトを変えようと思いました。
コンセプトを決めたのは1年近く前(ベータ版)のことなので丁度良い頃合いだったのかもです。
コンセプトが合わなくなってきていた
これまでの「魔女」のコンセプトも好きだったし、自分の中で「ちゃんと形になった」感はあったのですが、今の気持ちに追いつかなくなっていました。魔女は何というか重い… 呪いが自分にもふりかかってきそう… 今はとにかく軽くなりたい。切実。(気持ちも軽くしたくて香水を買ったときの話はこちら↓)
結果、新しいコンセプトは「私自身を助けてくれる妖精」に。羽がつきました。ぱたぱた。
コンセプトは、自分が被る皮、と言えるのではないでしょうか。それを被る前の私は何者でもない、人間の形ですらない、泥人形みたいな何か。朝起きたときの状態がまさにそれです… 布団から出られない… 目も開かなくて髪の毛ボサボサ。コンセプトという皮を被ると人前に出られる。どんな人の前にでも萎縮せずに立っていられる。
「私自身を助けてくれる」という枕詞がつくのがややこしいのですが。私は自分勝手な人間で、自分のことしか大事にできないので、他人を助けたいより自分自身のことを助けてあげたいんですね。
朝起きて顔を洗って準備するのが死ぬほど面倒なときでも、
「朝辛いね」「大丈夫だよ」「一緒に頑張ろう」「考えすぎはやめない?」
応援して一緒に悩んで一緒に解決策を探そうとしてくれる。マンガで言うとヒロインの周りをふわふわ飛び回っているデフォルメされたちびっこフェアリーみたいな。
じゃあ服どうする
魔女→妖精へのトランスフォーメーションですが、意外と大掛かりなことにはなりませんでした。そもそも服はほとんどモノトーン系だったのと、夏服が黒や暗い色味のものを中心としていたのに対して、秋冬の服が白や淡い色のものばかりだったからです。(もしかしてコンセプトって季節で変わるもの…?)
なので、服を総入れ替え!みたいなことにはならなかったのですが、その中でほぼ唯一、今のコンセプトに合わないトップスがありました。何のこだわりも理由もなく着ていて、思えば2年は経っている、GUで適当に買ったやつ… これに代わるものを買いたい!そう思い立って新宿伊勢丹へ向かいました。
伊勢丹の店員さんたちは皆やさしかった
本当にこれに尽きて… これを言いたくてこのnoteを書いていると言ってもいいぐらい。あきやさんもよく書かれていますが、店員さんは基本的には私たち(お客様)が求めているお洋服を頑張って探そうとしてくださるのですよね…!すごく実感しました。「今着ているこれに代わるものを探しています」と具体的なのかそうでないのか分からない無茶な相談を持ちかけた私みたいな人間に対しても、とても丁寧に接してくれました。伊勢丹で試着したブランドの店員さん皆そうでした!
自問自答ガールズの皆さん揃って言われるように、私も声を大にして言いたい。
試着怖くないよ!GUとユニクロの格好で伊勢丹へ試着に臨んでしまった私でも大丈夫だったよ!
ブランドを3つ回って、一旦帰って翌日もう一度(今度は違うボトムスと組み合わせてみたくて)試着しに行ったら、同じ店員さんが前の日の試着のことを覚えてくださっていて、「ゆっくり悩んでください」と言ってくれたのが嬉しかった… マニュアル通りに接客されただけかもしれないけど、上っ面の言葉には聞こえなかった。皆さんとっても笑顔が素敵だった。それだけでも伊勢丹に行って良かったと思いました。
その服にはどんな局面でも切れる最強のカードがある
今回選んだのは、これまでの私なら絶対に選ばないデザイン。見た目ですでに抵抗感のあったデザインをあえて手に取ったのは、あきやさんの言う「びっくり試着」をしてみようかなという気持ちもあったから。でも羽織ったときに予想以上のしっくり感があって、とってもびっくりしてしまいました。
他にも色々と試した中で、それを選んだのは、「これはこんなデザインですから!」で乗り切れると思ったからです。
この合言葉でどんな局面でも乗り切れそう… 今のコンセプトの妖精も愛嬌と茶目っ気たっぷりの笑顔で「こんなデザインですから!」と圧をかけてくるのが目に浮かんで、これだ!と思ったのです。ちょっと自分に自信がないとき、不安に思うとき、身にまとう洋服やアクセサリーからパワーを分けてもらいたいことって、ありますよね。
これからじわじわ馴染んでいくといいな。