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写真と私(気づきのご縁)


頭でっかちで、季節の移ろいにも鈍感な人間でした。

もうすでに年寄りですけど

4月からの写真ブログ投稿、7月からは、娘のお下がりの一眼カメラ、11月からは昆虫と野鳥の撮影にはまってます。ぜんぶ1年生です。

先月に一張羅のカメラの死亡で、少し頭を冷やすご縁を頂き、他の方の投稿やYouTube動画をきっかけに、少しだけ自身の振り返りもありました。

一体、自分は何がやりたいのかなあ・・・

下手の横好きで、何も得意のない私ですが、今は心が写真に占有されてます。

特に野鳥撮影は、私の認知スキルとは真逆の要求をされる世界です。
料理を少し始めた時にも同じ感覚を持ちました。
的確な段取りと臨機応変な状況判断ができる方々の素晴らしい写真には圧倒されます。仕事でもポンコツだった私とは違って、仕事もできる人々だと思います。

野鳥撮影に限らず、多くの写真家のYouTubeを視聴しても感じますが、直観のおもむくままに暴走する自分とは違って、入念な準備と想定の下で、こんなにも素晴らしい写真を撮れるのだなと教えられました。

私の写真は、撮って出しでは全くだめです。トリミング、露出、色味を後でゆっくりと試行錯誤する時間が撮影より好きかもしれません。

こんな粗製乱造の写真ブログでも毎日、50人くらいの人が見てくれて、毎日誰かがフォトギャラリーの写真を使用してくれるので、承認欲求で暴走していました。
娘たちから社会不適合者と呼ばれ、プチ世捨て人を気取っていたのにです。

年齢的にも心身の衰えを心配する必要がありますけど
写真ブログを始めて以来、心身ともに、これまでの何倍も活動的に過ごせているからいいのかもしれません。

そういえば、養老猛さんが虫取りはとても健康にいいと書いておられました。
養老先生が、虫を追いかけて車に轢かれそうになるのを目撃した下重暁子さんが、シンポジウムで触れて笑いを取ってましたけど、私も似たような状況がたまにあります。

野鳥撮影の投稿者でも遊びの感覚で楽しい投稿にも出会いました
私にはこれでいいのかもしれません


遊びをせんとや生まれけむ 〜「梁塵秘抄」

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