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病気のこと

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経過記録⌇うつとか、摂食とか……
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#元不登校

8/2 母親の呪縛

8/2 母親の呪縛

ふと思い出したことがある。
小学六年生のとき、起立性調節障害の影響で、身体も顔もパンパンに浮腫んでいた。
当時はまだ診断されていなかったから、母親は太ったのだと勘違いして、私にダイエットを強要した。家では白米を食べさせてもらえなかった。私は、周りより太いことは自覚していたけど、ダイエットをしようなんて思ったことがなかった。もちろん、浮腫んでるから食事を減らしても改善しなくて、母親はダイエット用のド

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病気でも幸せに生きていい

病気でも幸せに生きていい

🫖さんに言われた。
「翠の食事の話からは不健康になった!ってアピールを感じる」「痩せたのを褒めて欲しい、不健康になっている私を心配して欲しいという翠の欲求を感じる」と。

心当たりはあった。そもそも摂食になったきっかけは、自分は病人なんだと、アピール、自覚するためだった。摂食にならなくても、うつ病なんだから、もとから病人なわけだけど、私は自分のことをうつ病だと認めていなかったし、心のどこかで「う

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妹が羨ましい

妹が羨ましい

私には2つ年下の妹がいる。
今、中学3年生で春から高校生になる。
少し前に受験が終わり、無事第1志望に合格した。
合格発表の日、妹から合格したと報告のLINEが来た。私は、素直に嬉しかった。朝10時から夜6時まで図書館に篭って勉強していた妹を知っていたから、第1志望に合格して欲しかった。
でも、正直なところ、悔しくて羨ましくて、私には無いものを妹はすべて持っているようにも見えた。実際にはそんなこと

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時間という薬

時間という薬

中学2年の夏頃、ちょうど体調に異変を感じ始めたくらいの時期に、日記を書き始めた。
最初は体調の異変を経過記録のような感じで書いていて、慣れてきたら自分の感情を好きなように、好きなだけ書いていた。

たまに、その頃の日記を読み返したりもするのだが、我ながらよく頑張っていたなぁ、と思う。夏頃は「身体が重い」などと書いていたのが、冬になると不登校になり、「早く死にたい、消えてしまいたい」のような言葉で埋

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